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2018年6月の記事一覧
渋谷系洋盤ディスクガイド100 #059 STEREOLAB / Peng! (1992)
STEREOLAB / Peng! (Too Pure/ 26 May 1992/ UK)マッドチェスターの熱狂に陰りが見えつつブリットポップの夜明けもまだちょい先という暗中模索のUKロックシーンにひょっこり現れた人懐っこいじっけんくん。洗練を目指すベクトルとは真逆のモンドみあふれるその創作は渋谷系というよりアフター渋谷系のどデカいバックボーンのひとつとなった。
「Peng!」を知るDisc
渋谷系洋盤ディスクガイド100 #058 OMAR / There's Nothing Like This (1990)
OMAR / There's Nothing Like This (Talkin' Loud/Kongo Dance/ 1990/ UK)なにはなくともタイトル曲。ポップミュージック史におけるベースラインの発明のひとつと言ってもいいかな(いいとも)。90年代初期のクラブの清掃時間のヘヴィロテNo1はこれかも。それにつけてもコンゴダンスから出たオリジナル盤ジャケの見慣れなさよ(見慣れたこいつの正
渋谷系洋盤ディスクガイド100 #057 CHAPTERHOUSE / Whirlpool (1991)
CHAPTERHOUSE / Whirlpool (Dedicated Records/ 29 Apr. 1991/ UK)轟音ギター+甘美メロ、当初は“ハッピーヴェレー系”などと呼ばれていたはずがいつの間にやら“シューゲイザー”が一般化。そんなシューゲ御三家にエントリーされている彼らだがその意味はというとたのきんにおけるヨッちゃん、シブがきにおけるフックン、少年隊におけるカッちゃん、パンジー
渋谷系洋盤ディスクガイド100 #056 THE MAN FROM DELMONTE / Big Noise (1989)
THE MAN FROM DELMONTE / Big Noise (Bop Cassettes/ 1989/ UK)込み上げ胸キュンメロディーをジャカジャカアコギとキラキラエレキで疾走感バリバリに演奏していた彼らが活動期間に残した唯一のアルバムがこのライヴ盤。これぞインディーポップ。現在はニューオーリンズでどカントリーを演奏しているヴォーカルのマイク・ウェスト、髪型以外はもっと再評価されてい
渋谷系洋盤ディスクガイド100 #055 THE CHARLATANS / Some Friendly (1990)
THE CHARLATANS / Some Friendly (Situation Two/ 8 Oct. 1990/ UK)ネオモッズ血統のおかげかインディーダンスバンドの中でも音像や佇まいの際立った端正さを誇った彼ら。同じオルガンのインスパイラルカーペッツあたりとの女子人気の差に「かわいい」の残酷さを痛感。米盤を買うと「The Charlatans UK」ってなっててガッカリさせられたのは
渋谷系洋盤ディスクガイド100 #054 DIANA BROWN & BARRIE K SHARPE / The Black, The White, The Yellow And The Brown (And Don't Forget The Redman) (1992)
DIANA BROWN & BARRIE K SHARPE / The Black, The White, The Yellow And The Brown (And Don't Forget The Redman) (FFRR/ 1992/ UK)寡作ながら「Masterplan」「Sun Worshippers」といった楽曲がレアグルーヴ~ジャズDJ中心に愛された洒落者男女二人組。唯一のア