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列が出来るコーヒー屋さんとヒマなコーヒー屋さん

1週間ぶりです。meguです。1週間書く事を貯めてみたのですが、どうなることやら。。。

さて、昨日はお休みで久しぶりに夫と京都の町を歩きました。海外からの旅行者を対象にツアーガイドのお仕事をしている夫がコロナで仕事が無くなったのですが、最近斡旋している会社がオンラインツアーをしようと言い出し、それの準備で京都の“ザ・観光地"に行ってみたのです。

人はわりといましたが、京都の観光地の本気の賑わいを知ってるだけに、まだまだ少ないと感じましたね。そして、全て日本人。ほとんど海外からの旅行者で溢れかえっていた京都が、、、。(逆に今の京都は日本人がとっても観光しやすい)

そこで、すごく面白い現象を見たんです。

京都の某有名オシャレコーヒー店から細い道を挟んで斜め向かいにこれまたオシャレなコーヒー店が。

某有名コーヒー店には列が出来ているのに、斜め向かいのコーヒー屋さんは店内ガラガラ。

同じぐらいオシャレでスタイリッシュな店舗構えでしたよ。

なぜ????

私なりに理由を探してみたんです。私なりになので正解かは分かりませんが。

『同じぐらいオシャレなら有名な方に行く。』

これに尽きるかもしれません。だってスタバだって海外の旅行者で溢れかえっていますもんね。「京都に来てまでスタバ?」とか思うかもしれないけど、世界中にあるから安心感がすごい!旅行中冒険ばっかりしてられないのです。コーヒーが飲みたい時は京都の老舗喫茶店に頑張って入るより、スタバ!これは海外の旅行者の心境としては当たり前かもしれません。

では昨日見たコーヒー屋さんは?

列が出来ている方が京都で有名!海外の人からしたらどちらも無名だけど、日本人からしたら、「京都に行ったらこのお店でコーヒー飲みたい」ってなるのかもしれません。そしてほぼ日本人しかいない今、観光に来たほとんどの人がこの心境になり有名な方に並ぶ。ここで海外の人がいたら、どちらも知らないコーヒー屋さんなのでわざわざ並ばないで斜め向かいのコーヒー屋さんに入るでしょう。そうすれば斜め向かいも人が沢山になり、人は人が集まっているところに集まる習性を考えると、日本人も斜め向かいに入るかもしれません。

なら、斜め向かいのコーヒー屋さんが、オシャレでスタイリッシュではなく、京都の老舗感を出した作りだったとしたら、、、

某有名店と色が違うので並ばずこっちに入ろう。ってなる人もいるかもしれません。全く同じ感じのお店だから余計に有名な方に流れるのかも。

ではそうだった場合、海外の旅行者はどちらを選ぶのか?多分コーヒーならオシャレでスタイリッシュな方を選ぶでしょうね。だってコーヒーだもん。京都の人、日本人にとってのコーヒー文化は長い歴史があるので古風な作りでも、「あぁ、いいなぁ!」となりますが、海外の旅行者にはそんな文化はありません。コーヒーは世界中にあるので、自国の文化を重ねて見ます。そうすると、オシャレでスタイリッシュの方が海外の人からすると入りやすい。日本のコーヒー文化には馴染みがないから。。。

だとすれば、コロナが来る前は斜め向かいのコーヒー屋さんも賑わっていたに違いないのです。コロナの影響がこんなところにも、、、!


と考えをめぐらせてしまいました。

それでは皆さま、雨ですが今日も良い一日を〜♫





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