4歳のADHD児への数の数え方の支援
療育相談ミーティング
フォレストグループでは毎朝全教室を繋いで、よりよい療育や保護者対応の方法を教室を越えて相談しています。
ある教室からの相談
4歳のADHDのある子どもが、1から4までの数を覚えるのが困難です。時には1から10まで数えられる日もあれば、順不同になることもあります。
他の教室からのアドバイス
数を言えることと、数の理解は異なります。例えば、目のないサイコロの数を一瞬で理解できるかどうかがポイントです。
その子の知能指数を把握し、どの程度まで数を覚えられるかを理解して支援を行うことが重要です。知能指数を無視して教育すると、教育的虐待になる恐れがあります。
IQが低い場合、無理に数を覚えさせると自己肯定感が低下する可能性があります。逆にIQが高い場合、怠けていると誤解されることがあります。
その子の能力と特性を理解し、比較対象を定型発達の子どもではなく、その子自身にすることが大切です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?