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南側敷地の尾根(頂上)整備

今回は、南側敷地の尾根(頂上)の整備を行いました。前々回来た時に草刈りをしたところです。今回は、頂上から南側(鉄塔方向)の眺望を得るために視界を遮る木を伐採しました。尾根より南側は、天然林となっていて、基本的には雑木しかなく、またそこまで大きい木もありません。木の種類はわかりませんが、直径10cm位の木が多いです。その木を伐採することで、頂上付近を眺望もあり、まばらに木が生えて木陰もある気持ちよい空間にしようという目論見です。
表紙写真の通り、大きい木は残して、小さい木を片っ端からチェーンソーで伐採しました。このくらいの木だと倒れてきても大けがにはならないと思われるので、安心して伐採することができます。とはいえ、チェーンソーを使っているので、その点での緊張感があるのか、また当日は天気が良くとても暑かった(静岡市で40℃)ので、何本か切ったところで疲れ果てました。
腰を下ろして休みたいところですが、持ってきた荷物を置いた瞬間ヒルがよってきたので、安心して腰を下ろすこともできません。ちなみに初めてヤマビルファイターをヒルに直接噴射しましたが、見る見る間に撃退することができました。ヒルさんには申し訳ありませんが、自然界においては仕方ありません。荷物の周辺に噴霧しておいたので、その後ヒルには遭遇しませんでした。ヤマビルファイターの威力はすごいと思います。
この日は、チェーンソーとか荷物がいろいろあったので、敷地西端にあるいつもの荷物置き場から車で東端までいき、尾根沿いに下ってきました。途中隣の敷地を通るのですが、そこは、一人歩ける程度の道はあるものの笹でおおわれており、笹をかき分けて通る必要があるので、荷物を持っているととても歩きにくいです。また、この昨今各所でクマが出ているので、万が一にもクマに遭遇するリスクもありちょっと不安なところもあります。熊鈴と大音量の防犯ブザーで気休め程度の対策はしていますが。
話を伐採の方に戻します。途中休憩しながら(もちろん立ったまま)ですが、おそらく20本以上伐り、かなりいい空間ができてきました。ただ、眺望はというとまだまだです。眺望を得るためには斜面の下から生えている木を伐らないといけないのですが、少し下りるとまた笹があったりで、草刈りをしないと伐れなさそうなので、その日はできるところまでやって伐採作業は終えました。
その後、伐採した木を1か所に集めました。雑木で枝もあっちこっちに広がっていて、幹もまっすぐではないので、集めたら結構な量になりました。ちょっと重い木は、適当に玉切りしたり枝を払ったりしたのですが、やはり伐採期を迎えているスギやヒノキとは比べ物にならないほど重量もありませんし、そもそも売り物にならないので気軽に作業ができました。もちろん疲れますが。

写真だと大した量に見えませんが、伐採した木を集めたところ
作業(伐採)開始前
作業(伐採)後
視界はまだまだだが、日が入るようになった。これでヒルがいなくなってくれるといいのだが。

一通り作業を終えて撤収です。作業後で疲れているところに加え、重い荷物を持って、帰りは登り坂になるので、これまた非常に疲れます。少し登るとすぐに息が切れてしまい、呼吸を整えるためしばらく休憩というのを繰り返しながら帰ってきました。行きは10分ほどでつけるのに帰りは30~40分ほどかかってようやく林道まで帰ってきて、この日は作業終了です。
翌日は、草刈りをすることにしました。荷物はほぼ草刈り機だけなので、いつもの荷物置き場から沢を下りて南側の頂上に登るルートで行きました。沢まではある程度の道をつけてありますが、その後の登りは、前回足跡を付けた程度で、その後の雨等で途中どこがルートだったか分からなくなっていたので、スコップで足場を作りながら登りました。
前日に伐採して日が差し込むようになったからか、この日はヒルにはあいませんでした。伐採を進められるように斜面の草刈りを行い頂上付近が少しだけ開けて気持ちの良い空間になってきました。次回はさらに伐採を進めて何とか眺望を得られるようにしたいと思います。
その後は、尾根ルートで東端の林道に出るルートで帰りましたが、途中お隣の敷地の笹でおおわれている部分の草刈りをしながらの帰り道です。もともと隣地なのであまり草刈りもしない方がいいかなと思っていたのですが、昨日の荷物を持った行き来で歩きにくいことを実感し、さらに視界が悪いことで意図しない動物との遭遇の危険もあるためにある程度の幅を草刈りし、きれいにしました。これで次回からの南側頂上へのアプローチが改善されます。
南側頂上で作業したあとは、荷物を持って沢まで下りて登るのはかなりしんどいのでやはり登りとは言え、この尾根ルートで帰ることになりそうです。

分かりにくいですが、草刈り前。道の両側に笹が茂る。
草刈り後。道の両側ある程度の範囲を草刈り。

このルートの問題点は、林道に出た後も荷物置き場の西端まで、林道を約1Km弱歩いて帰らないといけない点です。山道に比べれば林道は普通の舗装路を歩いているようなものだし、林道は多少下りになるので楽は楽ですが、それなりの距離があるので、やっぱりしんどいです。でもいいこともあります。途中水がわいているところがあるので、そこで顔や手を洗うことができるのです。今まで顔や手を洗うことができなかったのと、夏の暑い時に冷たい水ですから、その点ではこのルートも悪くありません。
これで、周遊ルートもかなり整備されてきたので、今後がさらに楽しみです。また、ゆっくりですが、着実に整備が進んでいるので、充実感がありました。
次回は、南側敷地山頂の南側斜面の伐採です。何とか眺望が得られるといいのですが。
2024年7月


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