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準決勝レポート:9/19 限築杯(夢)

限築杯では、調子よく準決勝まで進出することになり、とうとう配信卓へ呼ばれた。
準決勝中は解説者(添削さんと卑猥さん)をミュートにしていたため、どのような会話があったのか何もわからなかった。
しかし大会後に配信動画を拝見したら、どうしてもこの記事を書かずにはいられなくなった。
該当動画はコチラ↓

Discord対戦なので当然ではあるが、添削さんと卑猥さんには私たちの手札が見えていなかったため、解説の内容にどうしても多少のズレがあったのだ。
そこで、「事実を話したい」と思ってしまったのである。

※この記事は、事実という名の「夢を壊す」記事です。
 夢を壊されたくない方は絶対に読まないで下さい。

※ゲーム中に引いたカードは、メモに取って残していたわけではないので、記憶をたどった内容です。多少の勘違いがある可能性もあります。

①G1 1T目に[[彩色の宝球]]を置き忘れるミス

初手は、以下でキープ。相手も7枚キープ。

[[森]]×2
[[沼]]
[[山]]
[[平地]]
[[彩色の宝球]]
[[集団監禁]]

[[集団監禁]]がそこまで刺さる相手ではないことはわかっていたが、こういう[[砕土]]無しで土地が揃う手札はパーミッション相手にはありがたい。
土地がギリギリ3枚しか引けず、[[砕土]]が打ち消されて惨敗する手札は最も危険。

1T目から[[彩色の宝球]]を置き忘れるという大ミス。しかも、2T目のトップドローが[[回避行動]]。余計にこのミスが痛手。しかし、相手が2T目にマスカンを打ってくるデッキではないことはわかっていたので安心した。2T目にそっと[[彩色の宝球]]を置いた。

②G1 山を欲しがる振りして[[砕土]]

実は、このゲームで土地が5枚並んだ後に打った[[砕土]]こそが犠牲にしようと思ったカード。相手は「[[山]]を置かせまいと打ち消してくる」と思っていた。そのターンは[[山]]が無くて困っている振りをして[[森]]をセットしてドローゴーした(つもり)。

相手も5枚目の土地を置いてドローゴー。相手の終了ステップに[[回避行動]]用のマナを残して[[砕土]]。相手が2マナと3マナの打消しをセットで持っていれば絶対に打ってくるはず。そうすれば、相手はフルタップになり、返しのターンに実は初手から持っていた[[山]]を出して[[連合戦略]]が打てる。
しかし、相手は[[砕土]]をスルー。それで、きっと「相手は打消しがあまり引けておらず、火力系が手札に多い」のだろうと思った。

しかし、実際は・・・③に続く↓

③G1 [[連合戦略]]を犠牲にして[[合同勝利]]を決めたのではない

卑猥さん「MasaHさんは[[連合戦略]]を犠牲にして[[合同勝利]]に持ち込んだ」

準決勝終了後に解説者の方々のミュートを解除した時に、卑猥さんからこう言われた。しかし、解説中の話は当然聞いていないため、何のことかわからなかった。

後で配信を見てみたら、やっと卑猥さんの言葉の意味が分かった。

最初から[[砕土]]ではなく、返しに打ってくる有効牌[[連合戦略]]が狙われていたのである。卑猥さんも、そう察していた。そんな中、私が打ち消されて当然な[[連合戦略]]を[[クロウマト]]よりも先に打ったので、それを犠牲にしたと解説者の方々は思ったのであった。

しかし、私は実はそういうつもりではなかった。[[回避行動]]用のマナを残しながら[[連合戦略]]を打てば、それは通ると思っていた。相手はまだドロースペルを打っていなかったため、2発分の打消しを都合よく引いてはいないだろうと思っていた。それで早い内に5枚ドローして一気に優位に持って行くつもりであった。
[[クロウマト]]は引けていたが、[[合同勝利]]はまだ引けていなかった。

[[連合戦略]]狙いであったことがバレていたならもう仕方がない。でも、ここで動かずに相手のドローが進んでしまうと、余計に打ち消し2発以上打たれる確率は上がってしまう。ここで動いたこと自体は正解であったと思っている。

