見出し画像

Jubilo Diary ~アビスパ福岡ってどんなクラブ?~【J2 第5節 対アビスパ福岡】

J2もいよいよ平日開催を迎え、ここから連戦へと突入します。我々サポーターも慌ただしくなりますが、少しでも対戦相手のインプットとしてご活用いただければと思います!

今回はJ2 第4節 対アビスパ福岡です!
※間違ってることを書いてたらご指摘ください。

アビスパ福岡ってどんなクラブ?

まずはアビスパ福岡というクラブについてまとめます。公式HPはこちら

✔名前の由来

クラブ名のAVISPAは、ラテン語AVISから派生したスペイン語AVISPA(アビスパ)です。
AVIS(アビス)は「鳥」や「飛び立つもの」という意味から、スポーツ文化が地域に根ざすとともに「世界に向けて躍進していくように」との願いが込められています。
AVISPAは蜂を意味しますが、蜂の行動特性である「集団行動性」「俊敏性」から、チームは「軽快」「統制力」「多様なグループ攻撃」を特徴としています。(公式HPより)

ファジアーノは岡山⇒桃太郎⇒キジ⇒ファジアーノと、地名由来の名前でしたが、アビスパは願いから名前が付けられたパターンなんですね。

赤ちゃんと同じパターンだ。

✔エンブレム

エンブレムについても。

盾型は、「ホームタウン」を表現しています。
ボールを囲むクラブ名は、「和」「結束」を表現しています。草模様は、「頑強な守り」を表現しています。
槍型は、「蜂の一刺し(鋭い攻撃)」を表現しています。冠は、「王者」を象徴しています。(公式HPより)

アビスパのエンブレムをまじまじと見たのはこれが初めてですが、けっこう強そうですね。盾に槍に冠と、強そうなものをこれでもかというくらい継ぎ足してますね。

✔マスコット

「熊ん蜂」をモチーフにしたキャラクター、愛称「アビーくん」(市民公募より決定)。
また追加キャラクター、愛称「ビビーちゃん」も登場。
2003年8月10日に皆様に祝福されて、アビーくん・ビビーちゃんは結婚しました!!(公式HPより)

アビーくんの顔がちょっと怖い…
でもどこかディズニー感を感じるのは気のせい?
(ディズニーは全く分からない)

ちょうどこの記事を書いているまさに今、アビーくんがTwitterを始めたみたいです!

実物はそんなに怖くなさそう。というかバリバリの博多弁(?)なんですね(笑)。

蜂だからてっきり、Twitterはじめるブンって言うのかと思った…

✔過去5年間の成績

さすがにそろそろサッカーの話題も。

2015年 J2 3位
2016年 J1 18位
2017年 J2 4位
2018年 J2 7位
2019年 J2 16位

ここ最近は下降気味の福岡。

僕の中で福岡と聞いて真っ先に思い出されるのが、2015年シーズンに磐田と繰り広げた自動昇格圏へのデッドヒートですかね。

結果、揃ってJ1に昇格できたので、勝手に同志みたいな感情を抱いた記憶があります。同じような人がいたりするかな?

✔対戦成績

Total・福岡ホームいずれも磐田が大きく勝ち越しています。直近は2016年のJ1。磐田のホームゲームは2-2のドロー、福岡のホームゲームは2-3で磐田が勝利しています。

その時に誰が得点したかを覚えている人はいるんでしょうか?僕はさっぱり覚えていませんでした(一応調べましたがそれでも記憶は蘇らず)。

ちなみにアダイウトン2得点、パパドプーロス1得点だったみたいです。

アビスパ福岡はどんなスタイルなの?

