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全文公開【3/22やまもゼミ記事】親が悩む「初めて」のタイミング

昨日の続きです。

まだ昨日の記事を読んでいない方は、そちらからどうぞ。

息子が図書館で頑張っています。



【新しい経験】

息子が検索機で調べた5歳0カ月(昨日1カ月間違えました…)が早いかどうか分かりませんが、この経験って、これからいつかどこかで初めてが訪れるものです。


他にも生活には色々な初めてがあります。



トイレでお尻を拭く

一人でお風呂に入る

一人でお買い物

箸を使う



これらの始めるタイミングって、親が考えるんですね。

本当に当たり前のことを言ってすみません。でも、親としてそう感じたんです。


トイレトレーニングはちょっと違うじゃないですか。


あれは、トイレの間隔がある程度開いてから(身体が発達してから)始めるので目安がありますよね。

でも、箸のタイミングはない。


「子どもが持ちたがったら」なんて書いてある本がありますが、子どもによってはそんな日は来ないかもしれない。

一人でおつかいに行かせるのも「身長が〇センチを超えたので」とかないじゃないですか。だから難しい。



保育者のみなさんなら口を揃えてこういうと思うんです。

「それは、子どもそれぞれです」と。

それは分かってるんです。でも親としては悩ましいです。


うちの子はちょろちょろして不器用で情緒も幼いです。

買い物はもちろん、トイレで自分で拭けるかなあ…箸はエジソン箸を始めました。あれって効果あるのかなあ…お風呂に一人も心配で心配で…。

もう保育者とは思えない思考です笑。



そう考えると、自分のお金で買い物をするとか図書館で検索してみるとか、そんなことは必須ではない経験だなあと改めて思います。もちろん大切な経験ですけれど!

まずは生活。かな。


生活スキルの”初めて”を身につけていく方が、子どもも大人も苦労があります。

そう考えると、私の経験させている”初めて”は苦労のない楽しい部分だけなのかも…!




【息子を見ていて気付くこと】

これは保育者の記事か?というような女々しい(?)内容ですので、最後は少しくらい保育者らしくいきます。


息子が新しいことを覚える時に、私が気をつけていることです。


それは、見本を見せることです。

また当たり前のことを…と思うかもしれませんが、これ大事です。



うちの子、不器用なんです(2回目)。

なので、言葉だけで説明しても手先をうまく動かせません。

力の入れ方が伝わらなかったり、そもそも指の力が弱くない…?と思ったりします。


が、とにもかくにも子どもが分かりやすい説明をするのが大人の役目ですよね。



なので、見本を見せます。


醤油をかける時の量、パンの袋の開け方、お茶の注ぎ方、バスタオルの掛け方(ちょうど半分で掛けるならどの柄で半分に折るか)、引き出しに服をしまう、などなど。


他の子どもが勝手に見て覚えることでも、息子には丁寧に回り道して伝える必要があると思っています。

やってあげるわけではなく、丁寧に。

目の前の子どもが分かる言葉と方法で伝える。忘れがちです。



「去年の子どもはこれで通じてた。今年の子は…なんで?」

「去年はあれで分かってたから優秀だった。今年は…苦笑」



ではダメということです。

今年の子どもに合う方法を考えて、試して、実行です。


少しは保育者らしく締まったでしょうか。

ではでは。



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