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ブルーベリーを育てて収穫する相性


 朝摘みを水洗いしました。
ブルーム(白っぽく被ったもの)は害を及ぼすものではないと知っていても…

「ブルームとは、野菜や果物に付着する白い粉で、次のような役割があります。

・水分の蒸発を防ぐ
・病気から実や果実を守る
・雨や朝露などの水分をはじく
・環境の変化や温度、湿度から果実を守る
ブルームは、野菜や果物自身が作り出す天然成分で、品質には問題なく、食べても人体に無害です。」

 以前からブルーベリーを朝摘みしてヨーグルト等に入れて食べる憧れがありました。

新潟の有機米農家の知人宅はブルーベリーのジャムを作ってお裾分けをしてくれます。

苗木を貰って東北で育てていましたが、たわわに実ることはなかった。

北関東、標高500mに転地して育てると大した肥料(生ごみ処理器にて)を与えなくても木が育って朝摘みで一度に1kgは収穫できるようなりました。

気候風土は植物に向き不向きがある…
しかしながら、果物も食べるまでには作った人のみが知るさまざまな過程がある。

リンゴ、サクランボ、ブドウ狩りの経験はありますが、ブルーベリーの収穫は一個一個が細かく全体が一斉に熟さないため選びながら収穫する。案外手間がかかります。

触るとパラパラと落ちて仕舞う枝もある。何と申しますか…
キヌサヤ(豆)の適宜な食べ頃の収穫を思い出す。

パックに入れて店頭に出すまでの苦労さまざま。

 ブルーベリーはジャムに!と言われがちですが、当地のおすすめは収穫後すぐに冷凍にします。

おやつタイムに冷凍庫から出して4〜5分を2〜3粒一緒に口に入れて食べる。

レシピほどもないのです。そのタイミングと酸味が口の中で混ざって冷たさも季節に丁度好い。

シーズンが終わった頃、知人がたくさんあるから…と届けてくれる。その頃ジャムにする。

 いつかある方がスウェーデンから来たブルーベリージャムのセシウムを偶然計測して高い値が出た。

ブルーベリーは苔類(ピートモス)を好んで多分吸収したのでしょう。

当地も福島の事故に近く、10年以上ボランティア活動(セシウム計測所)で初めて出会った放射能各種に苦労しています。

今まで季節のルーティンだった山菜、キノコが食べられ無くなった悲しさを誰が分かりましょう。

住まわれる場所での気候風土に合った果物を楽しまれてください。


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