マガジンのカバー画像

私とこの1冊

48
フォレスト出版の編集者が自らの読書体験を公開。
運営しているクリエイター

#恋愛

夏休みの読書感想文にふさわしいかどうかわからない面白い本を紹介します【後編】

フォレスト出版編集部の寺崎です。 今日はこちら↓の前編に続く後編です。 いやー、まさに小学校は今日から夏休みです。いかにも夏休みらしい晴天で太陽が大地を照りつけています。こんな日はざぶーんと海やプールに飛び込むのもいいですが、冷房がキンキンに効いた部屋で本を読むのがおすすめ。 というわけで、後半いきます。 編集者は”ぜいたくな仕事だな”と思わせる『圏外編集者』この業界の人間であれば、一度は名前を目にしたことがあるであろう都築響一さんの『圏外編集者』(朝日出版社)です。

【note限定】伝説の連載が1回限りの復活、幻の原稿を全文公開します。

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 先週日曜のnoteで、個人的にハマった雑誌連載に初めて出会ってから4年の歳月を経て、その連載著者の書籍企画を実現した話について触れました。 ダイジェスト的にざっとまとめます。 私がハマった雑誌連載の1つとは、月刊誌「サイゾー」2008年12月号からスタートした松尾知枝さん(当時:水谷舞さん)の連載「合コン四季報」。元JALのCAで「合コンアナリスト」の松尾さんが一流企業の男性陣たちとリアルに合コンを実施して、合コン中の男性

ふと目に留まった1冊から、その企画は始まった

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 私事で恐縮ですが、90年代から2000年代は、雑誌を読み漁っていました。高校時代の「Hot-Dog PRESS」はもとより、大学時代からは4大週刊誌(ポスト、現代、文春、新潮)をはじめ、「噂の真相」「新潮45」「rockin'on」「月刊カドカワ」「CREA」「サライ」「ダカーポ」「鳩よ!」「BRUTUS」「東京人」「月刊創」「サイゾー」など、男性誌からサブカル誌、一部女性誌まで、ジャンルは比較的幅広かったような気がします。