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心に留まったこと、気になったこと、これからよく知りたいこと、気づいたこと、アイディアなどをメモしておくノート。ちゃんとまとめようとか、うまいこと書こうとか、考えずにいきます。 …
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2024年4月の記事一覧

世界の一人あたりのごみ量

フランス政府のプラスチック対策の勢いがすごい。 そんなことでもろもろ資料を調べるなかで、半年ほど前のレポート「フランス自治体の“ごみゼロ”への挑戦」に目を通す。2030年の一人当りの年間ごみ量の目標が「500kg」とあり、なんですって?となった。 2021年度の京都市の一人一日当たりのごみ量(家庭ごみと事業ごみを合わせた合計)は758g。一年だと277kgだ。おっと、そんなところからのスタートでしたか、フランスよ…。だいぶ誤解してた。ちなみに世界的にみても、日本はかなり少ない

ヒエラルキーアプローチ

カーボンクレジットをテーマにしたWWFの企業向けのウェビナーで「緩和のヒエラルキー」の解説があった。 資料:https://www.wwf.or.jp/activities/data/20221003Konishi.pdf 企業が「脱炭素、やってます」と主張する場合には、 1)科学に沿った削減経路の目標を設定する 2)自らのエネルギー消費を削減する 3)脱炭素・低炭素エネルギーへの代替 ここまでやったうえで、どうしようもない部分を 4)補償する(オフセット含む) に進む。

梶田真章氏のことばから

すべてを電化せよ!

示唆に富んだ本。以下で訳者あとがきを読むことができる。とても面白い。 ここにもあげられているとおり、アメリカのエネルギーフロー全体を見せたサンキー図は衝撃的だった。こんなふうにエネルギーの流れをすべて俯瞰できるなんて! 著者はジョー・バイデンの気候アドバイザーとして実際に政策に影響を与えたという実績をもつ人物なのだが、訳者は彼を「変人」という。 興味深し。Google翻訳に頼って、いろいろ読み進めたい。

廃棄物処理業者、ナカダイ。

ナカダイについては、さまざまなメディアで紹介がある。NHKのページはよくまとまっているし、この記事もいい。以下動画はタイトルから感じる期待以上に、内容が踏み込んでいて興味深し。 ナカダイが2020年に出している「NAKADAI & MONOFACTORY Handbook 2020」が気になる。読みたい…。

行けよ、学校

無暖房の家、すごい

上記内閣府のサイトに掲載されている前真之先生の資料から。 外気温が0℃以下にもなっているのに、暖房のないトイレの気温が20℃前後をずっと保っていることがびっくり。これが「HEAT20」の家なのだろうか。 先日行った勉強会で、4つの家の室温の変化を測ってみた。 その結果とレベルが違う。