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【ウイポ10】2周目ST庭プレイレポ②

前回
【ウイポ10】2周目プレイレポ①|Fore (note.com)

②は83~93年あたり。これ以降は主に立った系統についてと、その時々のトピックを少し取り上げる感じ。


座敷牢を使用したロストについて

前回でも少し触れていましたが、ちょっと仕様の整理。
①毎年26歳以下の引退種牡馬と、プレイヤー及びクラブ牧場の新種牡馬が収容対象
②収容した馬はプレイヤー、クラブ牧場のみ種付け可能な状態となる
③内部的には日本所属の現役種牡馬(確立可能)となり、種付け料が存在する状態
④種付けを経ない繁殖専用馬も消滅する

③までは既知の仕様なので省略。④がかなり気になっていたので収容したままオートで進めて試したのですが、これも普通に消えていました。要するに収容した種牡馬が繁殖専用に絡む場合、自分で生産することが出来ないためそれらの子孫も確定ロストとなるようです。有名どころで言えば、例えば同じ母父ストームキャットでもロードカナロアは母が幼駒登場なので自家生産であれば出現させられますが、キズナは母が繁殖専用なので保護不可能になるものと思われます。

確立系統

記録が残っている分だけ種牡馬頭数及び種付け料総額を記載(いずれも自身含む)

ミルリーフ(欧、ST、85年)

座敷牢無しだと危ういけどほぼ自動確立で因子2つ、さらにネヴァーベンドを立てるかどうかでSPと使い分けられる超優良種牡馬。今回はネヴァーベンドを立ててSTにしています。しいて難点を上げるとすれば、日本への同系輸入が相次いだ被りやすいラインに属していることでしょうか。国内外で母系にも頻出するので、優秀がゆえにあまり頼りすぎるのも考えものです。

20世紀までは父系の発展も中々のもので、シャーリーハイツのラインや、日本ではミルジョージが成功していました。ウイポ的にはシャーリーハイツまではいいものの、最有力ラインのダルシャーンとダラカニが揃ってST化不可能というかなり致命的な問題があります。日本のミルジョージもこれ1代限りの成功かつ、芝適性が壁になりやすいです。いずれにしても史実ラインが途絶えるのは時間の問題で、どこかでライン継続を自家生産に舵切りしていく必要があります。

今回はミルジョージから繋いでいく予定。ダート適性もあるので芝が合わなくてもある程度融通は効くはず。

カラムーン(欧、ST、85年)

ゼダーン‐本馬‐カンパラ‐トニービンと続く、グレイソヴリン系のかつての最有力ラインで、トニービンはもちろん、ゼダーンも日本でG1馬を輩出しており馴染み深いラインです。

ウイポにおいてはこの4代ライン内のカラムーンを立てることでのみ、トニービンにSTを通せます。一応カンパラはオンリーフォアライフ経由でST化出来るなら立ててもセーフですが、初期馬のイチフジイサミに大きく依存しており、難易度ノーマルだとかなり不安定です。そして肝心のトニービン自体は、ホーンビーム確立時の母系SP継承以外は立てると無系という扱いの悪さ。トニービン本体を確立せずにSTのまま通すことで、直仔のジャングルポケット、母父のハーツクライやアドマイヤベガのST化が可能になります。

把握がめんどくさいラインですが、カラムーンの確立自体はさほど難しいものではないです。史実産駒にいい感じの牡馬が揃っており、自家生産でも爆発力が出せるのでスッカスカの欧州であれば割とすぐです。ただ前述のようにカラムーン以外を立ててはいけないので、父のゼダーン(84年引退)が便乗して確立しかねないことに注意が必要です。今回もオートで先読みして気付いていなければやらかしていたところでした。枯れた馬をゼダーン引退の84年まで現役で塩漬けにしておくのが対策になります。多少のロストを許容するのであれば、史実有力牡馬のビカラとカラグロウを残しておければより確実です。

初期競走馬のため、因子を1個から追加出来ないのは少々勿体ない部分。支援の過程で牝馬も増えますが、ある程度手持ちが揃ってくると残す優先度は低くなります。

テスコボーイ(日、SP、86年)、親プリンスリーギフト

テスコボーイ自体はSPで今回使わないラインですが、事前にファバージを確立しているためプリンスリーギフト親昇格のトリガーとなります。SP庭だとしてもこの時期でのナスルーラからの離脱はかなり効果的で、後にユタカオーを使うとしてもこの形での親昇格がベターですね。山ほど輸入されてくるミルリーフ系と合わせやすくなる恩恵は大きいです。

ただ確立を急ぎすぎました。ミルリーフと併せて拡大して、ナスルーラ世界昇格を再度目論んだのですが、寸前でこちらが親離脱してしまいました。

ST庭だと確立後は牝馬を活用していくこともあまりない感じ。非所有で因子取得にこぎつける大物牝馬が意外と少ないです。初期の金策の流れで因子2個になっているであろうテスコガビーがそこそこ強いくらい。

テスコボーイ確立=プリンスリーギフト離脱直前の状況

パーソロン(日、未確立)

種牡馬数は10頭ほどいるし、ルドルフパワーで何とかなるやろと踏んでいたら逃しました。かなり近い所までは行っていたと思います。ルドルフは当然満額スタートだったのですが、それ以外がパッとしなかったのが敗因ですかね。芝適性の問題で活躍が中々難しく、サクラショウリ、サンエイソロン、メジロティターンといった実績を積みやすそうな史実馬でも種付け料が上がりませんでした。そしてルドルフ種牡馬入りがほぼパーソロンのリミットなので、修正も出来ず時間切れ。

