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Jubilo Diary 事前✔【J2 第2節 京都サンガF.C.対ジュビロ磐田】

戦術とか細かい話は置いといて、まずは対戦相手のことを知ろう!!
ということで、京都サンガF.C.の情報を簡単にまとめてみました。

少しでも試合を見る際の手助けになればいいなと思います。知らないで見るよりは、少しでも事前情報を入れておいた方がきっと楽しめるはず!

ジュビロのことも載せているので、京都サポーターの方にも読んでもらえたら嬉しいです。

開幕戦の公式ハイライトのリンクも貼ってあるのでぜひ参考に!

ではさっそく!


試合日程

6月28日(日)
スタジアム:サンガスタジアム by KYOCERA

今年から新スタジアムということで、京都のアウェイを楽しみにしていたジュビロサポーターも多かったんじゃないかな…。

ところで、サンガスタジアムには公式HPなんてものがあるんですね!?

付帯施設として京都大河ドラマ館やスポーツクライミング施設などが紹介されてるじゃないですか。え、そんなのまであるの?とビックリです!

なおさら行ってみたかった!

サンガスタジアムの公式HPリンクはこちら。


対戦成績

過去の対戦成績をまとめました。

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ジュビロが大きく勝ち越していますね。

直近の対戦は2015年ジュビロがJ2に降格したときのようです。
その時の結果は以下の通り(左側がホームチーム)。

京都 0 - 2 磐田
磐田 3 - 3 京都

ジュビロにとっては相性が良さそう。
今節も勝利を期待です!


京都サンガF.C.基本情報

ここからは各クラブの情報をまとめていきます。
気になるところだけでもチェックしてみてください!

過去5年の成績

2015年 J2 17位
2016年 J2   5位
2017年 J2 12位
2018年 J2 19位
2019年 J2   8位

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近年は順位が上がったり下がったりで安定していない印象。

今季はJ2優勝を目標としているようですが、まずは昨季プレーオフ圏内に迫った成績を今季も継続できるかに注目したいですね。

昨季の主力

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上図は昨季のスタメンとその回数を示しています(回数の多い選手のみ)。白字はこの冬に退団した選手です。

昨季のチーム内得点王、アシスト王は以下の通り。
()はチーム総得点に占める割合です。

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前線の主力選手がごっそり退団していますね。
その代わり、前線の新戦力を多く補強してしっかり穴埋めを行っています。

開幕戦のスタメンにも新戦力がたくさん名を連ねました。後ほどチェックします。

新戦力が多く連携面に不安があったかもしれませんが、この中断期間はいい意味で連携向上に働いた可能性がありそうです。

昨季のスタッツ

以下の表は、昨季の京都のスタッツとリーグ順位を示しています。

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特徴的なのはボール支配率がリーグNO 1であることです。そしてクロス数はリーグ最下位と、ボール保持を大切にしていることが顕著にデータに出ています。

今季がどうかは後ほど見てみましょう。


新戦力

ここからは京都の新戦力の紹介です。

監督 實好 礼忠
1995年~2007年 ガンバ大阪でプレー



2016年ガンバ大阪 U-23監督
2017~2018年7月 ガンバ大阪ユース監督
2018年7月~ガンバ大阪 U-23監督
2019年 京都サンガF.C.トップチームコーチ

まず1番大きな変化は監督が交代したことではないでしょうか。

とはいっても、昨年は京都でトップチームのコーチを務めていた方のようなので、目指しているサッカーの方向性(ボール保持を好む)は変わらなさそうです。

続いて新加入の選手。

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*数字は昨季のリーグ戦+カップ戦の成績です。()内はリーグ戦のみの成績です。
カップ戦に出場していない選手は()なしで表記しています。

ジュビロサポーターの注目は何といっても、昨季までジュビロに所属していた荒木大吾選手!

ジュビロではなかなかチャンスを掴むことができませんでしたが、京都では大活躍を期待してます!(ジュビロの試合以外でお願いしますよ)

ヨルディ バイス選手はDFながら、7得点という驚異の得点力を誇ります。身長は186cm。セットプレーのターゲットはほぼ間違いなくこの選手です。

その他は、ベテランながら実績十分の選手を何人も補強しています。開幕戦前の監督インタビューでは補強は100点と言っていたような。

開幕戦スタメン

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開幕戦は3-4-2-1。6人の新戦力がスタメンに名を連ねました。

3バックだったわけですが、昨季は3バックと4バックを併用していました。3バックより4バックの方が1試合当たりの得点・失点は多い傾向で、勝ち点も多く稼いでいました(下表)。

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開幕戦も後半途中から4-4-2(?)に変更していたので、今季も3バックと4バックは併用なのかなと思います。今節はどう来るのか楽しみです!