卑猥さんのおっしゃる通り、[[クロウマト]]を打ち消させてから[[連合戦略]]を打つ方が丸かったのかもしれない。しかし、[[クロウマト]]は[[除外]]や[[排撃]]などキャントリップ付きの対処手段まで刺さるので、[[クロウマト]]を先に唱えると、[[連合戦略]]よりも対処された時のリスクが高まった可能性もあった。

④G1 [[排撃]]1枚を選択した対戦相手

画像1

連合戦略を打ち消された返しのターンに相手は自ターンのメインで[[嘘か真か]]を打つ。画像のような5枚のカードが捲れて、以下のような結果となった。

取った束
[[排撃]]

捨てた束
[[火+氷]]
[[島]]×2
[[シヴの浅瀬]]

 その時の私の手札は、以下の3枚。

[[クロウマト]]
[[集団監禁]]
[[山]]

どう考えても有効牌は[[クロウマト]]のみであったため、[[排撃]]を取らせたくない分け方にした。相手も口に出していたが、[[クロウマト]]が手札にあることがバレてしまい、[[排撃]]1枚だけを選択されてしまった。

このことから、相手は[[除外]]も[[排撃]]も引けていなかったことを察した。これならば、[[嘘か真か]]で引かれた[[排撃]]1回分は目をつぶって、このまま[[クロウマト]]パンチを叩き込めば何とか勝てるかもしれない。トップで打消しを引かれて[[排撃]]後の[[クロウマト]]が打ち消されたら、もう仕方がない。

⑤G1 特攻![[合同勝利]]!

④の[[嘘か真か]]のターンの返しに、トップから[[合同勝利]]を引いた。やっと有効牌が引けた。このターンは[[山]]を置いて[[クロウマト]]を出す。相手は終了ステップに[[氷]]で[[島]]タップの1ドロー。さらに相手は、返しの自ターンに[[排撃]]で[[クロウマト]]をバウンスして1ドロー。

[[氷]]や[[排撃]]のキャントリップドローで、打消しや[[排撃]]を追加で引かれているかもしれない。しかし、もうそんなこと怖がっている場合ではない。

その返しにトップで引いたのは[[破滅的な行為]]。もう有効牌である[[合同勝利]]に賭けるしかない。躊躇したら相手側がどんどん有利になっていくだけ。
[[クロウマト]]を出し直したら、通った。つまり、打消しは引かれていないはず。

その返しに相手は土地を置いてドローゴー。私が[[合同勝利]]を打つターンに入る。トップで引いたのは[[沼]]。無防備で[[合同勝利]]を打つしかない。せめて火力で対処されないように[[クロウマト]]の再生用のマナを残してあげたかったが、引いた[[沼]]を合わせても土地は9枚しかなかった。

とりあえず戦闘フェイズに入って攻撃しようとした。すると、相手は[[氷]]で[[クロウマト]]をタップして1ドロー。

そしてメイン2。相手は手札6枚もあったため、無防備の[[合同勝利]]が対処されることは覚悟していた。打消しか[[クロウマト]]除去手段を引かれていてもおかしくない。
しかし、躊躇してこのターンに打たなかったら、相手の手札が増えていき、余計に通る確率は下がる。すなわち、もう今打つしかない。すると・・・

画像2

通った~~~!!!
解説者や視聴者の皆様の夢を叶えるのに成功!!!

相手が[[合同勝利]]の存在を忘れていたから助かった。
あそこで相手が[[クロウマト]]に[[氷]]を撃たずに
攻撃を通し、[[合同勝利]]に対応して[[火]]ともう
一枚の火力で[[クロウマト]]を焼いてきたら、再生用
のマナを残せなかったため、確実に対処されていた。

⑥サイドボード

サイドボードは以下のように入れ替えた。
相手のデッキリストを見ながら、何をサイドインされるのか考えてみたが、どれもこれも嫌なカードばかりで、中々わからなかった。
そこで、メインは勝っているため、2ゲーム目は様子見しようと思った。
2ゲーム目は後攻となるため、どっちみち勝率は低い。
3ゲーム目で先攻取って足掻けばいい。

