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シニアの筋トレは、マッチョを目指すな!

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

また、スキやいいねをくださっている方々に感謝です。

さて今日ですが、自己紹介の記事でもお伝えしていた筋トレについてです。


世はまさに筋トレブーム、健康ブームと言える状況で、私も御多分に洩れず筋トレに挑戦しているところです(笑)。

ただ、私の筋トレは『宅トレ』が基本で、且つマッチョを目指してはいません。

今日はその辺りのことをお伝えしたいと思います。


右を見ても左を見ても、マッチョばかりのYouTube

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副業でセールス・コピー・ライターをしている関係で、新しいことを始める時は必ず、できるだけその情報をリサーチし、取り入れることにしています。

その結果、市場に筋トレ情報は溢れてはいるものの、私のようなシニア層(50代以上)に向けた筋トレの情報は、ほとんど存在していませんでした。

多分、その世代になると『筋トレ』より、老後のための『リハビリ』的なものになってしまっているようでした。

しかも、YouTubeをはじめとするSNSで見かけるもののほとんどが、マッチョばかり、というか「それしか無いのか?」というほどなのです。

そこで私は、ちょっと考えたのです。


先駆者に相談する

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私には、幸いにも知り合いの中に先駆者がいました。

私と同じ年代で、ずっと筋トレを続けている方がいたのです。

で、その方に相談したところ、色々とアドバイスをもらうことができました。

 ※ 筋トレではダイエットできない(体重は減らない)
 ※ いきなり自重トレをしない
 ※ マッチョを目指さない

その時いただいたアドバイスが、上の3点です。

筋トレがダイエットにならないのは、筋トレを始めるきっかけになった【ダンベル何キロ持てる?】でもやっていたので知っていました(笑)。

でも、残りの2点がかなり疑問だったのです。

そこで突っ込んで聞いてみたところ、非常にわかりやすい答えがもらえたのです。


いきなり自重トレをしない理由とは?

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自重トレとは、自分の体重を利用したトレーニングのことで、『腕立て伏せ』とか『腹筋(上体起こし)』、『スクワット』などがこれに含まれます。

では、なぜ自重トレから始めてはいけないのか?

その理由は非常に簡単でした。

筋トレを始めるということは、それまでは運動やトレーニングをしていなかったということ。

なのに、いきなり高い負荷をかけるのは非常に危険だというのです。

いきなり高い負荷って? と疑問に思うと、このように言われました。

体重70キロの人が腕立て伏せをした場合、腕には大体体重の70〜75%くらいの荷重がかかることになるのだそうです。

つまり、50キロ前後の重りを持ち上げるのと同じ負荷がかかるというのです。

これはちょっと想像していませんでした。

でもこれが事実なら、それをいきなりやることは非常に危険だと分かります。

ましてやそれを何回も繰り返しやったら、筋肉痛になるのも当然ですし、私のような世代なら、ヘタをすれば関節を痛めかねません。

これは聞く前に、独断でやらなくて良かったと、実感しました!


マッチョを目指さない理由とは?

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マッチョを目指さない理由も、聞いてみれば納得でした。

マッチョ(筋肥大)を目指す場合、トレーニングはどうしても高負荷のモノになると言うのです。

無理をして高負荷の荷重をかけたらどうなるかは、先ほどの自重トレでも分かる通り、身体を痛めるリスクが付きまといます。

年齢を重ねて、怪我の治りが遅くなっているにも関わらず、そんな身体を痛めるようなリスクは負うべきではないと言われました。

それに、「マッチョってかっこいいと思う?」とも聞かれました。

確かに言われてみれば、YouTubeの動画に出ている『ゴリマッチョ』の人たちを見ると、「自分と同じ生命体なのかな?」という疑問が湧いてきます(笑)。

「細マッチョくらいならいいかなとは思いますが・・・」と答えると、「その程度でしょ?」と言われて、これも納得。

このように、先駆者がいて、アドバイスをもらえたから良いようなものの、もしそうでなかったら、大変なことになっていたかも知れません。


シニア層の筋トレが目指すもの

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このようにアドバイスをもらうと、シニア層の筋トレというのは、非常に難しいのだということに気付かせてもらえました。

そして、その方と色々話すうちに、シニア層の筋トレの方向性が見えてきたのです。

今私が目指している、シニア層の筋トレは、以下のような目的を持って取り組んでいます。

 ※ 筋肉をつけることよりも、身体の新陳代謝を活性化させる
 ※ 筋肥大(マッチョ)よりも、筋持久力をつけることを目指す
 ※ 筋トレをするのが目的ではなく、各関節の可動域を広げることが目的

年齢と共に、身体は老化していきます。

それと共に、身体の新陳代謝も鈍くなってきます。

傷の治りが遅いとか、疲れが取れにくくなっているとか、そうした症状は身体の新陳代謝が鈍化しているからです。

ただ身体の新陳代謝というものは、年齢と共に鈍化するわけではなく、生活習慣や運動不足によって鈍化していくというのです。

逆に運動や筋トレを行うことで、身体の新陳代謝を活性化して、老化を遅らせることは十分に可能だということです。

ならば筋トレを通じて、身体の新陳代謝を活性化させることが、シニア層の筋トレの第一の目的になります。

それにいきなり高負荷のトレーニングを行うよりも、軽い負荷で正しいフォームを身に付ける方が、筋持久力を鍛えられるだけでなく、結果的には近道になります。

それに繰り返しを行う筋持久力の筋トレは、身体の各関節の可動域を広げることができるようになりますし、関節周りの筋肉を育てることもできます。

このような目的を持って筋トレを行うことで、幾つになっても健康で、活き活きとした生活を送れる可能性が高くなります。

そして、なんだかんだで始めてから半年。

シニア層の筋トレは続けることができています。

そして今年に入って、新しい筋トレメニューを開始し始めました。

その内容については、後日また共有させていただきます。


それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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