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CivicTechと家族

この記事は CivicTechテック好き Advent Calendar 2020 の4日目の記事です。

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前回のつづき(Code for Japan Summit 2020について)を書こうと思って、下書きの中で温めていたら、あっという間に12月です。

今回は、わたしがCivicTech(シビックテック)活動をはじめて、どんなことをしているか、どんな場面で家族(夫)に助けられているかということを書きたいと思います。(なのでTech系記事ではありません。すみません!)

シビックテック活動って、なにをするの?

わたしも初めはそうでしたが『何かしたい!だけど何をしたらいいか分からない!』という方は、Code for JapanのSlackにきてください。

Slackに入るとまず自己紹介を求められますが、数あるチャンネルを見ると「シビックテック」について、なんとなく知ることができると思います。次に、興味のあるチャンネルにjoinしたら、とにかく何か投稿してみてください!必ず反応が返ってきますよ!

そしてソーシャルハックデーに参加してみてください!わたしも、ほぼ参加しています!

ソーシャルハックデーってなに?

Code for Japanの定期開催イベントとして、月に一度「ソーシャルハックデー」というイベントがあります。毎月第4土曜日の朝11時から18時頃まで集まってモクモクする日です。

今でこそオンライン(Zoom)開催しているソーシャルハックデーですが、新型コロナウイルス感染症の流行まえは、オフラインで行われていました。(わたしはオフライン開催を体験したことが無いんですよね…)

オンラインでの開催のメリットは、移動時間を考えずにすむこと、遠方の方も気軽に参加できることです。なかなか知り合えない方と知り合えるきっかけにもなります。距離でいうと北海道と沖縄の方が会話することもできます。立場の違いだと高校生と行政の方とか。さまざまな垣根を超えてコミュニケーションが行われます。

ソーシャルハックデー当日は各プロジェクトのオーナーが、地域課題などを持ち寄ります。午前中は自己紹介とプロジェクトの説明からスタートします。そのあと、各プロジェクトごとに(Zoomのブレイクアウトルーム)分かれます。どのプロジェクトに参加するかは自由です!途中でプロジェクトを変えても大丈夫です。迷っている場合も、フォローしてくださるので心配いりません!

午後はがむしゃらに作業して、何かしらアウトプットをします。最後に、全プロジェクトの活動報告を参加者全員で聞いて、それぞれの成果を共有して終わります。(夜はそのまま懇親会に…)

ソーシャルハックデーで立ち上がったばかりのプロジェクトは、プロジェクトオーナーから「ロゴが欲しい!」とか「UI/UX考えて欲しい!」といった、具体的なリクエストも多いのでデザイナーも貢献しやすいです。その後も、プロジェクトごとのslackにjoinして継続的に協力していくことができます。そして、翌月もslackで「集まれる??」と呼びかけ合いながら、新たな課題に取り組んだりもしています。

普段は、なにしてるの?

前回の記事を読み返したら全く触れていませんでしたが、わたしの職業はデザイナーです。シビックテック活動でもデザイナーとして貢献しています。

仕事では、モニター画面やスマホ・タブレットに表示されるWebサイトなどのUI/UXのデザインをしています。前職では印刷物のデザイン経験もあり、フライヤーや名刺などのデザインもできます。イラストをかいたりロゴやアイコン作成も得意です。Code for Japanでの活動でも、得意なことでコミットしています。黒い画面が苦手なので、他のメンバーに助けてもらっています。

住んでいる地域での活動もスタート

今年、わたしは自分が住んでいる地域(千葉県印西市)のブリゲード「Code for INZAI」を立ち上げました。まだ何の実績もないブリゲードです。仲間もいません!(募集中です!)それでも、Code for Japanの中で知り合ったメンバーに協力してもらいながら、来年のイベントに向けて企画を進めています。

自分の子どもが小学校に入学したばかりだということと、所属している会社(株式会社インフォザイン)が教育分野にも力を入れているため、地域活動でも、その分野を中心に活動していきたいと思っています。
※個人的な活動ですので、活動自体が所属先の事業と連携などすることはありません。

家事育児しながら仕事も活動もしてるの?

平日日中は仕事をしているので、活動に関わるデザイン作業や、企画を考えたり資料を作ったりするのは深夜だったり休みの日です。そして月に1度のソーシャルハックデーにも参加しています。さまざまなことが両立できているのは、テレワークという働き方ができていることが大きいです。

わたしがテレワークを始めたのは、まだ子どもが保育園通いをしていた時でした。テレワーク勤務の前例がなかったのですが、通勤移動時間を減らして仕事時間を増やしたいと会社に希望を出して、ほぼフルでテレワーク勤務をさせてもらっていました。今年は小学校に進級しましたが、この状況下なのでテレワークができてて本当によかったと思う場面も多いです。

そして、夫もテレワークになったことが非常に大きいです。まさか、夫婦そろって家で仕事することになるとは想像もしていませんでした。夫婦そろってテレワーク勤務をしていると、家事や育児の分担もスムーズなので時間に少し余裕ができます。だから、シビックテック活動にも積極的に参加できているんだと思います。

夫婦でテレワークしているご家庭だと「旦那さんがずっと家にいて嫌だ」というご意見もあるようですが、わたしの夫は家事全般できるので、本当に本当に…助かってます。夫のテレワークがずっと続いて欲しいです。

育児に関しては、平日の朝の支度は、夫婦の見事な連携で学校に送り出しています。学校が終わると、学童の送迎バスに乗って学童に行き、わたしと夫の終業時間になるとバスに乗って自宅付近まで帰ってきます。帰りは夫婦でバスの停留所まで迎えに行きます。

帰宅した後も、夫は中断していた仕事を再開する日が多いです。わたしも仕事したり、仕事以外の作業をしたり、ウェビナーを見たり・・・で忙しくしていることが多いです。なので、夕食はできる方が作れるものを用意して食べさせるというルールになってます。お風呂と寝かしつけも同じで、できる方がやる感じです。

土曜のハックデーは前もって1日中任せっきりになることを宣言しています。子どもの勉強を集中的にみてくれていたり、どこかに2人きりで出かけていたり、結構楽しそうに過ごしています。でも「この日はお母さんも一緒に!」というタイミングは、かならず家族全員で出かけてます。

おわりに…

仕事とシビックテック活動ばかりで、家族からの不満は無いの?と心配されそうですが、我が家は全然そんなことはありません。

むしろ夫は「とにかく楽しそうにやっているし、楽しいならどんどんやりなよ!」と言ってくれてます。嫌な顔をされたことは一度もないです。子どもからは「会議(Zoomのこと)がんばってね!」と言われます。2人の協力があって、わたしはやりたい事ができています。感謝しかありません。

いま、活動していることは、きっと家族の未来にも繋がっていきます。繋げていきたい!!来年も引き続き楽しく取り組んでいきます!

一緒にシビックテックに取り組んでみませんか?お待ちしています!!!

追記
CivicTechテック好き Advent Calendar 2020 の 1日目の記事の発表資料は、わたしがハッカソンで作らせていただいた資料です。沖縄開催のハッカソンに千葉からリモート参加したのですが。当日いきなりチームに入れていただいて発表までさせていただいた五十嵐さんに感謝いたします✨

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