2022/5/14、15 乃木坂46 ~10th Year Birthday Live~ ライブレビュー 【絶叫の一秒前】
こんにちは。こんばんは。
おはようございます。
最近ライブレビューしか書いてない人です✋
近いうちにフットボールの記事も書きます。
たぶん。
ということで今回は我がホーム日産スタジアムで行われた乃木坂の10回目のバースデイライブをレビューする。
とはいえ、2日間とも書こうとするとおそらく纏まらないで記事がお蔵になる可能性があるので、話題となった事柄について経緯と感想を纏めようと思う。
正直伝わるとは思ってない。
仕方ないとならないのも分かってる。
けど、これを残しておくことは何かしら意味があると信じて書いていこうと思う。
よろしくお願いいたします。
◆前提の共有の難しさ
今回の記事は振り返りというよりは、話題となった『声出し』について触れていく。
おそらく皆あまり触れないところだろう。
だから書く。
全体的なレビューは我が界隈の方たちが素晴らしいものをあげてくれるのでそちらをぜひ期待していただきたい(と、ゲーゲンプレスをかけてみる)。
まず今回の事の発端となった原因が僕は3つあると考えている。
「歓声」と「声だし」の、境目が曖昧だったこと。
演出上思わず出てしまう「歓声」はOKにしたこと。
そういう演出だったこと。笑
3つ目は完全な言い訳だ。
ただ声の出ないライブなどほぼほぼないと思うのでそこは仕方ないの部類かなとも思う😅
僕が感じたのは1と2。
2が原因で1になったというのが正しいだろう。
2に関しては公式サイトにも明記されている。
ただここの認識に大きな差があったのは否めない。
具体的にどういう部分かは次章で詳しく述べる。
今回の件に関して、日本語での前提共有の難しさを感じた。
日本語は前提が共有できていれば主語が省ける便利さがある一方、前提が共有できていないと見え方が揃わず会話が成り立たない。
なぜなら基本的に話者目線で話すからだ。
話している2人の間の共通認識がないと一生アンジャッシュのコントみたいになるだろう。
◆「歓声」と「声だし」
結局はここをどう定義するか。
これがないと今後どのグループのライブもおそらくルール上やってはいけないことが横行してしまう。
といっても、僕が言ったことがそのまま定義になることはないのでここからはあくまで僕だったらどう定義するかの話をしていく。
僕の「歓声」の定義は、「思わず出てしまう演出に対しての"リアクション"」と、考えている。
フットボールのゴールの瞬間に出る声やプレーに対する反応のことを思い浮かべると分かりやすいだろう。
こういった反射的な要素のことを「歓声」というのではないだろうか。
では反対に「声だし」の定義だが、「演者のようにその瞬間を作り出す"アクション"」と僕は定義している。
観客側が演者側とは別にその空間を演出する手段のひとつと捉えていただければと思う。
空間を作る手段は様々で、スポーツの応援であれば手拍子やゲーフラ、ライブやコンサートであればサイリウムやスティックバルーン、推しタオルといったものがある。
もちろんどちらにも応用が効くものもある。
そういった中でも、「声だし」というのは演者にダイレクトで入ってくるものとして、また見なくても入るものとして直接伝わりやすい応援の種類だと思う。
ポイントとなるのは観客側から発するということ。
このコロナ禍で禁止されているのはまさにこれである。
冒頭にも話したが、これが最初から「声を出すのはダメです。」にしていたら今回のようにはならなかったと思う。
ストレートに言えば、わざわざ「歓声」という表現を使って「歓声は仕方ないです。」という必要があったのかどうか。
反射的に出てしまうものをわざわざ説明したことで言い訳する抜け道を作ってしまったように感じた。
◆届かなくたって…
ここからは2階席にしか通されなかった男が乃木坂ファンとしての気持ちを述べていく。
常々言っているように、前提の共有が大切なのでここからはぜひ僕と同じファン側の気持ちになって読んでいただきたい🙇😅
まずこの2日間のライブで、"思わず"声が出てしまった場面というのが…
制服のマネキンでの生駒登場
ここにいる理由でのまりっか登場
1日目I see…での遥香さんの煽り
帰り道での西野七瀬大先生登場
しあわせの保護色での白石神の登場
白石神のシンクロニシティ
東側、西側のスタメン発表
2日目アンコールでの一実さん松村さんの登場
白石神、ガールズルールでの全力すぎる煽り
からのロマスタ
こうやって並べると結構あるなぁ…😅💦
(たぶんもう少しある)
2日目はそういう案件が多かったなぁと。
その中でも9番の白石神によるガールズルール煽りはもはやルールフル無視のコールが起こった。
勢い任せとはいえ、私もしてしまった。
本当にごめんなさい。
ただ、ここであることに気づくだろうか?
「メンバーがファンを煽ったらそれは仕方なくない?」
という言い分。
さっきの僕の定義で行けばコール&レスポンスはリアクションになるので「歓声」だろ?と言えてしまうのだ。
これがまさに僕が言う抜け道を作ってしまった状態で今回物議を醸してるところ。
というのもグループや背景を知っている人なら「これは仕方ない」で通るかもしれないが、それは完全に井の中の蛙であって一般的には通らない。
現地でライブを見ていた人とその事象しか知らない人でこういったvsの構造になるのは分かりきっている。
スポーツファンだけの方が「こっちは我慢してるのに!」という気持ちも分かる。
ただあえて一人の乃木坂ファン側の意見として多少燃えるの覚悟で言うと、スポーツファンだけの方は試合中にコール&レスポンスのタイミングが基本的にないので演者側から煽られて反射的に反応してしまう感覚が体感として少ないのかなぁと感じた。
ルール上は確かに良くはない。
だけどその空間、熱量、アドレナリンを考えたときに自分だったら抑えられているかは少し考えてほしいのが個人的な切なる願いである。
正当化したいわけでもない。
ただ、人間の好きに対する本能ってそういうことなのではないかと感じた。
◆『過去』『今』『未来』
コロナ禍でまいやんの卒コンは配信だった。
ファンは最後にまいやんの定番であるガールズルールの煽りを生で聴けていなかったし、まいやんも満員のサイリウムを見ないまま卒業したので、お互いの念願が合致した瞬間だった。
そういったストーリーがあったら涙は不可避だし、思いが溢れだしすぎてしまうのも仕方ない。
分かってる。
伝わらないのも分かってる。
だけど、それだけ乃木坂にとって伝説の人たちが集結したのだ!
10年のグループの歴史とともにある人たち。
歴史の中でチームと個人が密接に関わってくるのはご理解いただけるだろう。
これまでの10年。これからの10年。
グループがいつまで続くかは分からない。
だからこそ、過去と未来を繋ぐ「今」を楽しみたい。
声を出して応援できるその日まで。
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