OUT
-1 [[砕土]]
-4 [[集団監禁]]
-1 [[レガシーの兵器]]
-1 [[連合戦略]]
-1 [[合同勝利]]

IN
+3 [[頭の混乱]]
+2 [[世界の荒廃]]
+1 [[虚空]]
+2 [[暗影のボブキャット]]

相手がパーミッションのデッキであることはリストから
わかっていたので、サイド後はハンデスとランデスで
攻めるプランとした。相手が半分近く特殊土地である
ため、ランデスである[[破壊的な流動]]も[[世界の荒廃]]
もよく刺さる。そして、打ち消されたら危険な[[砕土]]
は、引きすぎると困るので1枚減らした。

[[虚空]]については、相手は2マナ域と3マナ域が結構
ばらけているため、指定はヤマカンで攻めようと思った。

[[稲妻の天使]]がINされて殴られる可能性も考えたが、
考えすぎてもわからないものはわからない。あまりに
ビートがきつい状態であったら3ゲーム目で[[集団監禁]]
をINし直せばいいだけ。

パーマネント系もそこまで多そうではないので、
[[破滅的な行為]]の枚数を追加しなかった。
[[ゴブリンの塹壕]]ごとトークンを倒せるカードではある
が、パーミッション相手には序盤引きすぎると腐りやすい
上に、ゴブリンばらまかれたころにはもう手札の枚数で
負けていて、火力の射程圏内までライフも追い詰められて
いる状態のはずなので、これ以上考えないことにした。

[[合同勝利]]は1枚残しておいた。トレンチ相手には、
下手したら[[合同勝利]]以外では勝てないかもしれない。
次は確実に対処されるに決まっているだろうけれど、
配信卓でのプレイのため、単なる様子見よりは、無茶な
ことをやって負けた方がまだマシである思った。

相手のサイドボードは、大まかに以下のように予測した。

OUT
-4 [[除外]]
-[[火+氷]]
-[[ラッカ・ボルバー]]

IN
+? [[反論]]
+? [[翻弄する魔道士]]
+? [[攪乱]]

また、こちらが[[集団監禁]]を外すことを見越して
[[ラッカボルバー]]と[[稲妻の天使]]をオールインして
くる可能性も考えたが、2ゲーム目は様子見と割り切った。

※実際は[[ゴブリンの塹壕]]全抜きにし、生物をオールイン
するらしい。

⑦G2 1T目の[[地勢]]にすらプレッシャー

今回の初手は、最初は土地が無かったために1回マリガンした。その結果、ハンデスとランデスが揃っているので、[[森]]1枚をボトムに送ってキープ。
相手も1マリだった。

マリガン1回(戻し:[[森]]1枚)

[[森]]×2
[[沼]]
[[平地]]
[[地勢]]
[[世界の荒廃]]
[[虚空]]

相手は1T目に島をセットしただけでターンを返してきた。[[地勢]]が[[攪乱]]される?1T目からそんなプレッシャーを感じながらも、逆に[[攪乱]]がINされたかどうか確かめられるので、思い切り[[地勢]]を打ってみた。「パーミッション相手には、躊躇したら余計に負けてしまう」のだから。
[[地勢]]は通った。つまり、相手は[[攪乱]]を引いていない(or サイドインすらしていない?)。
ちなみに[[地勢]]では、後攻1T目に2枚目の[[虚空]]を引いたため、[[山]]を選んだ。[[島]]は4枚積んでいるので、最悪トップで引けばいいと割り切った。[[島]]がないままトップから青いカードを引きすぎて負けたら、もうそれは仕方が無い。

⑧G2 3T目の幸運

私は2T目に[[地勢]]で公開されている[[山]]を置いてドローゴー。相手は2T目[[山]]、3T目[[シヴの浅瀬]]と置いて3T連続ドローゴー。そして、私の後攻3T目のアップキープに、[[氷]]で[[森]]を狙ってきた。

そして、3T目のトップドローは[[頭の混乱]]。お陰で、3T目は[[沼]]を置いて、相手の[[嘘か真か]]をハンデスするのに成功した。ここで相手の手札を覗き見できたのも大きかった。

