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【思考-Pt.8】環境と目標 目標概念と設定編

基本的に何かに取り組む、あるいは何かをすることにおいて必ず目標が存在すると思います。

特に自分がTwitter上で関わる人の多くは、成し遂げたいことや実現させたいことを持っています。

その目標達成のために日々ありとあらゆることをされています。

そもそも目標というのは現時点で出来ていなことになると思います。

それをできるようにする為の行動が目標達成プロセスになります。

この目標達成プロセスについて考えてみたいと思います。

以前にもnoteに書きましたが、自分は何をするにも環境という物はかなり大事な要素だと思っています。

特に成長する、何かを達成するためには特に大事だと思います。

よって目標を定め、それに適した環境の中で行動していくことが大切だと思います。

目標環境がキーワードです。

まずは目標ですが目標には「マスタリー目標」「パフォーマンス目標」の2パターンあります。

マスタリー目標・・・主に「できるようになる」等の目標です。例 速く走れるようになる。
パフォーマンス目標・・・理想状態です。例 テストで一位を取る。大会で優勝する。

一般的にこれら二つの目標が存在します。

個人的にはパフォーマンス目標→マスタリー目標の設定が良いと思います。

パフォーマンス目標が「徒競走で一位になる」だった場合、マスタリー目標が「速く走れるようになる」等に必然的に決めやすくなり、よりやるべきことが明確になります。ここから早く走るためには→フォームの改善、増量・軽量等により具体化することができます。

人間の多くは終着点が明確に見えれば見えるほどより行動しやすくなります。

終着点がわかると自分が今どこにいるか、主に終着地点との距離がわかります。距離がわかることで今の地点では何をすべきかどういう状態なのかがより明白にわかります。

人間未知なものには中々手が出ないものですが、明確に「わかるもの」とするだけで手が出しやすくなります。

まずとにかく走ってくださいと言われるのとゴールまで走ってくださいと言われるのでは後者の方が走る人が多いと思いますし、走りやすいと思います。

そして次に、今から3Km走ってください、と言われるのとゴールまで走ってくださいとだけ言われるのでは前者の方がまだ走りたいと思う人が多いと思います。

この場合は前者の方がゴールからの距離が明確にわかるのでどこで何をすればよいか明確になり、より走りやすくなります。

後者はゴールまでというのはありますが、距離感がつかめないのでどこで何をすべきかが決められません。

人間答えのない問題と向き合う時にありとあらゆる「可能性」を考えます。

ゴールは3Kmなのか?5Kmなのか?40Kmなのか?と

しかし答えは無い(わからない)ので自分が納得するためにとりあえず答えを決める必要が出てきます。答えが無いから決める必要はないという考えもあると思いますが、最初にも言った通り人間わかるもの、明確なものに関してはより手を出しやすくなる、やり易くなるというのがあると思うので、仮の答えを決める必要があると思います。

ただしこの答えはあくまで可能性のもっとも高いであろうものを採用した答えであり、100%ではない答えとしての自覚は大切です。

話が少しそれましたが目標においても同様です。

まず目標を決めるというのはゴールを作るということです。

ゴールのないものよりあった方が走りやすいので。

これに関してはパフォーマンス目標が当てはまります。

このパフォーマンス目標は抽象的なものに性質上なりますが、ある程度具体性を含んだものを入れることが大事だと思います。

そうすることによってまっかく検討のつかなかった距離感がおおよそわかるようになり、より行動しやすくなります。

3Km?10Km?40Km?と悩んでいたものが、7~10Km?となるわけです。

そしてそれに付随してマスタリー目標が決まります。

マスタリー目標まで決まると走破するために何が必要かわかってきます。

そしてここで「スモールステップの原理」という物を用いるとより走りやすくなります。

終着地点が7~10kmと分かれば、4Kmは確実に走ります。

ここ出まず4km地点を仮の終着地点として目標を立てます。こうすることによって6.99Kmまではかなり走りやすくなります

つまり最終着地点だけでなく間にもいくつか目標をつくることで目標達成をより明確なものとして捉えることができます。

こうすることによって当初ゴールすらなく途方もなく感じていたものが、ゴールの存在がわかり、さらに具体的な距離もわかるようになり走りやすくなります。

結論を簡単にすると

①パフォーマンス目標を決める→ゴールを決めた方が人間頑張れる
②パフォーマンス目標に具体的な物を含ませる→推定距離がわかる。可能性の幅が狭まりわかりやすい、実際の距離が当たりやすい
③パフォーマンス目標に付随してマスタリー目標を決める
④マスタリー目標によって何をすべきか決まったらスモールステップとしていくつか小さい目標を明確に設定して最終着地点までの道のりを区分けする

こうやって目標とやるべきことが明確になればあとはそれを達成のために足りない部分を成長させられるよう行動(学習)していけばいいだけです!

次回は環境編として目標達成におけるプロセスの部分、主に能力を養うためについてを環境にフォーカスして考えたいと思います!


【プロフィール】
2000.7.7生まれ20歳。将来は監督としてCL連覇を夢に活動中。上海に3年間の滞在経験があり、高校卒業後はイタリアへ、コロナの影響で現在は日本に帰国中。2021年9月より台湾へ留学し、2022年9月よりイタリアへ戻りペルージャ大学スポーツ科学部に入学予定。
現在は日本で語学やサッカー等の勉強をしながら、各種学生団体の運営や、サポートに携わっている。
まだ、現役としてプレーも続けており、ポジションはGK。

【所属】
〈現所属〉
若者応援情報サイトヒトトナリ 副代表
https://twitter.com/hitotonari_key?s=21https://twitter.com/hitotonari_key?s=21
NEST Football Coach Academy 代表
https://twitter.com/NESTfca?s=20
団体Hotalk共同代表
https://twitter.com/hotalk1229?s=20
よんはち 運営
https://twitter.com/challenge48h?s=20
団体Velis 運営
Management Zoom 運営
https://twitter.com/management_zoom?s=20
船橋ユナイテッド フットボールディレクターhttps://twitter.com/funabashiunited?s=20
DFL 共同代表
https://twitter.com/develo_official?s=20
〈指導歴〉
ACミランスクール佐倉 アルバイトコーチ(2019.2〜2019.8)
東京GKスクール アルバイトコーチ(2019.2〜2019.8)
船橋ユナイテッド フットボールディレクター (2021.2~)




参考文献






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