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冬のオープンハウス

この季節は、森が晴れているときにコヤキチのオープンハウスを開催しています。

とは言え、森は積雪や路面凍結で近づくのが困難!という時があります。
やまなみハイウェイに慣れている方でも、森に入るなだらかな坂道がスリップするから森に入るのを断念する、ということがあるのです。
すなわち、四駆×スタッドレスが必須となります。


オープンハウスを開催するときには、上記のことをご理解の上、
状況によってはお車に必要な装備を施してのご来場おお願いしています。


このコピーを書いている今は、都会に居ります。
福岡市内が一望できる小高い丘の上の古びたマンション。
ホームアトリエ計画中の我が家には新しいコピー機が来たり、ワークチェアが来たりと、なんだかざわざわした空気が流れていて、
看板猫さんたちも落ち着かない様子で、仕事机の上に飛び乗っては
仕事の邪魔をしてくれます。

実は今日、馴染みの看板屋さんに森の看板設置をお願いしていたのですが、
路面積雪のため「あと2.6キロのところまで来たのですが断念しましたー!」と今しがた連絡がありました。
Hさん、もっと事前にアナウンスしておくべきでした、ごめんなさい!
そうなんです。やまなみハイウェイ、途中までは通れるのです。
しかし水分峠を左に曲がった瞬間から〝えっ雪国??〟という感じで
景色が一変してしまうのです。本当にごめんなさい!
高速道路の通行止めが解除されたので、すっかり油断しておりました。


森の看板・・・・・。
そう今までは木製の看板でした。
しかし本格的なアイアンの看板を作ろう作ろうとずっと考えていて、
完成するまでに一年がかかってしまいました。このコヤキチのことをなんと伝えればいいのだろう、森暮らしのことまで伝えたいが、
それでは論点がフォーカスできない、そもそも『小屋を基地にする』からコヤキチであってそれ以外の何者でもないのだから『コヤをキチにする』というキャッチコピーだけでいいのではないか? いやいやそれでは不親切だろう・・・などど一年、そこに落とし込むキャッチコピーを考えあぐねていたのです。

そうこうするうちに、コヤキチ15が完成し、コヤキチだけではない他の自由設計の家たちも建ってきて、おやおや待てよ、このデザインには明確な一つの方向性があるのではないか!そうか、そういうことか~ということでようやくコピー表現ができて、いよいよ本日が看板設置となるところだったのですが、やまなみハイウェイの雪道がそれを拒んだというわけです。

この文章を書き上げたら薬院のギャラリーに行って、
オープンハウスの準備をいたします。
それと、ギャラリーはギャラリーに特化しようと考えていて『森とつなぐ。』というコンセプトのもと、そこをどんな風に運営しようかとプランニングの真っ最中。まずは森の焙煎所で焙煎したコーヒーを都会で販売するあたりからぼちぼちとスタートしていこうと考えております。

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