【フォレスト出版チャンネル#8】人気YouTuber「クリスの部屋」のクリスさんが登場!【後編】
このnoteは2020年11月25日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。
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ニューメキシコ州サンタフェから
渡部:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティの渡部洋平です。今日は3日目ですね。引き続き、スペシャルゲストであるクリス・モンセンさんにお越しいただいています。クリスさん今日もよろしくお願いします。
クリス:よろしくお願いいたします。Thank you so much! I'm happy to be here!
渡部:編集部の寺崎さんもよろしくお願いします。
寺崎:よろしくお願いします。
渡部:引き続きですね、クリスさんの最新刊『生き方は、選べる』から、お2人に色々語っていただきたいと思います。そういえばですね、1回目、2回目の放送で触れなかったんですけれども、これZOOMで今収録をさせてもらっていまして、クリスさんはニューメキシコ州サンタフェから参加していただいています。
クリス:そうなんですよね。日本が朝で、サンタフェが夜っていう感じで、すごく面白いなって思っているんですけれど。
渡部:今収録をさせてもらっていますが、そんな状況の中で、本を作るというのはどういう工夫をしたんですか?
寺崎:そうなんですよ。だから最初は日本で打ち合わせも取材も全部やっていたんですけど、途中からアメリカに行かざるを得ない状況になったということで苦肉の策でですね、クリスさんにビデオメッセージみたいなもの、要するに今ユーチューブで上がっている様なものを何本もたくさん作ってもらって、それを送ってもらったんですよ。
で、それを元に私とライターさんとで作ったという感じです。だから、実際にリアルで取材ができなかったんですけど、逆にそのメッセージが「生もの」という感じで良かったので、それを文字に起こして、さらに読んだときに伝わるように工夫してきたって感じですね。
渡部:なるほど!最初、まだコロナが始まる前に寺崎さんはクリスさんのサンタフェに行きたいって話してましたもんね。
寺崎:そうなんですよね。最終的にはサンタフェなんですけど、実際クリスさんとスタッフの方と進めていたのが、イベントでキャンプをやりたいねって。この本を読んでくれた読者を集めて、日本の色々なところで軽井沢とか八ヶ岳とか、そういうところで。「リフトキャンプ」っていう名称で進めていたんですよ。リフトキャンプ最終目的地はサンタフェキャンプだー!って、盛り上がっていたんですけど、コロナで全部中止になっちゃって、企画倒れで。まあ、今現在も企画をなかなか進められないんですけどね。
クリス:そうなんですよ。オリンピックもキャンセルになっちゃって。
渡部:クリスさん、オリンピック楽しみにされてるっておっしゃってましたもんね。
クリス:そうなんですよ。僕、陸上競技の男性のファイナルのA席当たったんですよ。だから、奥さんと一緒に行く予定だったんですけども・・・。まあ、来年にオリンピック出来たら行きたいなって思ってるんですが。
コロナ禍でどのようにして本づくりが進んだか
渡部:コロナで出来なくなってしまったことってたくさんあると思うのですが、逆に良かった点っていうのも見えてきたと思うのですが。寺崎さんもビデオでクリスさんとやりとりをしてこの本を作ったと話されていましたが、それ故にすごくエネルギーのこもった本になってるなっていうところもありますよね。
クリス: 僕もちょっとやばいなって感じたんですよね。日本に行けないことで、本どうなるのって。じゃあ、コロナが終わるまで中止にする?キャンセルにする?っていうことも考えていたのですが、みんなと話し合って、本当に奇跡のように新しい進み方というのが見えてきて。
私が考えていたことをマインドマップにして、PDFにして寺崎さんに送って、見てもらって。ちょっとラフなチャプターとかラフなトピックとかを付けて。それについて僕がビデオ撮影したんですよね。それを送って、文章にまとめていただいたんですけども。
ちょっと難しかったところが、僕の話し方だったんですよね。例えば、僕が話す時にその本のテイストで「こういうことはこういうことなんだ」って「だ」って言うのか、「だよ」っていうのか、「だよね」って使うか、かなり難しかったのですが、それが上手くまとまったなって感じています。
寺崎:今回、その文末表現、「だ」とか「である」とか「だよ」とか。これは、最後の最後まで迷ったというか、徹底的に手を入れた箇所です。すんなり入ってくるようにしたくて。口語体の文章って難しいなと思ったのがその点ですね。「ですます」で全部統一できないってところが難しかった。
クリス:英語の本が、日本語になる時は、「ですます」、又は「だ」っていう、そういうモノトーンみたいなのがずっと続くんですよね。でも、この本は波があるっていうか、「大丈夫だよ」っていう、センターにあるメッセージを上手く伝えることが出来ていると感じています。
渡部:クリスさんが最後の方の編集で緩急っていうんですかね、すごくこだわられていたやりとりを僕も見ていたので、それがすごく出ている本なんだろうなと感じましたね。
クリス:そうですよね。ちょっと僕も完璧にやろうとしたところがあったかもしれない。やっぱり、手放していくっていうのも大切ですよね。完璧に全部まとめて、全部自分のやり方で努力して、最後までやるぞっていうかたちで、僕はずっと生きてきた人間なのですが、今回チームメイトに手放すっていうか、バトンタッチするっていうか。そうすると、こういうメッセージもあったんだみたいな感じで、新しい視点を持つことができたというのはありますね。
カバーデザインのいきさつ
渡部:ここまで、本の内容についてお2人に語っていただいたのですが、本といえば魅力としてカバーのデザインもあると思うのですが、この辺はクリスさん、寺崎さん、それぞれのこだわりみたいなのはどうだったんでしょう?
