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人生の使命。

J3リーグ第11節。今日はアウェイでFC今治との試合でした。試合は0-3と完敗に終わりました。


実は今日の試合に福山シティFCに在籍していた時から応援してくれていた方が駆けつけてくれました。

この方はこれまで全くサッカーに興味は無かったようですが、事務所が隣同士だったことから交流することが多くなり、そこからだんだんとサッカーに興味を持つように変わったみたいです。昨年は福山シティFCの試合を沢山現地で観戦してくれました。「人生の楽しみが増えたよ!」という嬉しい言葉をもらったこともありました。
なので僕が福山を去ることを伝えた時は、とても悲しんでくれました。

もうしばらく会えることはないだろうなと思っていましたが、なんと今日は今治にはるばる応援に来てくれました。実は3月には鳥取で行われたリーグ戦にも数時間かけて観戦しに来てくれていました。

ありがたいことに掲載の許可をいただきました


なんと今日の試合にはこの方以外にも福山シティFCの時から応援してくださる数名の方が駆けつけてくれました。

2月には親交の深い福山市のとある企業の社長さんが心配だからとわざわざ鳥取まで会いに来て、夜ご飯をご馳走してくれたこともありました。



僕は今の立場になってピッチからは遠ざかっています。試合を見ていても僕がいる訳ではない。むしろ観客の皆さんと同じようにスタンドで試合を見ています。それなのに貴重な時間と労力を使って応援してくれる。会いに来てくれる。そんな人がいることに改めて感謝しないといけないなと思いましたし、またそれこそが僕の人生の生きる意味だと再認識しました。



僕のあげたものでたくさんの人が
幸せそうに笑っていて
それを見た時の気持ちが
僕の探していたものだとわかった

これは槇原敬之さんの「僕が1番欲しかったもの」という曲に出てくる言葉です。僕は毎朝この曲を聴きながら通勤しています。

この曲は自分が拾ったものをモヤモヤしながらもそれを欲しそうにしてる人に与え続けるという話。そして最後に振り返ると与えた人たちが幸せそうにしていて、その幸せそうな人を見た時の感情が自分の最も欲しかったものだったのだと最後に気づいたという素晴らしい歌詞です。
この曲の良いところは与えた人たちの幸せが欲しかったものではなく、幸せそうな姿をみた自分の感情こそが最も欲しかったものだという点。あくまで自分の人生を生きているのだと分かります。


さらに今流行りのブレイキンダウンCOOの溝口さんがこんなツイートをしていました。


僕には僕の人生があるように、人の数だけ人生があります。僕の人生という物語の主人公は紛れもなく自分自身です。そこには登場人物として沢山の人と出会います。そして他の人の物語にも僕は勝手にひょこっと登場していることでしょう。

僕は他人の物語に登場したならば、僕と出会う前の人生よりも出会った後の人生が0.1でもより良い未来になるようにしたいと思っています。それが僕の人生の使命だと思っています。溝口さんのツイートを借りるなら「良い差分を生み出す」と表現できるかもしれません。

でもだからといって他人の人生を生きるつもりはないです。無理矢理「ほら、俺が関わってるんだから満足しやがれ」なんて態度をとるつもりもない。
僕には成し遂げたい目標や創りたい未来があってその為に日々歩んでいる。自分のために、わがままに生きてるのかもしれません。
でもそんな"わがまま"を歩んでいるときにふと気づいたら、多くの人を幸せにしていた。それが理想だと思っています。


何かの本で「才能とは神様から与えられたものなのだから、その才能を使ってあなたも誰かに与えなさい」という言葉に出会ったことがあります。

もしかすると僕にはサッカーという分野においてほんの少し才能があるのかもしれません。でもその才能も沢山の人から与えてもらったものだと自負しています。だからこそ、そのもらったものを腐らせることなく、より豊かにできるように磨き続けたい。そのためにはより多くの時間を費やす必要があります。

それでも成功することもあると思うし、失敗することもあるはずです。それらを繰り返した先に今では想像できないくらいの舞台に立っていると思っています。そしてそれと同時に沢山の人の物語をより豊かにしているだろうし、豊かにしている人間でありたいと思っています。


先日YouTuberのヒカルさんの動画に脊髄性筋萎縮症の方が出演してました。

彼は会いに行きたくても行けないからと、289日間毎日ヒカルさんに長文のダイレクトメッセージを送っていたそうです。それがキッカケで会うことができたそう。そして動画の中で次々に挑戦したいという意欲を見せていました。この動画を見て何か胸が熱くなるものがありました。


今年もあっという間に5ヶ月が過ぎようとしています。この5ヶ月間、自分は何ができただろうか。満足できるだけの挑戦はできただろうか。

気づけば25歳になり、貴重な20代も残り半分。無駄にしている時間はないと日々感じています。


今日は自分の人生の使命を再確認できた、そんな素敵な一日でした。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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