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■ no.13(4/12)那須街道赤松林(森林浴一万歩!の森)の検索に隠れた"楽しみ"を折に触れてnoteする 


『春蘭や雨をふくみてうすみどり』                         杉田久女

葉も花も同じ素材で出来ている感のシュンラン。
牧野富太郎先生の命名か?

 やっと春の兆しが…
この春は心ときめくこともなく今か今かと待ち続けた…

週末に会う人もなく、枯葉の中に春の花探す午後のウォーキング。

クサボケ(草木瓜)

 当地に住んで、春先に枯草の陽だまりにオレンジ色を見た時には驚いた!what is that ?

それも見て!見て!と言うように真オレンジ
夏から秋にかけて今度は気づかれないような実が生ります。

この実は小さな青リンゴのようでとてもよい香りがしますが、夏草の中で分かりにくい実です。
硬くて強い酸味があります。

ほどの小さき人に生まれたし」
夏目漱石

 菫ほどの小さき人に…夏目漱石の俳句に驚く。華麗なスミレを想像する。

山路きて何やらゆかしすみれ草


 松尾芭蕉がうたった俳句です。 山道を歩いている時に、かわいくさいているすみれの花を見つけて作った俳句だそうです。

「何やらゆかし」とは、「何となくなつかしい・心ひかれる」という様な意味

赤松林で春一番に出会うスミレ…
真っ先にこの句が浮かびます。
"すみれ草"がきれいで懐かしい…

スミレ・菫・すみれ…どの表現も紫色を思う。個人的には白いスミレが好き。

カタクリの花

 新潟に西から転地した際の話し。

四月が過ぎ五月になってもなお寒くて、ブラウスになる日はいつか、いつかと待ちわびている時、朝市でカタクリの花を初めて見た。

土地の方はその葉を酢味噌和えなどで食べる…と言う。北の暮らし…文化の違いに驚く日々だった。

群生する場所もありますが、気難しいらしく家のカタクリも植木屋さんが植えて、数年で消えてしまった。

アカマツと山桜

 赤松林の中に時々山桜が咲いています。桜は太陽を求めて上へ伸びていきます。まるでマツと競っているようです。

歩いているとハラハラと優しく花びらが落ちて来ます。あゝ サクラ…と思って見上げるの…です。

『桜もち 草もち 春も半かな』

正岡子規

 正岡子規の句は素直でそのまんまが好い。"柿食えば鐘がなるなり法隆寺" だけど流れるような句は美しい。

草餅のヨモギは春浅いまだ雪が残る頃の新芽を摘んで一年分を保存します。

手が冷たいのですが柔らかくて作るのも楽です。もちろん香りも優しい。雪国で教わる。


直近の道の駅も桜が8分咲き
下から見上げるソメイヨシノ。この辺りが標高の限界です。
標高500m


何分(なんぶ)咲き。と決める決め手は何だろうか?枝一本の平均値を気象庁が数えるのだろうか?


「寿命計算機アプリ」と言うものを各保険会社が作っています。(die with zero  ビル・パーキンズ)で知った。

問われるままにレ点をつけてクリックすると後何年、何ヶ月、何時間、何分生きられる…とおせっかいに計算してくれます。

それによれば週に三回くらいは運動をする(その他食べ物等)とプチ田舎暮らしの私は97歳まで生きれる…らしい。

頑張ってみましょうか〜
本日も小一時間で5000歩。

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