しっくりくる仕事のスタイルは長年かけて身につける(後編)

前回の続き。③仕事はミッションを実現するために存在している。

最近、特に、「ミッション」の大切さを感じるときが多い。会社で働いていて、モチベーションが上がらない最大の原因が、会社のミッションに共感していない、もしくは、会社にミッションがない、ことである。

会社のミッションに共感していない(ミッションがない)場合、今やっている仕事が「どうでもいい」と感じるようになってしまう。会社はミッションを実現するために誕生したものである。そして、会社の中に存在する仕事は、そのミッションを実現するために存在する。それにも関わらず、ミッションに共感していないということは、その仕事の意味を失うということである。経営者は社員がワクワクするようなミッションを掲げる必要があるし、社員は会社のミッションを深く理解する必要がある。

このミッション実現のために会社の中に存在する仕事が、自分が身につけたいスキルと一致する場合、最高のモチベーションが生まれる。会社のミッションに共感し、そのための仕事が自分のミッションともリンクしている。これは、この上ない幸せであり、働くことが生きがいになる。

前編の記事より、私が今の時点でしっくりくる仕事に対する考え方のいくつかを述べてきた。これらのことは一朝一夕に身につけた訳ではなく、10年以上試行錯誤しながら身につけたことである。そして、最近、言語化する作業を意識的にすることによって、自分の仕事に対する考え方や人生に対する考え方がより明確になり、より深まったと感じる。

今後も試行錯誤を繰り返しながら、自分がしっくりくるスタイルを見つけていきたいと思う。

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