画像3

このターンの出来事が、以下の理由で2ゲーム目の幸運だと思っている。
「初手の些細な違いが勝敗を決めることもある」

仮に、初手の[[沼]]が代わりに[[山]]であった場合、
[[地勢]]で[[沼]]をサーチして2T目に置いてしまい、
3T目に[[氷]]で[[沼]]が狙われて[[頭の混乱]]を
打てないままターンを返さざるを得なかっただろう。
しかも、[[破滅的な行為]]を持っていたため、余計に
[[沼]]を先に置いてしまったはず。その結果、相手に
4T目に[[嘘か真か]]を打たれてしまう。

⑨G2 4T目:顔が見えない[[翻弄する魔道士]]

相手の先手4T目、[[翻弄する魔道士]]を出してきた。
その時の私の手札は、以下の5枚。

[[虚空]]×2
[[世界の荒廃]]
[[破滅的な行為]]
[[平地]]

頼むから[[虚空]]と[[世界の荒廃]]だけは指定しないでくれ。そもそも、土地の5枚目を引けていないから、このまま土地不足で数ターン動けなくなる可能性も高かったのだけれど。
ところが、指定されたのは[[破壊的な流動]]で助かった。相手は20年前もインベイジョンブロック構築をプレイされていたベテランの方。顔が見えないDiscordだったので、以下のように言って流せたが、顔が見えていたら些細な会話と表情で[[破壊的な流動]]を持っていないことを察されて、[[虚空]]や[[世界の荒廃]]を指定されていたかもしれない。

相手「あの赤緑黒のエンチャント何でしたっけ?」
私「(指定は)[[破壊的な流動]]ですね。わかりました。」
  (しめしめ)

その返しの後手4T目にトップで引いたのは[[森]]。よかった、これで少なくとも[[虚空]]を2ターン連続打てる。その[[森]]と[[破滅的な行為]]を置いてターンを返した。

次のターンから行動開始を考えていた。[[虚空]]2連発から、[[世界の荒廃]]を打つ。トップで打消しを引かれてもそれを消費させられるし、[[予言の稲妻]]を打たれたら、2指定すれば[[翻弄する魔道士]]を倒せてアド損にならない上に再度手札を覗ける。
その間に、相手はこちらが[[世界の荒廃]]を隠し持っていることに気づかずに、土地を次々置いてくれるはず。

⑩G2 [[世界の荒廃]]までの道

相手はトップから打消しを2連続で引いていた。[[吸収]]、[[回避行動]]と[[虚空]]を2発とも打ち消してきた。でもそれでよかった。本当に通したいのは[[世界の荒廃]]であったのだから。
その間、こちらのトップドローは土地のみ。運よく[[島]]も引けた。

[[虚空]]の2発目が打ち消されたら、手札に残ったのは[[世界の荒廃]]と[[平地]]のみ。次のターンに[[世界の荒廃]]が通るかどうかが勝負になる。これ以上[[吸収]]を引かれたら、「交通事故」と割り切ってもうあきらめようと思った。3回連続で都合よく打消しを引かれたら、事故だ。​

その返しのターン、相手はメインで[[嘘か真か]]を打つ。残った土地は[[シヴの浅瀬]]。おお、これなら絶対に[[世界の荒廃]]に[[吸収]]が打てない!
[[嘘か真か]]の結果は以下のようになった。

取った束
[[沿岸の塔]]
[[翻弄する魔道士]]
[[ウルザの激怒]]

捨てた束
[[沿岸の塔]]
[[回避行動]]

[[回避行動]]は面倒なので、写真のように2枚の方とした。2枚の[[沿岸の塔]]は1枚ずつに分割した。多分相手はそれをタップインさせ、返しに[[世界の荒廃]]に飲み込まれてくれるだろう。

画像4


そして[[世界の荒廃]]を打つターン。引いたのは[[俗世の相談]]。
当然[[世界の荒廃]]は通った。相手の土地は[[島]]と[[山]]のみが残り、こちらは5種類の土地が残り、しかも[[俗世の相談]]用のマナも余った。

[[俗世の相談]]は様子見のため、すぐには打たなかった。[[破滅的な行為]]を起爆するマナを残して威嚇するためにも。

⑪G2 [[連合戦略]]!?

