「やれやれ、専制君主が死んだというのに、専制政治は生き残っているではないか」

お前もか 世界で一番有名な暗殺。 盟友カエサルへの権力が集中し過ぎた事に対して強い危機感を覚え、周りの者からの指示もあり、暗殺という手段をとったブルータス。シェイクスピアの「ジュリアスシーザー」の中でも『暗殺者の中でブルータスただ1人は本当にローマの未来の為にカエサルを暗殺した』とある。彼は帝政(独裁政治)を阻止する為に暗殺という道をやむなく選んだが、結局その後カエサルの養子オクタヴィアヌスによる帝政は阻止できなかった。同世代に生き、暗殺を好意的に受けとめたキケロはタイトルの言葉で嘆いたという。

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