backnumberのような恋愛がしたい。毎日投稿29日目
輝いたのは鏡でも太陽でもなくて君だと気づかなくてもいいし、深夜バスで息を呑むような黒髪を見つけて、行き先は違うけれど迷わず飛び込まなくてもいい。
希望が崩れ落ちた水平線の朝に、公園の猫に不安を打ち明けながら君に会いたくなって、夏の魔物に連れ去られて今すぐその角から飛び出してきたけど、各駅停車に君が連れ去られて、白い雪が降った時も君に会いたくなって、道のりと時間を花束に変えて君に伝えて、ごめんごめんありがとうごめんくらいのバランスでも許してくれ、デコボコしてても並んで歩けばこの道がいいと思える。
そして青いまま枯れてゆき、あなたを好きなままで消えてゆく。そんな感じでいい。
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