返しのターン、相手は[[翻弄する魔道士]]で殴り、[[戦場の鍛冶場]]をセットしてターンを返す。エンドステップに私は[[俗世の相談]]を打つ。すると捲れたのは、

[[森]]×3
[[砕土]]
[[連合戦略]]

土地が固まりすぎ~~~![[連合戦略]]を取ったのは言うまでもない。

私のターンに入り、トップで引いたのは[[沼]]。まだまだ土地固まっていたんかい。
[[沼]]セットから、[[地勢]]を引く可能性をみて[[森]]を残して[[連合戦略]]を打つと通った。引いた5枚は、

[[連合戦略]]×2
[[地勢]]
[[虚空]]
[[破壊的な流動]]

案の定[[地勢]]を引いたので、[[島]]をサーチしてターンを返した。
しかも[[連合戦略]]で2枚の[[連合戦略]]を引き当てた。

しかし、肝心な[[回避行動]]が無い。どこ行っちまったんだ~~~!

返しのターン、相手は土地を置かず、[[翻弄する魔道士]]で殴るだけでターンを返した。残りライフ7。相手は[[ウルザの激怒]]と[[予言の稲妻]]を持っている。土地が伸びたらピンチ!

⑫G2 1ターン遅かった[[反論]]!?

相手は土地3枚、2/2生物1体。その2/2生物に[[破壊的な流動]]を禁じられている。そうなったらもう、2/2を対処するしかない。しかも、その2/2はもう一枚相手の手札にいるのもわかっている。[[虚空]]で戦場と手札の両方を処分できる、なんて都合のいいカードだ。

添削さん「打消し構えた[[虚空]]強い!」

手札が見えない人たちにはそう見えるけれど、実は違った。
[[回避行動]]は引けていなかった。

更に、[[虚空]]が解決したら、相手の手札には前のターンに引いた[[反論]]が。すなわち、私の[[連合戦略]]の直後に[[反論]]を引いていたのだ。[[反論]]を1ターン早く引かれていたら、[[連合戦略]]が通らず負けていたかもしれないということ。
その1ターン遅れて引かれた[[反論]]は、2/2生物と一緒に[[虚空]]に巻き込まれた。

それだけでなく、1発目の[[嘘か真か]]で相手が
[[回避行動]]の方の束を選択していた場合、やはり
[[連合戦略]]は打ち消されていた。[[世界の荒廃]]が
成功した後でも、些細な違いで結果が変わってしまう
ほどの恐怖を与えてくる恐ろしいデッキであった。

ターン終了時、[[ウルザの激怒]]を撃ち込まれてライフを4まで追い詰められた。

画像5

それから、相手は[[沿岸の塔]]を置いてターンを返す。土地を立て直すの結構早い。しかしありがたいことに4枚中2枚は基本でない土地。
そして私のターン、[[破壊的な流動]]設置し、そのままターンを返す。[[連合戦略]]は次のターンに打ち、[[回避行動]]を引き当てればいい。
ちなみに、私のトップドローは土地の連続。

[[回避行動]]は引けていないから、フルタップにして
[[連合戦略]]を打とうか迷ったが、スキを見せるのは
危ないので打つのは控えた。相手のデッキの火力はイ
ンスタントばかりのため、こちらがフルタップにしな
ければ、[[回避行動]]を警戒して打ってこないはず。

ランデスが成功し、[[予言の稲妻]]の恐怖は遠のいた。
しかし、[[火]]なら打てる。頼むから[[火]]をトップで引いても、[[回避行動]]を警戒してメインで打ってこないでほしい。[[ウルザの激怒]]はどうせ打ち消せないのであきらめるしかない。ライフが4あるのがせめてもの救い。

返しに、相手は[[山]]を置いてドローゴー。基本土地を引かれてしまった。

⑬G2 [[クロウマト]]で殴る

その返し、私はトップで[[クロウマト]]を引く。そこでプランが変わった。[[連合戦略]]よりも[[クロウマト]]パンチを先にしよう、と。相手の[[予言の稲妻]]より先にこちらが殴り勝てばいい。相手も、4枚目の基本土地はさすがに簡単には引けないだろう。
土地を置き、[[クロウマト]]を出してターンを返す。再生とトップ逃げのマナを残して。

