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トータルで1日を楽しむ

トータルで1日を楽しむことを考える。「トータルで」と記載したのは、1日の中には、気の進まない仕事や家事も含まれているからである。だから、1日24時間全てを楽しもうと言っている訳ではない。あくまでトータルで1日を楽しくむことができればいい。

今を楽しもうという標語はよく言われているが、これは無理だ。なぜなら、生きていく上で気のりしないこともやらなくてはいけないからである。役所に手続きをしにいくときに楽しさを感じようと思っても無理である。それよりも、トータルで1日を楽しもうと考えた方が現実的である。1日の中にはつまらないこともあるが、それ以外では楽しいことをして、トータルで1日を楽しむことを目指したい。仕事でめちゃくちゃ辛いことがあった日でも、寝る前に海外ドラマを30分見て、楽しい気分になって寝ることができれば、トータルでは楽しい1日である。

人生は1日の積み重ねである。1日1日が楽しければ、トータルで楽しい人生にすることができる。お金があるかないかに関わらず、1日を楽しんだ人の勝ちである。1本100万円のワインを飲んで「高い割にはいまいちだな」と思って終わる1日より、コンビニの100円のチューハイを「めちゃくちゃ美味しい」と思って終わる1日の方が勝ちである。

トータルで1日を楽しむことを考えよう。そして、それを積み上げて楽しい人生にしよう。お金があるかどうかは関係ない。お金がないから楽しくないという思考では、いつまでたっても楽しみを感じることはできない。お金を手に入れたとしても、さらに高いものを欲しがってしまう。必要なのは、お金ではなく、その日を過ごすためのアイデアである。

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