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#療育ミーティング相談

【相談内容】
2歳の男の子がASD傾向で発語がなく、保護者との話し合い中に遊んでいたおもちゃがなくなりました。そのおもちゃに固執し、イヤだと言って大暴れしました。お母さんがスマホで動画を見せて一瞬泣き止みましたが、落ち着かなかったため、指導員たちが力を合わせて上着を着せ、靴を履かせて強制的におもちゃを取り上げました。このような子どもにどう対応すればいいでしょうか?

【各教室からのアドバイス】
・発語がない子は暴れることで拒絶を表わす場合があります。初期対応が重要です。子どもがパニックになると海馬が萎縮し、強度の行動障害が出やすくなるため、それを防ぐように対応します。おもちゃを隠すのではなく、代替えのおもちゃを出して納得させるなどの方法があります。
・子どもが手がつけられない状態になった場合は、まず他の利用者を隔離し、安全を確保します。その後、スタッフ自身の安全と子どもの安全を確保します。無理に帰らせようとせず、クールダウンさせるために水を飲ませたり、放置することも有効な場合があります。おさまらない場合は、強制的に場面の転換を図ることが重要です。
・日常の支援で、拒絶の仕方と欲求の仕方を教え込むことが重要です。また、泣いたときに危険のない表現の代替手段も教えていきます。子どもにとっては成長の機会なので、適切なアプローチをしていくことが重要です。このような状況は、専門的なアプローチの力を発揮する場です。

#ASD
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