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明治安田生命J2リーグ第1節警告分析


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今回は、明治安田生命J2リーグ第1節の警告まとめとなります。J1の警告まとめが思った以上に見ていただけた気がしたので、こちらも載せてみたいと思います。

 全ての警告に関して競技規則にある理由を適用して記述しています。また後の記事で書きたいと考えていますが、審判として警告を出す際にはこの論理的な思考を通じて警告を出さなければなりません。意図が悪いから警告、ちょっと激しすぎるから警告、といった理由のみでは警告の理由にはならない事が大切です。

J2第1節 2/21(土)

ギラヴァンツ北九州×アビスパ福岡

29分 アピスパ福岡 26遠野大弥
警告 反スポーツ的行為

CKのポジショニング争いで、北九州7佐藤亮の足を踏み押し倒した。アウトオブプレー時の行為。


30分 アビスパ福岡 7重廣卓也
警告 ラフプレー

右サイドで、ドリブルを仕掛けた北九州2新井の足を無謀に蹴った。公式記録上ラフプレーなので、ラフプレーとしたが、反スポーツ的行為でも納得できるものであった。


53分 アビスパ福岡 9ファンマデルガド
警告 繰り返しの違反

繰り返しの違反のジェスチャーをしていた。2回目というジェスチャーもしていたが、映像では確認できず。


71分 アビスパ福岡 13木戸皓貴
警告 異議


水戸ホーリーホック×大宮アルディージャ

18分 水戸ホーリーホック 23外山凌
警告 反スポーツ行為

右サイド深くで抜け出しかけた大宮18イッペイシノズカのパンツを引っ張り倒した。抜ければフリーであり、大きなチャンスとなる攻撃を阻止した。


ザスパクサツ群馬×アルビレックス新潟

58分 アルビレックス新潟 27大本祐槻
警告 反スポーツ行為

左サイドを突破しようとした群馬39高瀬に対して、トリップした。抜ければフリーであり、大きなチャンスとなる攻撃を阻止した。


69分 アルビレックス新潟 31堀米悠斗
警告 ラフプレー

右サイドをドリブルする群馬2舩津に対して、無謀にトリップした。公式記録がラフプレーとなっているため、ラフプレーとしているが、筆者の見解としては接触の強度、部位からしてラフプレーが妥当か少々疑問である。


71分 アルビレックス新潟 11渡邉新太
警告 繰り返しの違反

決め手となったファウルは、後ろからのプッシュであった。その他は確認できていない。


91分 アルビレックス新潟 6秋山裕紀
警告 ラフプレー

中央付近でルーズボールからの流れで群馬35宮坂に対して足裏で無謀にタックルした。


ジェフユナイテッド千葉×FC琉球

63分 FC琉球 13河合秀人
警告 ラフプレー

球際でボールを奪った千葉4田口に対して、無謀にタックルした。
筆者の印象しては、結果的に接触してしまっており、ダメージがあるが、無謀に当たるほどの接触だったのか気になる。


FC町田ゼルビア×ヴァンフォーレ甲府

78分 FC町田ゼルビア 22小田逸稀
警告 反スポーツ的行為

左サイドで突破を仕掛けた甲府29ジュニオール・バホスをホールディングで止めた。抜ければフリーであり大きなチャンスとなる攻撃を阻止した。


ジュビロ磐田×モンテディオ山形

10分 モンテディオ山形 36小野田将人

警告 反スポーツ的行為
左サイドを反転して抜け出そうとした磐田11ルキアンをホールディングで止めた。抜ければフリーであり大きなチャンスとなる攻撃を阻止した。

45+2分 ジュビロ磐田 8大森晃太郎
警告 異議

ファジアーノ岡山×ツエーゲン金沢

ノーカード!!!



レノファ山口×京都サンガFC


45+1分 レノファ山口 9イウリ

警告 ラフプレー
京都46森脇に対して後ろから無謀に挑んだ。


83分 京都サンガFC 46森脇良太

警告 繰り返しの違反
自陣左サイドで、ボールをキープする山口9イウリをつまずかせた。
78分自陣左サイドで抜け出そうとする山口9イウリに対してホールディングのファウル、この際Rより注意を受けている。
筆者の意見としては、78分のシーンも見方によっては抜け出したらチャンスにも見えるため、警告という選択肢もあったと思う。注意でおさめるという選択も十分尊重できる判断であると考える。


徳島ヴォルティス×東京ヴェルディ

87分 徳島ヴォルティス 9河田篤秀
警告 異議
この異議のもととなった、河田がファウルを取られた場面では、河田とヴェルディ48山下の接触がファウルとなったが、河田は浜下を避けただけのようにも見える。また、公式記録で異議となっているが、河田はその後山下と小競り合いをしているが、判定についてRに異議を言っている場面は特に見受けられない。分かりません。


88分 東京ヴェルディ 36藤田譲瑠チマ

警告 反スポーツ的行為
中央で徳島24西谷が反転し抜け出しかけたところを、後ろからホールディング+トリップの合わせ技で止める。抜け出せば4対3になる場面であり、大きなチャンスとなる攻撃を阻止した。


Vファーレン長崎×栃木SC

ノーカード!!!


愛媛FC×松本山雅FC


5分 愛媛FC 8長沼洋一

警告 ラフプレー
左サイドで、松本3田中に対して、遅れて無謀にキッキングをした。


※全て筆者が映像を見て考察した理由ですので、必ずしも全てが正しいとは限りません。理由に関しては公式記録を参照しています。筆者の見解は、競技規則に基づいた筆者の個人な意見です。 

※また、分析は全て競技規則に基づく分析であり、特定の審判員を批判する意図は一切ございませんのでご了承ください。

たくさんのご意見お待ちしております。


J1版はこちら


今回、J1J2とそれぞれ警告分析をしてみて、チームによる懲戒罰の数の差に驚きました。まだ、1節しか終えていないので分からないことだらけですが、1シーズンを通じて取り組んでみたら、チーム毎の懲戒罰の理由の偏りなどが分かりそうでワクワクしています。また、J1とJ2ではJ2の方が「これでいいのかなー」と思うシーンがありました。その部分も今後続けていくうちに分かってくるのでは、と期待しております。

時間の記載もしておりますので、動画を見ながら読んでいただくことにより、論理的プロセスに則って警告を出していることが分かると思います。理由には書いてありませんが、接触部位がどこだったのかも判定するために大切な要素になってきます。

今後、J3版も作っていきたいと考えていますが、モチベーション維持と製作時間の回収のために投げ銭式での公開をしております。最終的には編集した動画をシェアし、実際の映像を観ながら警告退場の理由が読める記事にする構想があります。いっぱい投げ銭をしていただけたら頑張れますので是非ともよろしくお願いいたします。

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