返しに、相手は[[島]]を置いてドローゴー。4枚目の基本土地を引かれてしまった。これで[[破壊的な流動]]で[[予言の稲妻]]を防ぐのは不可能になった。5枚目の土地を置かれる前に、私が[[回避行動]]を引かないと負けてしまう。

その返しに、相手のライフは21だったので、[[クロウマト]]をパワーアップさせて殴った。そう、[[吸収]]でゲインされた端数を削るため。3ターン後、このまま殴り勝てるだろうか?

そして、2発目の[[連合戦略]]を打って通るも・・・あまりのショックに発狂しそうになったが、配信中のこともありこらえた。

「5枚とも土地だ~~~!」

⑭G2 三度目の正直?

[[連合戦略]]で土地ばかり引いた返し、相手は何もせずにドローゴー。
返しに、トップドローした[[彩色の宝球]]をさっと置いた。これでトップで[[回避行動]]を引ける可能性が多少は上がった。[[クロウマト]]で殴り、メイン2で3度目の[[連合戦略]]を打つ。すると相手はそのスタックで[[嘘か真か]]。

相手のトップ強すぎ~~~!
(基本土地2連続+[[嘘か真か]])!?

画像7

捲れた5枚に恐怖を感じたが、深呼吸して落ち着いて考えてみた。[[排撃]]と[[平地]]を同時に渡すのだけは避けたい。[[連合戦略]]がこの後に通って[[回避行動]]を引くだろうから、[[平地]]を取られても大丈夫と割り切った。それで、[[嘘か真か]]は以下のような結果となった。

取った束
[[排撃]]×2

捨てた束
[[平地]]
[[翻弄する魔導士]]
[[攪乱]]

その後、私の[[連合戦略]]も解決されたが、引いたのは以下の5枚。

[[合同勝利]]
[[地勢]]
土地3枚

[[回避行動]]どこに行っちまったんだ~~~!
それに、土地はもう要らない!
相手が[[平地]]の束を取っていたら危なかった!
顔が見えていたら、私のしぐさで察されて[[平地]]取られたかも!?

ヤケクソになって[[地勢]]打ってライブラリーの土地を減らしたくなったが、立っていた土地は[[森]]と[[島]]のみ。[[回避行動]]を構えているふりをするために、[[地勢]]と引きすぎた土地数枚をディスカードで捨ててターンを返した。

三度目の[[連合戦略]]が正直であったことは、次のトップドローで証明された。

⑮G2 夢を叶えた奇跡

幸いなことに相手は返しのターンに何もせずドローゴー。5枚目の土地を置かなかった。
そして・・・とうとうその返しに、私はトップで[[回避行動]]を引いたのだ。

相手には[[排撃]]を2発撃つマナはない。3発目の[[虚空]]で手札を覗いて以降の相手の引いたカードも1枚を除いてわかっている。すなわち[[反論]]や[[回避行動]]を合計2枚持っているはずがない。
確実に[[合同勝利]]が通る。[[排撃]]を打ち消してしまえばもうこちらのもの。

とりあえず、最後の〆に[[クロウマト]]で殴る。相手はスルー。

そして、[[回避行動]]のためのマナを残して[[合同勝利]]!!!

何となく残しておいた[[合同勝利]]により、苦手なはずのトレンチ相手に2-0を決めるのに成功したのであった。
しかし、本記事で述べたように、[[世界の荒廃]]に成功した後ですら「些細な違いだけで逆に負けていたかもしれない局面」が結構あった。そもそもドメインはトレンチ相手には大きく不利であるし、準決勝での勝利は奇跡であると思っている。

画像6

別卓の準決勝は長引いていて、配信中の熱い雑談が続いた。
それから迎えた決勝戦。決勝の相手は・・・

⑯とうとう夢を諦めるしかないことを察した!!!

・・・決勝レポートに続く
https://note.com/forceofmasah/n/nc0638b457b90

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