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私とこの1冊

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フォレスト出版の編集者が自らの読書体験を公開。
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2021年5月の記事一覧

コロナ禍でどこにも行けない方々へ。「SHIMADAS」というぶっ飛んだ本を紹介

編集部の稲川です。 新型コロナウイルスは収まりを見せません。東京・大阪・京都・兵庫の4都道府県に4月25日~5月11日まで出された緊急事態宣言。今日にも菅政権が現在の状況を協議するそうですが、大阪の吉村知事は、緊急事態宣言解除は難しいと言っていますし、このあとどうなるかわからない状況です。 今年のゴールデンウィークは、『外出派の「行き先」と自宅派の「過ごし方」に関するアンケート調査』(株式会社groove agent調べ)から見ると、1割くらいの人が旅行、2割強くらいの人が

すべてのライター・編集者必読の書

すんごい本が出ました。 おとといAmazonでポチって、昨日の午前中に届いて、さっそく読み始めたものの、冒頭の数ページで惹きこまれて徹夜で読み切った小説のような勢いで、476ページを1日で読み終えた。 それが、この本。 世界的ベストセラー『嫌われる勇気』のライターで知られる古賀史健さんが、3年がかりで書かれた新刊『取材・執筆・推敲――書く人の教科書』です。 昨日は昭和の日で祝日でした。 1日中雨が降っていたので、ちょうどいい「積ん読デー」ということで「よし、今日は読