何歳からだって学び直せる!
1月5日日経新聞の「私見卓見」コーナーに、岩崎良美さんが寄稿されていました。
そうです!
「タッチ、タッチ、ここにタッチ♪」が浮かんだあなた、同世代です。
そんなことはどうでもよくて、あの岩崎良美さんのお名前を日経新聞で拝見するのに少なからずの驚きを感じました。
岩崎さんは、コロナ禍でライブ活動ができなくなったことに危機感を感じ、現在、桜美林大学の大学院で経営学を学んでいるそうです。
慣れない資料作りなど睡眠時間2時間という日々が続くこともあったけれど、ゲーム理論や企業再生を学ぶうちに、世の中の見方が変わったとのこと。
若い中国からの留学生と一緒のチームで課題をこなすなどの経験も楽しんでいる様子です。
岩崎良美さん、60歳。
ひと昔前なら赤いちゃんちゃんこを着て、のんびり余生に入るところですが、ここから新しいことを学ぼうとする姿。素敵!
最近、わたしより少し上の世代のアイドルだった方たちのセカンドキャリアをよく目にします。
菊池桃子さんは、法政大学で雇用問題を専攻し博士号を取得。現在は戸坂女子大の客員教授をされています。
たしか数年前にキャリア官僚の方と再婚されましたよね。
驚いたのは、いとうまいこさん。
たまたま投資対象として分析していたタスキという会社のニュースリリースに「いとうまいこ氏が取締役に就任」とあり、なんで???と調べてみたら、なんといとうさんは2010年、44歳で早稲田大学に進学。
修士課程でロボット工学研究を経て、現在は早稲田大学大学院博士課程で、東京大学と共同で老化学の研究に取り組んでいます。
さらには、国際ロボット展に出展、それをきっかけに、AIを活用したサービスを提供するエクサウィザーズのフェローとしてスカウトされ、ロボット開発に携わっているとのこと。
えーーーー?
ってかすごくない?
”不良少女と呼ばれて”たのに。(←これが分かる人、友達な)
もともとITへの関心が強く、1995年から独自ドメインを取得してサイトを運営してたんですって。
ずっとアイドルで居続けるキョンキョンもすごいけど、こうしてまったく別の分野でセカンドキャリアを築いているのも素晴らしい。
先日、たまたまTwitterで「いい歳して資格の勉強を頑張る人は基本的に仕事ができないし<以下略>」という粒が流れてきました。
仕事ができないかどうかは別として、わたしは、いい歳であろうが学ぼうと頑張っている人をバカにすることはできません。
むしろいい歳で学んでいる人を心から尊敬します。
何歳からだって学び直せる!
自分の可能性を、歳のせいにしてあきらめる必要なないと教えてくれた”昭和のアイドル”に乾杯!
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