寺崎:タイトルもすごく悩んだのですが、やっぱりカバーデザイン!本文もそうですが、デザインって超重要なんで、これをどのデザイナーさんに依頼しようかなって、それこそ2年ぐらいずっと考えてたんですよ。パソコンのフォルダに候補デザイナーリストというのを作って、そこにバーっと入れていたのですが、なんとなく直感で、ある本を手にして、このデザイナーの人に依頼したらうまくいくかもって。直感で、ピカーってきた時があったんですよ。iroiroinc.の佐藤じょうたさんというデザイナーさんなのですが、彼に依頼して大正解だったなって今思ってて。
デザインって編集者の場合、いつも仕事しているデザイナーさんの方が仕事がスムーズなので、「今回はAさんにお願いしよう」「今回のテイストはBさんに合うから、Bさんにお願いしよう」とやることが多いんだけど、この本は何か新しいエネルギーを注ぎ込んで化学反応を生み出したいなっていうのがあったので、新しい今まで仕事したことのないデザイナーさんに依頼したんですよ。
それで表紙はね、新たに撮影していただいた雄大な自然の中のクリスさんの写真なんだけど、中身の方も今回ニューメキシコ州のすごい自然の中に居るクリスさんの写真がたくさん入ってます。クリスさん、あの砂丘みたいなところってどこの場所でしたっけ?
クリス:それがですね、ホワイトスタンドっていうニューメキシコ州の南のところにあるすごいスペシャルな場所なんですよね。White Sands Mexicoっていうところです。
寺崎:これは白い砂なんですか?
クリス:昔は湖だったんですよ。一応白い砂の場所と呼ばれているんですけど、実は砂じゃない。なんか違うケミカルなんですよね。違うものなんですけど、本当に砂漠のような・・・。「トランスフォーマー」とかそこで撮影してたりするんですよ。最初のやつとか。
渡部:クリスさんの愛犬のブルーが写ってる場所もありますね。
クリス:最後の最後のページには息子も映ってて。
寺崎:あと奥さんが写ってれば完璧だったのかな。
クリス:でも僕の奥さんは事務所に入っていて、写真を使うっていうのは微妙なところもあるんで。事務所を通さないといけないっていうのもあったんで。本当にかっこいいですよね、この表紙。緑と黄色がめちゃくちゃかっこいいなって。今日の収録の前にみなさんと話していたんですが、僕の部屋の色も緑にしようかなと思ってて(笑)。「クリスの部屋」のテーマの色も緑にしようかなって。そうしよう!そうする!
寺崎:今日、キャップ緑ですね!
クリス:今日キャップ緑です!やっぱ緑と黄色がすごい合いますね。
渡部:アマゾンなどでチェックしていただけると、かっこいい表紙が見れると思うので、ぜひ見て欲しいですね。
著者&担当編集者おすすめのコトバ
クリス:ぜひ、この本を購入してください!本当にこの本はいいです!この本に入っているメッセージが「僕、よくこんなこと言ったね!これ、言ったの僕じゃないでしょ!」みたいなものがいっぱい入っているんですよ。本当にピュアなメッセージがいっぱい入っているんですよね。ぜひ本屋さんで見ていただいて!美しい言葉が一杯入ってます。
寺崎:それ全部クリスさん本人の言葉ですよ!