あくまでデータのお話です。肩の力を抜いて流し読みしてください。

✔今季の成績

アビスパ福岡   17位 1勝1分2敗 勝ち点4 
ジュビロ磐田     6位 2勝1分1敗 勝ち点7

順位こそ大きく離れていますが、勝ち点差はたったの3。とはいえ、福岡は開幕戦を勝利したものの再開後は勝ちなしで現在2連敗中です。

✔今季の1試合平均スタッツ 
※ ( )内の数字はリーグ順位を示す。

福岡のボール支配率43.0%はリーグ19位と低いですが、シュート数は磐田とほぼ同数。効率よく攻めていることが分かります。

シュート1本あたりに必要なパス本数を示す「パス/シュート」は24.1 対 41.8であり、福岡は磐田の半分近いパス数でもってシュートまで持ち込んでいることが分かります。

✔時間帯別失点

ちょっと面白いデータを見つけたのでご紹介。


以下は両チームの時間帯別の失点数を示しています。

福岡の失点は全て前半、もしくは後半のラスト1/3でした。

これが果たして何を意味するのかは分かりませんが、前後半ラスト1/3に試合が動くかもしれませんよ!

アビスパ福岡にはどんな選手がいるの?

最後にアビスパ福岡の選手を簡単にまとめてみます。

✔監督

と、その前に監督から。

監督は今季から長谷部 茂利(はせべ しげとし)さんが指揮をとっています。昨季までは水戸で指揮を執っていた方ですね。航基がお世話になりました。

J2の下位に低迷していた水戸を2年間で着実に成長させ、2019年はプレーオフまであと一歩と迫る7位まで押し上げました。

✔スタメン出場回数

長谷部監督は水戸時代、一貫して4-4-2を採用。それは福岡に移っても同様で、今季は全て4-4-2を採用しています。

各ポジションのスタメン回数を示したのが以下の図。

多くのポジションでスタメンが固定されていることが分かります。
恐らく磐田戦でも4-4-2を採用してくるはずです。

✔チーム内ランキング

ここからは得点、シュート数、ラストパス本数のランキングを見ていきます。

〇得点者
FW ⑨ファンマ 1点
FW ㉖遠野大弥 1点
MF ⑧鈴木惇  1点

ここまでは2トップがそれぞれ1点を記録。
そのファンマ選手と遠野選手はいずれも新加入選手です。

ファンマ選手は大宮からの加入。昨季はJ2で13得点を挙げています。

遠野選手はフロンターレからのレンタル移籍中ですが、プロになって3年間はHonda FCに所属。出身は藤枝明誠高校であり、静岡とゆかりのある選手です。

パッと見た感じ、ファンマ選手がターゲットマンとなり、その周りを遠野選手が衛星的にサポートするイメージでしょうか。

〇シュート数
1位 FW ㉖遠野大弥 14本
2位 FW ⑨ファンマ    7本

2トップが上位にランクイン。
遠野選手は積極的にシュートを打ってくる印象です。

〇ラストパス本数
1位 RSB ③サロモンソン 8本
1位 FW  ㉖遠野大弥       8本

ラストパス本数トップは2人。1人は右SBのサロモンソン選手。右サイドが攻撃の鍵になっているということでしょうか。

サロモンソン選手も新加入組(レンタル)。昨季は広島で19試合2得点を挙げた元スウェーデン代表選手です。

2人目はFWの遠野選手。シュート数でもトップであり攻撃のキーマンです。

✔福岡のまとめ

・ボール保持にこだわらず、手数をかけずに攻める
・システムは一貫して4-4-2。磐田戦でも4-4-2を採用してくると思われる。
・攻撃のキーマンは2トップ + RSBサロモンソン選手(スタッツからの推測)

福岡の前節のハイライトは以下のリンクから。

終わりに

過密日程を考慮したターンオーバーも予想されますが、この試合は勝利が必須だと個人的に思ってるので、スタメンはあまりいじらないのではないかと予想してます。

その理由は順位表にあります。第4節終了時点で大宮と長崎の2クラブが4連勝で勝ち点12。その下は磐田を含めて4クラブが勝ち点7と、2クラブが頭一つ前に出たかなという印象です。

序盤の段階でこれ以上離されるのはなるべく避けたいので是が非でも勝ち点3を取って初の連勝といきたいところです。

一方の福岡も再開後は未だ勝利なし。
加えて再開後初のサポーターがいるホームゲームということもあり、貪欲に勝利を目指してくるのではないかなと思っています。

山口戦のMVP発表はこちら!
今節も投票よろしくお願いしま〜す!

データはFootball Lab参照