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1. 「親になること」への不安 【0歳0ヶ月】

初めまして、もしくは前回に引き続き閲覧ありがとうございます。
前回の記事をnoteの編集部さんにどこかで取り上げていただけたらしく(詳細があまり分かってなくてすみません)、閲覧数やスキが伸びていて嬉しい限りです。マイペースに週1くらいで更新していくと思いますので、よろしくお願いいたします。

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このブログは、2018年生まれの息子を持つ母の、将来大きく育つであろう息子へ宛てた手紙のような日記のようなブログです。時系列はバラバラです。
※文章を飛ばして漫画のみでもお読みいただけます。


今日は、ゆう君が生まれた時のお話です。

【親になる前の不安な気持ち】

昔から子供が大好きだった私。
友人の子や甥っ子姪っ子は会うだけで心癒されていましたし、「子供は天使だ」と思うほどでした。が、新生児ほどの赤ちゃんを相手にしたことはほとんどなく、ましてや丸一日面倒を見たこともありません。
「他人の子が可愛いと思えるのは、自分に責任がなく可愛い面しか見ることがないからなんじゃないだろうか」
出産に近づくにつれ、そんな思いが少しずつ膨らんできました。

決して実年齢は子供ではありませんが、なかなか精神年齢は大人になりきれないものです(大人とは何か、と言われると定義が難しいですが)。
この頃、高校からの友人と会った時に「私が親になんてなれるのか、不安」と言われ、思わず「私も!」と即答してしまいました。

しかし当時、SNSにその不安を少し吐露したところ「そんな不安なら子供を産むな」と厳しい言葉を投げかけられたこともありました。その言葉を受けた時は「産む覚悟がないなら子作りするべきじゃなかったかな…」と考えて落ち込んだものです。


【産まれた子を見た瞬間】

正直、本当に全部吹き飛んで「産んでよかった」と心から思いました。

勿論、産んだ瞬間で今後はどうなるか全くわかりません。一寸先はまさに闇です。それでも、子と出会えた瞬間には全ての不安が頭から消え去っていました。


妊娠検査薬で陽性のサインを見た時、まだ親になる実感はありませんでした。
保健所に母子手帳を受け取りに行って、少し実感が湧いてきた気がしました。
エコーで人の形をした胎児を見た時、「子が本当にこの中にいるんだ」と愛しくなりました。
自分のお腹の中でぽこぽこ動き出したのを感じて、「この子は生きている、私はこの子を育ててる」と親になったような気分でした。

そして私は、子に出会って、親になりました。


【不安は持って当たり前】

産む前は不安を持つ自分に落ち込んだりもしましたが、今では産前に不安になることは当たり前だと思っています。初めてのことに挑む時、まして命という大きな大きな責任を伴うものに対面する時、不安を感じない訳がないですよね。

産後、不安は消え去るどころか更に増えていきました。「おっぱいは出ているのだろうか」「大きくなっていってるかな」「この寝かしつけでいいんだろうか」「突然死は本当に防ぐことができないのか」などもう様々、尽きることはありません。
それは1歳を超えた今でも、種類をかえてずっと付きまとっています。ただその一方で、育児には安心できる時などないんだな、と逆に開き直ることもできました。

「親になること」への不安は、持っていて当たり前。「子を育てる」ことの不安も、持っていていい。持ちながら毎日を過ごしていって、子も大きくなり、親も成長していく。それでいいんだと。

これからも我が子に育ててもらいながら、ゆっくりと親として成長していきたいと思います。
ゆう君、今日も一緒に頑張ろうね。



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