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私とこの1冊

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フォレスト出版の編集者が自らの読書体験を公開。
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#藤原新也

【フォレスト出版チャンネル#191】出版の裏側|印象に残っている本づくりエピソード

このnoteは2021年8月6日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。 20年以上やっていると、選べない!?渡部:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティーの渡部洋平です。8月6日、夏休みでしょうか。そろそろお盆がやってきますが、今日は編集者のお二人に来ていただいて、お話を進めていきたいと思います。それでは、森上さん、寺崎さん、よろしくお願いします。 森上・寺崎:よろしくお願いします。 渡部:今日のテー

【フォレスト出版チャンネル#124】フリートーク|編集者おすすめの3冊【2】

このnoteは2021年5月6日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。 あなたの「座右の書」は何ですか?今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティーを務める今井佐和です。本日は「編集者おすすめの3冊」というテーマで、編集部の森上さんとお話していきます。森上さん、よろしくお願いします。 森上:よろしくお願いします。 今井:「編集者おすすめの3冊」というテーマで、前回は寺崎さん、今回は森上さんの回となり

汚れれば汚れるほど良い本。

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 人生や仕事に影響を与えてくれた本、いわゆる「座右の書」は、誰でも1~2冊はあるのではないでしょうか? 私が学生時代に出会い、社会人になってからも、ふとしたときに読み返してしまう1冊に、『メメント・モリ』(藤原新也・著)という本があります。私の人生のバイブルです。 写真は、現在私の手元(座右)にあるもの(三五館から刊行された21世紀エディション)ですが、私が学生時代に出会ったものは、1983年に情報センター出版局から刊行され