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80過ぎの母親に起こったちょっとした奇跡

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今日はちょっと早めの投稿です(笑)。

内容もいつものコーヒーとは違いますが・・・。


先日、母親が膝が痛いと言い出し、近くの整骨院に送り迎えしました。

お医者さんの話によると、膝に水が溜まっているとのこと。

で、すぐに抜いてもらったのですが、検査したところ血が混じっていたらしく、再度検査することに。

結果としては問題なく、ヒアルロン酸を膝に注射して、しばらく様子を見ようということになりました。


これはちょっとやばいよなぁ・・・。

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と思った出来事でした。

ウチの母親は、齢80を超えてはいますが、おかげさまで歳の割には元気です。

今でも仲良くしてもらっている友人の方々も多く、書き置き1枚残して、遊びに行くなんてこともしょっ中。

「〇〇さんところで2〜3日泊まってきます」

自遊人過ぎるだろ?

と思っていたわけですが、膝を悪くしたら、これは簡単には出歩けなくなります。

ある意味、嫌な未来が想像できた訳です。


踏み台昇降やってみたら?

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そんな時、たまたま自分が筋トレしているところに母親がやってきました。

「毎日、よくやるねぇ。私はもう無理だけど・・・」

と言われました。

その時、『ピンッ!』と来るものがあって、ダメ元で言ってみたんです。

「踏み台昇降やってみたら?」

以下、二人の会話です。

「え? なにそれ?」

「膝が悪いのはわかるけど、それで動かなくなると、余計に悪くなると思う」

「それはそうやろねぇ」

部屋の敷居を指差して、

「これくらいの段差なら超えられてる訳だから、この高さを使って『踏み台昇降』をやってみたら?」

「どうするん?」

「柱につかまって、ゆっくり登って、降りてを繰り返すだけ」

「簡単そうやね」

「10回でええから、やってみたら? この高さなら痛くないんやろ?」

「確かにこの高さなら痛くはないし、頑張ってやったら良うなるかな?」

「そこで欲張ったらアカン。自分の身体と相談して、無理やと思ったらやめたらエエから」

「ほな、ボチボチやってみるわ」

敷居の段差は10センチほど。

そこで踏み台昇降のやり方を説明して、実演して見せました。

母親としても、このまま動けなくなるのは嫌だったようで、前向きにやり始めてくれたのです。


1週間後に起こった小さな軌跡

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それから1週間後のこと。

それまで何度か会話はしたけれど、母親はいつも部屋にいたし、生活時間にズレがあるので、動いているところは見ていませんでした。

その日はちょうど自分の部屋に戻るところだったようです。

『ん? なんか普通に歩いてない?』

と疑問に思い、聞いてみると・・・。

「ああ、教えてもろたヤツやってたら、なんか楽になって、ほらここの段差、あそこの敷居より高いやろ。今こっちでやってるんよ」

とのこと。

「やっぱり、動かなアカンね。動いたら楽になったわ」

とご機嫌な様子。

「あんまり無理したらアカンで。身体と相談してやで」

と、一応クギは刺したものの、あまり聞いてないなって感じでした(笑)。

その後も、段差を利用した踏み台昇降は続けているようで、膝を痛める前の歩き方に戻ったみたいです。

ついでに、書き置き1枚で出かけるのも戻って・・・、ハァ・・・。

まぁ、元気に歩けるようになったから良いんですけど(笑)。


ちょっとした運動が大きな違いを産む

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何気なく進めた踏み台昇降でしたが、こんな結果をもたらしてくれるとは、思いもしませんでした。

何より、頑張って前向きに始めてくれた、母親に感謝ですね。

その後分かったことですが、かかりつけのお医者さんのところでも、同じように高齢者の方に運動を薦めているようです。

実際に筋トレのマシンを使って、指導士の方に来てもらって、筋トレをしているのだとか。

母親も「週1でイイから通おうかしら?」なんて言ってました。


年齢を重ねるごとに、身体は思うように動かなくなってきます。

それを年齢のせいにして、諦めるのは簡単ですが、それだと今の高齢化社会は生き残れないのではないかと思うようになりました。

何より、80歳を超えてなお、運動すれば身体は応えてくれるという実例を目の前で見せられたのですから、私自身も頑張らなくてはなりません(笑)。

実際に私も、筋トレを始めたことで、悩みの種だった肩コリが解消したのですから、年齢に関係なく運動することは、身体にとって間違いなくイイことです!

これからも筋トレをして、体調管理していきたいと思います!


それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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