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沢までのルートが開通

3月は予定していた土日の天候が悪く、山に行けませんでしたので、約1か月半ぶりの山行きです。薪作りを進めたいのですが、なかなか販売が進みません。読者の皆様、ぜひ購入の検討をお願いします。
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ということで、今回は沢までの道の開通を目的に取り組みました。
2月2回目に草刈りはほぼ完了していたので、あとは道をつけていくだけなのですが、急斜面でもあり、どこに作るか迷いながら進めました。だいぶ下まで来て、もう沢は見えているのですが、沢に近づくにつれて倒木がルートを阻みます。
遠くから見ると簡単に跨げそうですが、いざそこまで来ると、斜面で足場が悪いということもあり、なかなか跨げるような代物ではありません。でも道を通すためには、処理するしかなく、チェーンソーで切断をします。
立っている木を伐るのも大変ですが、倒木もどのように力がかかっているのか、伐ったらどのように木が動くのかを、倒れている状態をじっくり観察し、頭の中でシミュレーションします。なかなか難しいのと、だいたい思ったようにはいきません。
まずは斜面でも作業時に踏ん張れるよう足場と、伐った後安全な場所まで避難するための逃げ道を作ります。避難場所は近くのしっかりした木の反対側です。とにかく斜面なので木の立ち方によって避難場所になりえる木となりえない木があって、避難場所を探すのも見極めが必要です。
次にようやくチェーンソーを入れるのですが、だいたい両サイドが接地している中間を伐るので、セオリー通り下からチェーンソーを入れて、そのあと上から伐り進めるのですが、これも思うようにいかず、途中で木がソーチェーンを噛んでしまいます。
これまでも何度がそのようなことはあったのですが、今までは何とか外せたのですが、今回2本目を伐った時にはどうやっても取れなくなってしまいました。それでも何とか上下に動かしたりしているうちに、ガイドバーから脱線してしまいました。
だいぶ伐り進んでいることもあり、いつ何時急に木が折れて斜面上方の木が落ちてくるかわからない状況で、恐る恐るどうやって取り出すかを考えるのですが、思い浮かびません。
だいぶ悩んだ挙句、ガイドバーを緩めて本体を外してソーチェーンだけの状態にし、ソーチェーンを引っ張るのですが、それでも外れません。最終的に、斧で噛んでいる周辺を少しずつ砕いて広げ、ソーチェーンの輪っかに斧を引っ掛け斧を引っ張って外しました。
正しい方法とは思えませんが、ノコギリがなく使えそうな道具は斧だけでしたので、今考えてもこの方法しかなかったと思います。幸いチェーンが切れることもなく、本体も壊れていないようなので、よかったです。

ルートを阻む倒木。伐るために足場と逃げ道を作った後。
伐った後。斜面上方の根の付いた部分は切断と同時に斜面下方に落ちていきました。
沢に近づくにつれとにかく倒木が多い。写真下部の倒れている2本を中央あたりで切断。
そこにルートを通す予定であったが、切断と同時に斜面上方の部分が斜面下方に
落ちていった。斜面下方の方は沢で先端がつっかえているので落ちていかない。
おかげで考えていたルートより上部にいい空間ができたので、
そちらにルート変更。この後は倒木を避けて
沢まで下りれる道を作ることができた。
順番が前後するが、一つ上の写真とほぼ同じ場所から撮影した
処理前の状態。ルートは撮影場所でスイッチバック。
南側敷地(沢の南側)の隣地境界。右側がうちの敷地
同じ場所から北側の望む。壁のように映っているところが境界。
左側がうちの敷地。沢を挟んだ向こう側は右側がうちの敷地。

以前、敷地の境界には違う種類の木を植えるとか、間隔を狭く植えると聞いたことがありましたが、ここは結構そのようになっていると思いました。
今回は、写真が増えましたが、とにかく沢に至るルートが開通し、嬉しかったです。
今後は、南側敷地を上まで登るルートを通し、そのあとは尾根を左側に進めば、鉄塔に至るルートに合流でき、林道も含めて周遊できるルートが完成します。
薪が売れるようであれば、林道近くの敷地の草刈りと間伐を進めたいと思いますが、売れなければ周遊ルートを進めたいと思います。ただ、当然ながら林道から離れるにつれ、チェーンソーや草刈り機等荷物をもって移動する距離が増えるので疲れが倍増します。さらにヒルがいることを思うと腰を下ろして休むこともできないので、なかなかつらいです。
2024年4月

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