クリス:マジ!?
3人:(笑)
クリス:降ってくるんですよね、こういうの。絶対、僕こういうこと言えないもんね。「輝いている人は自分に正直だ。出来ない自分でいい。自分がいる場所を認めてあげてほしい。自分を大切にしてあげよう。あなたは大丈夫なんだ」すごく美しい。プラス、特典のワークでビデオがいっぱい入ってるんで。このワークは、やると現実が絶対変わってくると思います。
渡部:今、本文に話が戻ってきたので、最後にですね、クリスさんの1番好きなページがあれば教えていただきたいのですが。
クリス:216ページのところなんですよね。これが「自分のバランス」っていうところなのですが、「僕らは大いなる自然がもたらす奇跡のバランスの一部。人間には直感が備わっている。それこそが心だ。」っていうところなんですけれども。ここが地球や自然の話をずっとしていてですね、僕たちもこの自然の一部なんですよ。自然っていうこの不思議なバランスを信頼する。前回、寺崎さんがおっしゃっていたのですが、自分の心をフォローするっていうのは怖いじゃないですか。でも、それを信頼するっていうのは、「心も自然の中のバランスの一部である」から、その大きい力を信頼する。飛び込んでいくっていうこと。そのチャプターが、最後の最後のところなんですけども、僕は大好きです。
渡部:ありがとうございます。編集の寺崎さんはどうですか?
寺崎:僕はページ数で言うと172、173なんだけど、見開きで言葉がドーンと載ってるページがいくつかあって、そのうちの1つの「ほんの1ミリだけでもいい。たった1ミリ変えることで、それが1cmになり1mになり1kmになって現実を変えていく。」 ここが1番好きかな。
渡部:本をお手元に持っていらっしゃる方は是非、今クリスさんと寺崎さんがおすすめしたページも見ていただきたいなと思います。
寺崎:ちなみにさっきクリスさんがおっしゃっていた特典。これ読者限定の無料特典なんですけど、動画が全部で10個あって、かなりお得だと思います。これが無料でもらえるのは、作った側が言うのもあれなのですが、本当にお得なんじゃないかなと思います。
渡部:最後に寺崎さんからのダメ押しの一言でしたが、クリスさんからも本の案内とこれからの活動についても少し教えていただければと思います。
クリス:ありがとうございます。ぜひ、この本を手にとっていただければ幸いです。本屋さんで、ちょっとピックアップするだけでも、多分この感情が伝わるんじゃないかなって思うんですよね。最後に、ちょっとだけ読ませていただきたいんですけど、「やりたくないことをして嘘をついて生きていたら、ずっと自分に嘘をついていることになる。嘘をつかずに生きる。それこそ究極のウォーリアシップ。愛の戦士だよ。」というところがあるんですよね。これは自分軸っていうんですかね。他の人のためじゃなくて、本当の自分は何だろうっていう。やっぱりちょっと怖いんだけどね。愛の戦士の生き方のマニュアルかな。マインドフルネスのワークも入っているので、結構本気な本だと思います。読んでいただければ幸いです。
そして、これからの活動についてなのですが、今私はビジョンプログラムっていう、しっかりやると2、3ヶ月かかる、勉強が好きな人にすごいお勧めな、キャリアとして、自分の本当のビジョンを見つけていくというもの。それをどうやって見つけていくのかというコースもあるんですけれども。今後は、みんなと一緒にコミュニティの中で、その月に何か新しいことを学ぶ。例えば「断り方」とかね。マインドフルネスの瞑想とかもそうなんですけども、みんなと一緒にお互いをサポートしながら、例えば、今月は断り方のスキルを上げていくとか、そのようなコミュニティみたいなのもやっていくっていうかたちで今動いています。
渡部:クリスさんありがとうございました。これからのクリスさんのことも皆さん、是非チェックしてください。私たちも楽しみにしています。本日はYouTubeの人気チャンネル「クリスの部屋」からクリス・モンセンさんにお越しいただきました。本当にありがとうございました。
クリス・寺崎:ありがとうございました。
渡部:この番組では編集者や著者が本作りの裏側や最新のビジネス情報などリスナーの皆さんにとって役立つ情報をお届けします。ぜひ次回もお聞きください。またお会いしましょう。ありがとうございました。
(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)
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