まあトウカイテイオーにST系を生やすのが難しく(要因子)、立てたとしてもルドルフまでしか繋がなかったかもしれません。次回挑戦するとしても、ST維持での連続確立が可能で、後年への影響も大きいメジロアサマ~マックイーンのラインの支援になりそうです。

ロベルト(米、ST、89年)

1、2年で立つ種牡馬に座敷牢枠を使うのも勿体ないと思い少し支援しましたが、他系統の負荷の具合が上回ったのかやっぱり間に合いませんでした。一応88年引退で他の種牡馬とはさほど干渉しないので支障はありません。

史実馬はST維持の事情がややこしいため、今回は国内で残っている主流3ライン(BT、クリスエス、グラス)は使わない予定。早い時期から手を付けられるリアルシャダイ‐ライスシャワーを残そうかちょっと考えています。

ノーザンテースト(日、SP、91年)

20歳、9頭、6100万

すぐに断絶する見込みですが、減るもんじゃないので立てておくに越したことはありません。効果としてはルーラーシップの血統表の端に残る、子ノーザンの支配率低下による同系種牡馬入りハードルの低下(デピュティミニスターとか)くらい。

日本で確立した割にはやけに種付け料が低かったです。史実での大種牡馬ということで現役馬、繁殖牝馬の数が段違いに多いんでしょうか。

モンローマイアミ(日、ST、91年)

16歳、14頭、11100万

ファバージ産駒の架空自家生産馬です。現役時代は一介のスプリンターでしたが種付け頭数、爆発力などが良好で、両親STだったのでこれを繋いでいくことに。最初期の自家生産だけにフィジカル的なサブパラが総じて残念なことになっていますが、芝ダ◎のおかげで使いやすく、G1級の産駒は出しやすかったです。

母父が親ハイペリオンのチャイナロックのため、70年代~80年代初頭に活用したヴェイグリーノーブルと干渉するのはかなり気になるところ。そのため初期の配合相手はノーザンダンサー、サーゲイロードなどかち合わない無系、SP系の母父が多くなってしまい、確実にSTを維持出来る次の後継が見つかっていない状況です。主力となるST系が確立したカラムーン、ミルリーフに移行してからはだいぶ扱いやすくなっています。それ以降に意識して両親STで作っている産駒からどうにか良い後継が出てくれないかどうか。

サブパラ
血統

ミルジョージ(日、ST、92年)

日本におけるネヴァーベンド系の最大勢力で、一時期はリーディングを獲っただけあって史実牡馬が豊富です。ネヴァーベンドの時点で欧州適性に転換しているため、ミルリーフ確立以前から右寄りの芝適性を背負うことになるのがやや難点。それと同系種牡馬がアホみたいに輸入されてくるため、半端な成績だと種牡馬入りを逃す恐れがあります。とはいえ架空、史実牡馬ともにダートでも走れる産駒が多く出るので、レースを選ばなければ高額での種牡馬入りは難しくないです。いざとなればステイヤーズミリオンにでも飛ばしましょう。

史実では後継が振るわなかったため、ラインを繋ぐなら自家生産が無難。両親STで1頭見繕っているので、当分の間暇になる日本で立てていくことになりそうです。

どうしても史実馬で繋ぐ場合は、ファバージ確立で3代内がSTで染まるオサイチジョージが最有力候補でしょうか。かなり渋い査定を喰らっているので因子獲得が不安定ですが。

ミルジョージはミルリーフをSTで立てない場合でも母父ルートでST化するのですが、その大元の系統となる親セントサイモン(リボー)の被りが次代の配合において障害となることが多いです。今回使う予定の系統で言えば、直系のプレザントコロニーに加えて、デインヒル、フォーティナイナーの母父に入っています。この系統のおかげでST化ルートが増えているとはいえ、少々悩ましい要素となっています。被らないように積極的な繁殖牝馬の移動、入れ替えは意識していきたいです。

ヘイロー(米、ST、93年)

24歳、11頭、8000万

サンデー上陸で一気に勢力を伸ばしますが、通常は93年引退、所有or座敷牢でも97年までと、時間的には結構ギリギリで気付いたら確立しないことも。今回は牝馬作りを兼ねて多少の支援を入れて引退前に間に合わせました。

サンデーはよほど気合を入れて妨害しない限り勝手に確立してSPに変わるので、銀因子が増えるのと母父◎を使える以上の効果はあまり無いです。

ヒズマジェスティ(米、ST、93年)

25歳、11頭、8450万

ほぼ息子のプレザントコロニーに便乗する形で、本体の種付け料はたった200万円。この馬とプレザントコロニー、プレザントタップまで連続確立することで、父のリボーが親昇格します。プレザントタップの親セントサイモン×セントサイモンを解消するために、立てる意義は大きいです。

今回立てた93年は通常引退のリミットであると同時に、前年にプレザントタップ、サンジョヴィートが種牡馬入りしていてちょうどピークとなるタイミングです。前者は5歳引退の晩成、後者は3歳引退まで持つかすら怪しい早熟普通と扱いに難があるため、軌道に乗らずにコケていたら確立が危うかったかもしれません。

血統支配率(93年)

進行中のタスクはラストタイクーン、リアルシャダイ、リヴァーマン、デピュティミニスター、リローンチなど。

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