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noteに初めて記事を投稿した感想

 

 『有料記事を登録する際に個人情報を登録するのが苦痛だった』

 それだけ。

 もっと楽にキャッシュの導線(?)を引っ張れるものだと思ってたよnoteって。

 「なんでそんなに個人情報渡すの嫌なん?」と思われるかもしれないが、これには理由がある。 

 俺はどこに出しても恥ずかしくない”底辺”だ。
 ニートだし、低学歴だし、就職経験も無い。(バイトはある)
 そんな人間は自分の人生から必死に目を背けようとするものだ。
 かつての同級生とは顔を合わせたく無いし、過去も思い出したくないし、未来も想像したくない。
 もし俺がメッシなら、こんな気持ちには微塵もならないに決まっている。
 そんな人間が自らへの道筋を示す、情報を例えnoteの運営にだって教えたくなるだろうか?

 

 いや、ならない!


 社会的成功の上下と、自己露出の容易さは密接にかかわりあっているという事である。
 俺は『必死に鏡を見ないようにしているブサイク』と同じ心境なのだ。

 それに、書きたいことも書けなくなるのでは?という懸念もあった。
 だって本名と住所握られている状態じゃあねぇ? それって金玉握られてるのと相違ないのでは?
 さっきの話と関係している様で、微塵も関係していないのだが、『勝ち組』の語源はブラジルに入植した日本人のうち、敗戦を信じなかった人たちが自らをそう称したことが由来だ。
 つまり、間違っている事を言っている集団がマジョリティになる事なんてこの世界では日常茶飯事なのである。
 そこに「NO!」と言って、開示されてリンチされる……そんなところまで想像してしまうのは俺が臆病だからなのだろうか?そうに違いない。そうであってくれ。

 なので、必死にnoteに個人情報を渡しても問題ないかググり散らかした。
 恥ずかしい限りである。
 
 そんなに個人情報をnoteに渡すのが嫌なら有料記事を書くの止めろ。というのは当然の流れだ。
 
 が、やっぱお金欲しい。

 そうなのだ。金銭欲があるのだ。この俺は。
 まぁ、金銭欲が無い奴なんて順風満帆な人生を送ってる奴だけだろう。そういう奴は、「真っ当な人はお金に執着するって有り得ませんよね(半笑い)」みたいなことを平気で言ってくる。死ね。
 
 つまり、お金に困ったことがあればあるほど、お金にがめつくなるのだ。
 そして人は逃げていき、金を稼ぐことも難しくなる、という悪循環に陥る

 ……のかもね。

 まぁ、貰えるとも思って無いのだが、『もしかして、お金貰えるのでは?』と思いながら文章を書くのと、『これは自己満足の社会奉仕なんだ』と思いながらタイピングするのではモチベーションに違いが生まれる。

 資本主義である。

 そういう訳で、清水の舞台から飛び降りるつもりで個人情報をくれてやった。

 冒頭に“それだけ”、と書いたがここまで書いて見るとそれだけじゃないことに気付く。
 具体的には文章の質だ。
 もっとちゃんとした文章を始めに書いても良かったのだが、ハードルを低くした。
 続けるにはハードルが低い方が良いだろうという判断だ。頭良いね俺。
 いや、そもそも俺は難しい文章を書く訓練など受けていない。だから面白い文章を書こうとしても実は無理だ。とっ散らかった文章を読むことを覚悟の上で読んでくれ。(読まないという選択肢は無いことは予め言っておく)

 他にも『最初から有料記事にするのは何の発展性も無い行為では?』とか思ったが、まぁこれはいいか。

 なんつーか、そこまで本気じゃないのだ。
 『とりあえず、やってみよう』の精神でやってみたのだ。
 上手く行けばそれで良いし、上手く行かなくてもショックで樹海で首を吊るだけで済む。
 

 「未熟な文書でお金を貰おうとするのはどうなんだ?」
 「金金って言うんじゃねぇよ。ガキの癖によぉ!」

 そんな、もっともかつ定見の無い意見がある事は分かる。(ちなみに俺は30代のいい歳のオッサンだ)

 俺だって素晴らしい文章を書いて、報酬として真っ当なお金を貰いたい。
 しかし才能がいくらあっても、モチベーションが無ければ延びることは無い。
 いくら将来的には巨木となりうる植物の種でも、水が与えられなければ芽吹くことも出来やしない。
 未来の大作家のモチベ―ション。つまり『ファーストウォーター』(?)たる権利が貰えるとなれば、決して無駄な出費では無いだろう。
 ビットコインが世に出て来た時、だれも見向きもしなかった。
 ピザ二枚にビットコイン一万枚だったのは有名な話だろう。
 今となってはビットコイン一万枚は100億円。ピザ一枚が50億円である。

 そして俺がそうならないという保証はどこにもない。つまり今の100円が100億円になりうることも当然あり得る訳である。
 今の俺に投資することはつまりそう言う事なのだ。

「いやーアイツに最初に恵んでやったの実は俺なんだよねー(^_-)-☆」

 俺が有名になった時にそう言いたくはないか?
 いや、別に乞食行為をしている訳では無いのだ。勘違いしないでくれ。noteがそんな場所ではないことぐらい知っている。人生上手く行ってる奴らの自慢大会の会場だろ? 知ってるとも、ぼくはあたまがいいんだ。

 これは純粋な利他的な行為である。
 俺はアンタに幸せになって欲しいのだ。
 というのも、『見ず知らずのニートに回線越しに小銭を恵んでやると、QOLが上昇する』というデータがある。

 嘘かと思うかもしれないがこれは本当の事だ。
 だから俺は「こいつ乞食かよ……」と思われることを覚悟の上で敢えて、そうしているのだ。実に健気である。
 実際、そういう研究結果が1996年にマサチューセッツ工科大学で発表されているし、つい最近ネイチャーにも査読付き論文として掲載された。


 

そういう夢を昨日見た。




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