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徐々に元に戻り始めていますが・・・

今日、会社からの帰り道、通勤路にあるパチンコ屋の電気がついてました。
道路の渋滞も、GW前後とは比較にならないほど増えてきています。
朝夕の電車に乗ってくる人も、徐々に増えてきました。

非常事態宣言が解除されたことで、徐々にというよりも、急速に元に戻り始めています。
ただ、これって大丈夫なのか?
という疑問がかなり湧いてきています。

コロナショックという危機的状況の中で、いろんなコトが起こったはずです。
テレワークもその一つです。
今までやらなかったテレビ会議もそうです。
オンラインの飲み会なんて、まさに新しい取り組みそのものだと思います。
でも、その新しく生まれたものを、全部元に戻す勢いで、元に戻ろうとしているのは、どうなんだろうと思うのです。


コロナショックはまだ終わってない

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非常事態宣言が解除されたからといって、コロナショックが終わったわけではありません。
実際にはまだ、現在進行形で続いているわけです。

今回のコロナショックでは、様々な新しいルールが生まれました。
それらは、長年の既成概念を打ち破るほどのエネルギーを秘めていました。
従来の考え方からは、逸脱したものでもあるので、非常事態宣言という制約が外れたら、元に戻したくなる気持ちは理解します。
でも、それってちょっともったいなくない?
と思うのです。

従来の既成概念を打ち破るほどの、新しいルールたちこそ、次の時代を切り拓いていくエネルギーを持っていると思います。
だったら、制約が外れたから、元に戻れるから、元に戻そうとするのではなく、この期間に考えた智慧を今後も継続することが大事なのではないかと思うわけです。


解放された世界で、制約されたルールを守る

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特に私が従事している製造業は、これから大きく変化すると思っています。
基本的に、テレワークができない業種は、今後はテレワークができるように変わっていく必要があると思います。

何度も言っていますが、そのための条件は全て整っています。
AI(人工知能)やIoTによるデバイスの進化。
単純作業なら組み合わせられる、廉価版の組み立てロボット。
遠隔操作が可能なマニュピレータも、医療現場で実用化されています。
こうしたものを組み合わせれば、半自動化・テレワーク化は、製造現場であっても不可能ではありません。

今後、そうした取り組みをやる企業と、今まで通りの生産を続ける企業とでは、大きな開きがでると思います。
それこそ、今までの序列や順位が大きく変わるほどに、変化するでしょう。
そうした取り組みを、今後も継続するかどうかが、大きなカギになると思います。


今はピンチか? それともチャンスか?

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非常事態宣言が解除された今の状況は、ピンチか?
それともチャンスか?
これをどう捉えるかで、未来が決まると言っても過言ではないように思います。

副業でテレワークをしていたからこそ、テレワークができない自社の問題に気付けてますし、その中で、実際にテレワークできないのか?という疑問を持って、アレコレと調べている最中です。
実際に、私がやるわけではありませんが、情報は事前に調べておいて、何かの時に提案することは可能なはずです。

また、今やっている改善業務に関しては、マニュアル化を進めるだけでなく、オンラインでの指導を行えるよう、方法を模索しています。
正直、オンラインかができれば、たとえ別会社であってもそこに行く必要はなく、そこの社員さんやスタッフさんに、ビデオカメラで会社の様子を見せてもらえれば、おおよその指導はできるはずです。

もちろん、講義やセミナーといったものは、完全にオンライン化が可能ですから、いつでも対応できるよう、今の仕事の合間に、アレコレと準備をし始めています。

非常事態宣言は解除されましたが、まだまだコロナショックは続きます。
この危機的な状況を、どのように過ごすのか?

それによって、大きく未来が変えられると考えていますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?

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