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■ 那須街道赤松林(森林浴一万歩!の森)の検索に隠れた"楽しみ"を折に触れてnoteする no.4


 水無月(みなづき) 13日。
no.3 から一か月。
雨上がりの赤松林の緑は、冴えて美しく…

 松食い虫の駆除が始まる。

・松くい虫発生のメカニズム

松林に甚大な被害をもたらす松くい虫被害は、「マツノザイセンチュウ」という体長1ミリメートルにも満たない線虫が松の樹体内に入ることで引き起こされます。

その線虫を松から松へ運ぶのが「マツノマダラカミキリ」というカミキリ虫です。

図のように、厄介なメカニズムです。

「松くい虫」という虫がいるわけではなく、外来種の病原体「マツノザイセンチュウ」という小さな生物を、「マツノマダラカミキリ」という昆虫が運んでマツを枯らしてしまう、線虫と昆虫が共同して引き起こす「マツ材線虫病」という病気です。アカマツやクロマツなどが感染します。



 松林の中では夏キノコが出始めました。

ウォーキングの楽しみの一つですが、震災以来、動く事が不可能なキノコと山菜のセシウムが気になります。

市民計測所を設置(仲間)し定点計測をして12年です。
諦めない!正確に把握したい! 

菌の世界も不思議です。気温・湿度・環境で突然発生
赤松林の種類は多種。


 初夏の楽しみ、山百合(ヤマユリ)は、大輪の花を支えるため長い時間(一か月)をかけて茎をもたげてきます。

コレも知られていないヤマユリの生態です。むやみに手で助けてあげると折れます。

ほとんど木質化しています。花の数だけ生きているそうです。

種が落ちて発芽まで1〜2年、花が咲くまでさらに3〜4年と言いますから庭に種撒きするのは5年かかります。

ちなみに食用のユリ根になるのもヤマユリです。

家には数本のヤマユリが咲きます。無数の種のうち一個がたまたま芽を出してある日気がつく。

他の植木の根に付いて来た…経緯で、植えたヤマユリではない。

 秋に赤い実になる山帰来(サンキライ)は、山ではこの時期、緑色です。クリスマスに街には登場します。

緑色の若い実は、焼き締めの花器に似合う…

足元の落花。避けて歩くのは
困難!
アートです。

自然は刻々と時を刻んでいきます。

こうして、下半期に入っていきます。

晩年の芹沢銈介

偏見のない鑑賞眼と言われた
白洲正子さんももういなくなった…

 「人が見たら蛙に化れ」とは青山二郎の言葉と思っていたところ 「人来たら蛙となれよ冷やし瓜」 一茶
「嫁が見たらビッキになれ」 
遠野民話 と…

と…こんな事を考えながらウォーキング5000歩

やや汗ばむ季節になった!

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