ふと思ったことですが、新戦力のウタカ選手や森脇選手、李選手は広島や浦和に在籍していたことがあり、3-4-2-1には慣れているのかなと。

慣れているから3-4-2-1なのか、3-4-2-1をイメージして獲得したのか、それとも偶然なのかは分かりませんが。

ちなみにこの試合、荒木選手はベンチ外でした(泣)。

開幕戦スタッツ

続いて開幕戦のスタッツです。

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京都のボール支配率は55%を記録。やはり今季もボール保持路線は継続されそうな印象です。キックオフ時も前線に蹴りだすのではなく繋いでいました。

終盤は前線の枚数を増やしてパワープレーを選択したため、クロスの本数は多くなっています。

時間帯別のポゼッション率(折れ線グラフ)とシュート数(棒グラフ)を以下に示しておきます。

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作ったものの特にコメントはないです(笑)。


京都の戦い方

サッと箇条書きに。

〇攻撃
・パスが主体
・前線3人のコンビネーションを含めた中央攻撃が多い印象
・ピーターウタカ選手が攻撃の中心。下がって起点になることもあれば、シンプルに裏へ抜けることも。他の選手が常にウタカ選手の動きを意識している。
・サイドの担当はWB。ただし、高い位置を取ることは稀。タイミングを見て上がっていく印象。
・アーリークロスも多め。
〇守備
・守備時は3-4-2-1⇒5-4-1
・即座に奪い返そうとすることはあまりなく、セットすることの方が優先度は高そう。


京都サンガF.C.まとめ

✔前線の選手が大幅に入れ替わった。
✔監督交代もポゼッション重視は継続されそう
✔攻撃のキーマンはピーターウタカ選手

開幕戦のJリーグ公式ハイライトはこちら



ジュビロ磐田基本情報

続いてジュビロ!

過去5年の成績

2015 J2 2位 J1昇格
2016 J1 13位
2017 J1 6位
2018 J1 16位 入れ替え戦残留
2019 J1 18位 J2降格

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2018年シーズンは入れ替え戦の末なんとか残留を勝ち取ったものの、2019年シーズンは最下位となり2度目のJ2降格。


昨季の主力

それでも今季のジュビロの大きな楽しみの1つは、昨季途中から就任したフベロ監督のもと、選手・チームがさらに成長する姿を追いかけることではないでしょうか。

フベロ監督については、ジュビロサポーターの blue tears さんが興味深くまとめてツイートされているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!*勝手に紹介してすみません

昨季のフベロ体制11試合におけるスタメンとその回数は下図の通り。

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多くの選手が退団した冬となりました。その中でも、重要な得点源(フベロ体制下、総得点に占める割合 36.4%)だったアダイウトン選手の退団は大きな痛手です。

ただし、絶対的な主力で退団した選手はアダイウトン選手と大南選手の2人だけであり、チームの骨格は昨季から継続です。

新戦力

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今季の得点源として期待がかかるのが、水戸から復帰した小川航基選手。今季は彼の出来に左右されると言っても過言では無いかもしれません。

その他、各ポジションで即戦力の補強に成功。

ルリーニャ選手は先日のアスルクラロ沼津との練習試合で大活躍でした。
開幕戦の出番はありませんでしたが、だいぶフィットしてきている印象!

開幕戦スタメン

ジュビロ開幕戦スタメン

フォーメーションは昨季と同様の4-4-2。新戦力からは小川航基選手と大森選手の2人が名を連ねました。


開幕戦スタッツ

開幕戦のスタッツは下表の通り。

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スタッツだけ見ると五分五分ですが、開始早々に先制点をゲットし前半で2点をリードすることができたのは好材料でしたね。

試合運びやその他気になる点もありましたが(ごにょごよ)、何よりも決めるべき人が決めて勝利できたことは最高の喜びでした!

開幕戦のJリーグ公式ハイライトはこちら



終わりに

あらかじめ知っていたら試合が見やすくなるかな、と思ったことをまとめてみました。

言うならば、自分の自分による自分のためのプレビューですが、ご覧いただいた方の観戦が少しでも楽しくなる一助になればと思います。

こんな情報があったら、などの意見があればぜひ教えてください!

待ってろJ1!



データはFootball-LAB参照
https://www.football-lab.jp/