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#6.スカウト視点とマーケティング視点で考える選手評価1

私たちのページをご覧頂き、ありがとうございます。
ユーキ君の在籍するチェンライUTDは、ACL@ウズベキスタン
日本の方はACL、タイの方はTrueにて、
彼が携わるチームを覗いてみてください。
ということで、今回はACLに旅立つ前の取材での
脱線話をぜひ、お楽しみください!/堀雄一郎(取材日:6/16)


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―新型コロナの影響でタイサッカーの選手マーケットは変化している?

まぁ、ないことはないよね。予算がないと選手は取れないからね。

―そうだよね。ただ、選手の方も大変。

スカウトポジションからは「ピッチの中」の選手評価が仕事だからね。
前にも言ったけど「このレベルの選手」が「いくら」だけで評価する。

―新型コロナの影響で、世界中でマーケットが縮小しているだろうし、
その縮小幅が異なると、移籍市場が大きく動きそうだね。
ヨーロッパでプレイしている選手が、給与維持の為に中東に移籍
→中東にいた外国籍選手が玉突きで別の国へ。
そしてまたその国でプレイする選手が…と流れることも考えられるよね。

動きの大小はあっても、それが移籍市場だからね。
ただ、例年に比べて、チームを求めてリーグを下げる選手や給料を下げて契約せざるを得ないケースもあったり、J2やリーガのセグンドへチャンスを探しにいく若い選手も増えているね。

僕はスカウトとして、広く選手の情報をインプットしないといけないし、
選手・代理人は、自分のストロングを伝えられなくてはいけない。

うちの選手にはしっかりプレイして、他のクラブから「欲しい」と言われるように(=値段が付くように)頑張って欲しいね。

【編集後記】 
僕のように「サッカー選手を憧れの対象」とする人間は
選手たちが大変な競争の中で、そのポジションに辿り着いていることを
ついつい忘れがちです。改めて競争に勝ち、ピッチに立つ選手たちに
リスペクトの気持ちを抱きました。


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