見出し画像

「かゆみ」の正体 true identityとは…

ヘルスケアの定義
「ヘルスケアとは、自らの『生きる力』を引き上げ、病気や心身の不調からの『自由』を実現するために、各産業が横断的にその実現に向け支援し、新しい価値を創造すること、またはそのための諸活動をいう」

JAHIとは(通称:ジャヒ)



「ヘルスケア」アプリはその名のとおり、歩数や消費カロリー、体重、血圧、睡眠時間といった健康にまつわるさまざまな情報をまとめて記録できる。

Apple Watchをはじめとするウェアラブルデバイスと連携したり、ほかの健康アプリと連携したりと、日常生活だけでなくスポーツやフィットネスにも活かすことができる。

試してみると、知らない自分が数値で見えてくる。

何が言いたいのか…

「老人性乾皮症、しつこい"かゆみ"がこんな事で止まった!」

・医学博士  鈴木郁功  監修
・メディカルライター 
江島信七 著

 本の紹介にある星印などの評価では高くはない本です。

驚いたことに日々誰でも感じている"かゆみ"のしくみは最近ドイツの学者によって解明された。

 病院(皮膚科の先生)は対処療法で治療(薬)は出来ますが根本療法ではなく、かゆみは繰り返し出てくる。本の内容は患者の声声…


 肌が乾燥する(老化)ことは細胞の数が減少し、活動力が衰えること。

乳児の時は全体重の70%あった水分が成人になり60%.さらに高齢になると55%になります。

アリストテレス曰く「老化とは乾燥への過程である」

つまり、日々生きてミイラになっていく。

保湿クリーム類を皮膚の表面に塗布しただけでは老人性乾皮症は根本的には改善されない。

 ちなみに、日本人の体表総面積は成人男性で約1.62平方メートル、女性で1.43平方メートル。つまりたたみの広さに換算すると0.8畳分ある。

知らない事を専門的でなく知識で知るのは楽しい…本です。

「かゆみ」が起こるしくみ

かゆみを伝える神経は「知覚神経C線維」と呼ばれる極細く、伝導速度も遅い神経繊維


しかも、人間の身体には知覚神経C線維がたくさんあるところとあまりないところがある。

なるほど…かゆみは全身均等ではないことがわかった。

 医学を勉強すると"当然"が医学を勉強していない者は日常的に知らないまま過ごしていることが多い。

例えば…身内に医者がいると食事の時など笑窪(エクボ)はどうして出来るの?またできない人は何故?

イビキは何故?とか尋ねた記憶があります。

 専門的に話すと理解は大変ですが、この本は誰でも経験するかゆみを平易に説明しているところが親しみ深い。


乾皮症の治療法は?現代西洋医学における対処療法で生理的現象は止めることが出来ないのが結論です。

 皮膚のバリア機能の改善や強化に有効な成分を長期的に補給するのが治療になります。

安心して長期に渡って取り入れてるものは天然の動植物から採取したもの。

 古代ギリシャ・ローマ時代から薬用にすぐれたハーブ、ボリジ(ルリジサ)の種のボラージオイル

コーカサスから中近東では繊維にする亜麻(リネン)の種のオイル亜麻仁油

トコトリエノール豊かなバームヤシ

ギャバは角質のターンオーバーに有効、皮膚の細胞を正常に保つベーターカロテンはビタミンA(緑黄色野菜)免疫力を高める。

地球に住むあらゆる民族に伝わる知恵が必ずあります。

例えば、ポピュラーになっているカスピ海ヨーグルトは長寿地域のコーカサス地方の菌で乳酸菌のクレモリス菌と酢酸菌のアセとバクター菌です。低温で容器を選ばす作れるため広がっています。

最近の免疫学調査では風邪の症状が軽くなると報告されています。



 'かゆい'は’痛い'の弱い感覚だと長い間考えられていた。
この一文を知った驚きの話し…です。

 日頃から手に入りやすく補給しやすい食品を心がけているとむしろ楽しみにもなります。

個人的な事例が多く紹介されています。思い当たる事も多々あります。
ゆっくり考えながら自己治癒力を信じて生きていきましょ。

何十年もかけて失った水分を一粒のサプリメントで取り戻すには無理があります。

今日スプーン一杯の亜麻仁油を継続すれば、血の出るほど引っ掻いた皮膚の改善になるかもしれない…

やっぱり大切な緑黄色野菜はいつもストックしましょ。


#ヘルスケア
#読後感想

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?