「関心領域 The Zone of Interest」;出来るだけあなたに伝わるように書く感想文<46>
「関心領域 The Zone of Interest」(映画/2024)
第96回のアカデミー賞で、国際挑戦映画賞のオスカーを手にした作品。アメリカ合衆国・イギリス・ポーランドの共同製作。
アウシュビッツに勤める司令官の一家は、収容所の隣に一軒家を建てる。プール、家庭菜園、セントラルヒーティング付きの家。誕生日には父親に立派なカヌーをプレゼントする。しかし、その横にはアウシュビッツがある。昼夜黒煙が煙突から立ち上り、銃声が高々と鳴り響く。
テーマ、演出、とても本来ならば考えさせられるのだと思う。ただ、映画館で見るには少々冗長に感じてしまった。
加えて、僕の文化的な背景、世界大戦に対する知識が、欧米諸国の方々のそれらに対し薄く希薄だからなのか。理由は分からないが、残念だ。
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