ASD傾向のある年中女児と保護者への支援
療育相談ミーティング
フォレストグループでは毎朝全教室を繋いで、よりよい療育や保護者対応の方法を教室を越えて相談しています。
ある教室からの相談
年中の女の子(ASD傾向あり)が、幼稚園で特定のお友だちに固執しており、困惑している状況です。お友だちに避けられると、子どもがもやもやしてしまいます。また、保護者は園からの指摘(家庭での関わり方が原因で子どもがわがままになっているという)に落胆しています。どう接するのが良いでしょうか?
他の教室からのアドバイス
固執する行動に触れると、固執が強まる可能性があるため、直接的な注意は避ける。
ABA(応用行動分析)のアプローチを用いて、相手側から距離を取るよう誘導する。
距離感がわかりにくい子には、「距離が近い」と指摘するよりも、こちらから適切な距離を取る。
保護者へは、このような特性は一般的であることを伝え、視野を広げる支援を提案する。
園の先生方には合理的配慮を依頼。必要に応じて、相談支援事業所やフォレストグループからの介入を検討する。