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那須塩原市図書館「みるる」


 設計を手がけたのは、建築スタジオ「UAo」を率いる伊藤麻理。
(那須塩原市図書館みるる)


那須塩原市の地域アイデンティティでもある「森」に足を踏み入れると、季節や天気、動植物たちによる僅かな機微といった刻々の変化を感じ、そのうつろいをマルチモーダルに受け止めながら、心を動かされるという。

『アイデンティティ(identity)とは、英語の外来語で、日本語では「自我同一性」と訳されます。

マルチモーダル(Multimodal)とは、直訳すると「複数の形式・手段」という意味です。

マルチモーダルな人工知能は「マルチモーダルAI(Multimodal Artitificial Intelligence)」と言い、テキスト・画像・動画・音声・数値といった複数の種類のデータを一度に処理できるAI技術を指します。』


 駅横にある気持ちの良いスペースです。
多額の費用で"著名な建築家に依頼"の感がまったくない隅々まで軽〜く考案されて個々を大切にしている空間。

隣りで本を読みながら異なる時空を共にする。気にならない程度のカフェも"森"の中。

トントンと全体を歩くと長い距離になります。何故だか階段一段が高い。

設計者はオランダで修行をされた。スウェーデンで暮らして成田の空港トイレに入って座面に座って驚いた。落ちるように低かった…を思い出した。

テキスタイルの仕事をする人間が眼を引いたのはカーテンの機能ではあるがバイヤスにカットして天窓まで続く広い一面のガラスに掛けた布が経糸と緯糸で織ったものではない。

防火用ではある…網目

通りの向こうの建物が薄っすらと写る。

googleさんで検索しても謎?
なかなか女性にしてみれば大胆な布使いに手織り作家は元気を貰った。

那須町に来町される際は黒磯駅(宇都宮線)でやや時間を取ってお出かけください。

本を借りる人より、本を読んでいる方の方が多い不思議な光景です。

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