aruku

生きる事はある意味で
歩くという事でもある
舗装路、農道、砂利道、ぬかるんだ道
小石にツマヅきながら
泥に足元取られながら掬われながら
それでも大地や色んなもん踏みつけながら歩く
すっかりボロになったスニーカー
ここまで来て今更
おnewに履き替えるわけにもいかん
どこで踏みつけてきたか知らん
誰かの吐き捨てられたガムみたいなやつが
靴底にヘバりつく
立ち止まって靴を脱いでガムを引っ剥がす事もせず
何年も何年もそいつを踏みつけながら生きてる

旅の途中で1枚の鏡に見合う
今まで知る事も出来なかった知ろうともしなかった自分の
ありのままを映し出してくれる鏡
鏡に映る我が身に目を疑った

何てカッコ悪いカッコしてんだ

道中で拾った
ネックレスや指輪やブレスレットなどの装飾品
ベルトループにぶら下げた
ヘンテコな顔した猫のヌイグルミのキーホルダー

カッコ悪いから
それは身に付けてても
きっと良くないものだから
やめた方が良いと鏡に諭されながらも
長年こうやって生きてきたんだ
もう身体の1部みたいなもんなんだ
簡単には棄てられないが
1つづつ脱ぎ棄てて新調していこうと思うんだ
これまで我が身の1部となって
共に歩んできてくれたもの
棄てるのではなく
その1つ1つに感謝を捧げ着替えてく作業

靴底にヘバリ付いたガムまで
簡単に剥がす事は出来ないが
少しづつでも
やっていこうと思うんだ
より綺麗な道をより綺麗な姿で歩んでいけるように

とゆう事で
まずは手始めに

改名させてもらいました

Fool
改め
ぷるたぶ a.k.a Fool(ふーる)