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勉強なしでは生きられない体になってしまう「読む麻薬」

何気なくYouTubeを見ていたときのこと。オススメに現れた「勉強麻薬」というタイトルと、サムネの「勉強依存」の文字。

著者のYouTubeでした。圧倒的な言葉のインパクトにやられました。もし、「勉強麻薬」というタイトルの本をつくって書店に平積みされたら、お客様はどんな反応をするのだろう……? 想像するだけでワクワクしました。
すぐに著者に連絡しました。
そして、あれよあれよと生まれた新刊が海外塾講師ヒラ『勉強嫌いでもドハマりする勉強麻薬』です。

資格試験や独学、英会話などの勉強をされる社会人向けに書かれた本ですが、もともと著者は受験向けの授業をしてきたために、中高生やその保護者にも役に立つ内容です。
Amazonでは8/26(土)に発売になりますが、それに先駆けて本書の「まえがき」を全文掲載します。


まえがき あなたを「勉強依存」にする読むドラッグ

 もう冒頭から素直に言っちゃいますね。
 この本、ヤバイです。
 聞いたことがない話がバンバン出てきます。本書を読みながら「何それ!?」とツッコミまくることでしょう。なかなか受け入れ難く、期待よりも抵抗感が先行する内容かもしれません。
 でも、ぜひ飛び込んでください。少しでもやってみてください。本書を読みながら「これはできそうだ」と感じたことがあれば紙にメモし、日々の勉強で実践してみてください。

本書を読む→できそうなことを紙にメモする→やってみる

 このシンプルな行動で、あなたにとって勉強はなくてはならない存在になってしまいます。
 そう、本書のテーマはあなたを「勉強依存」にすることです。
 かなり怪しく、うさんくさく感じると思いますが、本書を読み終えるころには、あなたは立派な「勉強依存」予備軍になれます。つまり、本書は「勉強依存」になるためのゲートウェイドラッグみたいな位置づけです。そして本書の内容を実践したなら、間違いなく「勉強依存」になってしまうでしょう。オススメは、読みながらその都度実践すること。そのほうが効率的に「勉強依存」になってしまいます。
 依存とかドラッグなんて言葉を見て、「怖い」と感じたでしょうか。
 でも、本を閉じるのは、もう少し待ってください。この本に書かれていることに、非合法ドラッグや危険ドラッグのように、「副作用」と呼べるようなものがないからです。せいぜい、人が変わって勉強に打ち込むあなたの姿を見て、まわりが心配するくらいでしょう。
 そもそも本書を手に取ったということは、あなたは資格試験や受験など、止むにやまれず、勉強しなければいけない状況に追いつめられているのではないでしょうか。そして、そうした状況にいながら、本心では「つらい」「しんどい」「めんどくさい」からやりたくない……などと考えているかもしれません。アクセルとブレーキを間違えてコンビニに突っ込むクルマとは逆で、アクセルをベタ踏みしないといけない状況下で、ついブレーキを踏んでいるわけです。
 しかし、そんなあなたの停滞した人生を劇的に変える可能性が本書にはあるのです。

 なぜ、私が「勉強依存」というテーマでこの本を書こうと思ったのか?
 これまで10年以上、約1000人の生徒を直接指導し、そしてYouTubeをメイン媒体としたSNS発信を3年以上してきて、勉強で結果を出すためには「勉強に依存すればいい」とわかったからです。
「勉強したくてもなかなかやる気が起こりません」「勉強しないといけないことはわかっているけどできません」「勉強があまり好きではありません」という生徒、視聴者の声をたくさんいただいてきました。
 それに対して「楽しいから勉強しよう」「自分を成長させてくれるから勉強しよう」「人生を変えてくれるから勉強しよう」……と正論、というか上っ面の言葉でごまかそうとしても、脳は汗をかこうとしません。
「だったら、有無を言わさずに勉強に依存するように指導すればいいのではないか」
 スマホに依存するように勉強に依存できるようになれば、おのずと結果も出てくるはずです。
 しかし、「勉強に依存してください」と言われたら、抵抗感を抱く人は多いと思います。ほとんどの人は、「依存」という言葉に、あまり良い印象を持たないからです。タバコ依存やギャンブル依存、アルコール依存など「〇〇依存」と言われるものは、何かしらの治療が必要とされています。
 だから、あなたは感じるはずです。
「勉強依存? 何それ? なんか怪しいな」
 わかります。
 しかし、私はこれまでたくさんの生徒を勉強に依存させてきました。指導したほぼすべての生徒と言ってもいいでしょう。実際に生徒、保護者様からも「先生は勉強に依存させるのがうまいですね」と言われたことが数えきれないほどあります。そこには否定的なニュアンスはありません。当然のこと、勉強に依存している人ほど勉強で結果を出しているからです。
「勉強依存」とは、勉強することがあたりまえになり、勉強になんの抵抗感も持たなくなり、勉強時間を自分から勝手に増やすようになっていくブースト状態のことです。
 こうなれば、あとは勉強の質や中身を濃く、深いものにしていけば加速度的に知識を吸収するようになります。そのうえで、私が勉強の考え方や勉強法を徹底的に伝授することで、勉強量と勉強の質を最高レベルにまで高めさせれば、依存前の自分では考えられなかった報酬を得ることができるのです。

  • 難関資格試験、検定試験一発合格。

  • 定期テスト5教科300点台から450点超え。

  • 偏差値60台から偏差値70超え。

  • 学年順位1位獲得。

 次はあなたの番です。
 本書ではあなたの「あたりまえの基準」をどんどん変えていきます。これまでの勉強に対する「あたりまえ」を捨ててください。今までと同じような考え方では勉強に革命を起こすことはできません。
「絶対に勉強依存になってやる」と覚悟を決めて、一緒にジワリジワリと考え方を変えていきましょう。「勉強依存」という言葉への抵抗感が消えたとき、あなたの日常は大きく変わり、望んだ結果を手にしていることでしょう。

 ここまでお読みいただいて、そうは言ってもまだ一抹の不安がある、いや、それどころか不安しかない、という人が大半ではないでしょうか。「騙されたと思って……」というのは、詐欺師のクロージングでの常套句なので使いたくはありません。だから、あえて私は次のように言いましょう。
「騙されるつもりで読んでください」
 疑念、不安、不信用、怪訝、心もとなさ……、なぜなら、そうしたマインドブロックがないほうが、結果的に効率的に勉強依存体質になれるからです。
 本書の内容はすべて私や私の生徒、何万人もの視聴者の皆様が実践し、結果を出してきた方法ですのでご安心ください。決して個人的な思いつきで考えたノウハウではなく、再現性が担保された、多くの方々に当てはまる実践的かつ汎用性の高い内容になっていると断言できます。

 なお、本書のメイン読者は「社会人」としています。
 少なくない社会人の方々にも私のYouTubeチャンネルを見ていただいており、勉強に関する質問やご相談が多く、勉強法を書籍化してほしいというリクエストがたくさんあったからです。
 ただ、先述したとおり、私が運営しているYouTubeチャンネルは小中高生向けの授業動画がメインという背景もありますし、現在も全国の小中高生約100名以上を1人で指導しています。したがって、事例も小中高生の生徒のものがたくさんありますので、日々勉強に励む小中高生、その保護者様にもぜひ読んでいただきたい内容となっています。

「本書を読破された方々の勉強人生を変える」という理念のもと、塾講師人生のすべてを懸けて本書を書き上げました。ぜひ、最後までおつき合いください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(編集部  い しぐろ )


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