見出し画像

シェムリアップ滞在記 ~閉館している博物館を訪問したら館長が歓迎してくれた話~

アキ・ラー地雷博物館を訪問
事前にホームページを確認したところ、コロナの影響で閉館しているとの記載があった。

しかし、ドライバーが

ヤノン「トゥブー👍オッパニハー👍」
(営業してるよ!問題ない!)

というので、シェムリアップ中心地から約50キロ離れた地雷博物館を訪問。
到着して言ったドライバーの一言

ヤノン「oh.close.」
…オイ!!(笑)


カンボジア人のオッパニハーは精度が低いことは、トラック事故の経験から知っていたのに…

博物館の門はしっかりと閉じられ、鍵がかかって中に入れない…

せっかく来たのに博物館見学できない悲しみにくれていると、NOTEで知り合った加藤師匠の言葉が聞こえてきた…

開かぬなら
裏口まわろう
ホトトギス

裏口発見😁😁
中に入るとアキ・ラーさん発見👍


見学したい旨を伝えると、快諾し館内を丁寧に案内してくれました。

アキ・ラーさんは、地雷撤去の功績が認められ、アメリカCNNが選出する「世界のHERO10人」にも選出されたことがあります。

↓↓↓wiki情報↓↓↓

集めた寄付金をもとに学校を作ったり、地雷被害者の子供を受け入れる施設を運営したりしているようです。

カンボジア北部には、多くの地雷が残されており今も被害者が後を断ちません。また、カンボジア南部にはベトナム戦争時に米軍が使用した爆弾の不発弾が残っているようです。

アキ・ラーさん曰く、投下された爆弾の7割が爆発し、3割は不発弾として残ってしまっているとのこと。

アキ・ラーさんが撤去した地雷や不発弾が展示されています。

また、地雷の被害にあった子供たちの写真やエピソードに関する展示に胸を痛める。

アキ・ラーさんの著者を読んで様々な爆弾や兵器の知識を学んだつもりだったが、現物を前にして説明を受けると、恐怖心で押しつぶされそうになります。

この博物館で学んだことを、しっかり子供たちに伝えていきたいと思います。
アキ・ラーさんが案内してくれた幸運に感謝。

ちなみに、アキ・ラーさんは日本語でわかりやすく説明してくれました。

↑↑↑地雷原の再現

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?