見出し画像

【ACL】#002.いざ初陣。GS第1節vs.大邱(韓国)

 ついにグループステージ初戦だ。
 ACLに挑んでいるJリーグクラブ3チームは良いスタートを切り、全チームとも勝利スタート。川崎フロンターレもこの流れに乗っていきたい!

■スターティングメンバー

 ACL本戦直前にデュッセルドルフへの移籍が決まった田中碧は今回の遠征に帯同していない。
 そのポジションには、脇坂泰斗が入り、他のメンバーは今シーズンレギュラーを張っている順当なメンバー。ただ、サブに目を移すと、大島僚太が怪我から帰ってきて、充実した陣容だ。

■先制は大邱。ダイナミックな攻撃。

 もう全く雰囲気が違う。
 スタジアムの芝や雰囲気だ。立ち上がり、セットプレーが続くと川崎にも決定期があったが、一発の攻撃でやられてしまった。失点。

 試合のリズム、審判のジャッジも本当に違う。基準が違うとここまでサッカーはやりづらいのかと思うくらいもどかしい。

 28分。シミッチの横パスが狙われた。
 カウンターからクロスを入れられると、思わずジェジエウがエリア内で手を使ってファール。PKを与えた。
 しかし、チョンソンリョンがこれをストップ。まだまだゲームは分からない。

■三苫に2度目の決定期。ドリブルリズムはワールドクラス

 31分にも決定期。
 カットインから相手を外すと、惜しいシュートシーンまで持ち込んだ。
 何かのきっかけでゲームは動くに違いないが、ほんの少しのズレがピッチ上で起こっているのだろう。

 40分レアンドロダミアンの同点ゴール
 ジェジエウのパスからとんでもないバイシクルシュート。なんて選手なんだ、、。
 ファーストタッチが少し浮いたのを上手く利用してゴールを決めてしまった。凄すぎる。

■後半立ち上がりの失点。余裕ないバタつき。

 47分フリーキックの流れから、相手フォワードに折り返されるとヘディングで決められた。
 ジェジエウ、シミッチが相手のプレッシャーに対し、少し先手を取られるような状況が続き、メンタルとしても相手が優位になってしまっている状況が続いてしまっている。

 51分。旗手の気の利いたパス交換から三苫薫が抜け出す。得意の右足アウトでの折り返しをまたしてもレアンドロダミアン!2-2の同点とすぐさま追いついた。

55分。今度はシミッチの左足!
 脇坂泰斗の低いコーナーキックから、こぼれたところを先に反応したシミッチ。再三工夫を凝らしたフロンターレがついに一歩前に出た!

■ペースを掴んで、離さないために。

 63分大島僚太登場。
 脇坂に変えて入ってきた。お帰りなさい!
 タフな相手だが、どうゲームをコントロールするのか。

 セシーニャに決定期。一発のロングボールを胸コントロールからシュートまで持っていった。
 ソンリョンのビッグゼーブがあったことで事なきを経たが、一人でチャンスを作り出せるのは脅威だ。

 それから、相手に手をかけたり、押したりするのは基本的にファールになると思った方が良い。
 特に車屋はJリーグの基準でもファールになることが多いので、気をつけないと命取りになると思う。

 中盤での守備の強度が普段Jリーグでプレーしているよりもアプローチにいけなくなっている。
 もちろん出足の違い、個のフィジカルの違いといったところはあるのだろうが、ファーストディフェンダーとの連動性は今後改善の余地はたぶんにあるだろう。
 田中碧が抜けたこともここは要因として大きいと思うので、改善に期待。

■所感

 大事な初戦、グループリーグ最大のライバルを相手に苦しい苦しい戦いであったが勝ち点3を奪うことができたのはなによりも大きい。
 得点チャンスこそもっとあったように思うが、きっちり3得点を奪ったのは見事。

 大島僚太も随所に良さを発揮し、怪我からの復帰を印象付けた。

 タフなゲームが続くが、前向きに戦い続けてほしい。
 1試合1試合成長を楽しみにしながら応援していこうと思う!それでは〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?