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お店の参入障壁を考える

夢食堂サミットのアーカイブ視聴期間は明日までです!まだの方はお見逃しなく!こちらから新規申し込みも受け付けております。
https://dokiwakulife.com/summit2021/

おはようございます。かとうひろあきです。

全国の飲食店による子ども食堂のプロジェクト『夢食堂』の運営をしています。

今日は、『どうやったら夢食堂が広がるのか』という、ど真ん中直球なテーマで記事を書こうと思います。

僕も本部も、まだまだ模索段階の問いですが、今考えてることを、ここでオープンにさせて頂ければと。

夢食堂サポーターの愛菜さんによる絵本のクラウドファンディングから、夢食堂へ協賛の案件もいただいております。皆様からの温かいご支援を賜れましたら幸いです😌


絵本プロジェクトはこちらから↓
https://camp-fire.jp/projects/view/524026


夢食堂の現在地


夢食堂が始まって約半年が経ちましたが、今では59カ所の飲食店さんが、全国から参加してくださっています。そのうち、実際に夢チケットの導入を始めているのは35ヶ所です。

夢食堂が公式に発足する前、まさにプロジェクトが始動し始めた頃には、「2021年末までに1000店舗いこう!!」という話し合いもされていました。

当時はまだ見切り発車的な部分もあったので、これは「目標」というよりは、むしろ「景気づけ」の意味が強かったようにも思います。

現在の数値と比較した所で、「目標に遠く及ばなかったからアカンでこれ」とは、なりません。

それよりも大事なのは、

「自分たちがどんな行動をして、どんな結果が出たのか」

を極限まで高い解像度で分析していくことなのかなと思います。

なんだかんだで、ここまで行動面では色々なことをやってきました。

その結果、着実に店舗数が増えてくださっているのは、大変心強いことです。本当に感謝しかありません。


参加店舗を増やすために


多くの飲食店さんに参加して頂くためには、お店の立場になった時の「参入障壁」を限りなくゼロに近づける努力をする必要が、本部にはありそうです。

例えば、

・なんのためにやるのか分からない
・子ども食堂に意味があるのか分からない
・やっても子どもが来るのか分からない
・まず何から始めればいいのか分からない
・本部が信頼できるのか分からない
・経営に対してプラスがあるのか分からない
・誹謗中傷の的にならないか不安
・そこにいる人たちと上手くやっていけるのか不安
・本部からの規制や制約に耐えられるのか不安
・あらゆるトラブルが想定される中で、その一つ一つに対応できるのか不安
・スタッフに分かって貰えるのか分からない
・始めても無視されるかもしれない

などなど、始める際の壁になりそうな要素は、想像するだけでも永遠に出続けます。

これら一つ一つの問題に対する解決策や考え方を、ノウハウとして蓄積する必要がありそうです。

そして、それらを上手く浸透させるための手段を模索し続けなければなりません。これこそ、「手段は100万通り」というやつです。
#チャーンス

打ち手の一つとして考えられるのは、「夢食堂のあり方やノウハウが全て集約された本を無料公開する」というやり方。

僕一人が死に物狂いで取り組めば、時間がかかったとしても実現可能な手段だと思います。


文化なんてそうは作れないさ


夢食堂のゴールを考えてみれば、「夢食堂を日本の文化に」と謳っているくらいですから、当たり前に夢食堂の取り組みが浸透した状態(=本部がいらなくなった状態)に初めて、夢食堂プロジェクトは終焉を迎えるわけです。

一番理想的なのは、自然消滅してフェードアウトしていくイメージですかね。

そこまで目指しているのですから、思った通りにことが進まないのは、基本的に全て想定内かなと。一石一鳥には行かないのが、またやりがいでもあります。

ノブさんは、「加速度的に増えていくだろうから、その時に本部が耐えられる体制を作っておくのが大切」と言っていますが、僕の頭では、突然爆発するんじゃないかと考えています。

ある瞬間にいきなり火がつき、一気に広まっていくようなイメージをしています。

いずれにしても、「目標が2万店舗」であるなら、その結果が表面に出る前から、本部は2万店舗に対応できる状態になっておく必要がありそうです。これは、【視座】とか【志】とか【器】の問題です。

だから、今の状態に対応できるだけでは全く不十分で、常に先を見越してあらゆる問題に対応できる心構えと仕組み、体制を作る努力をし続けます。
#備えあれば憂いなし

そんなこんなで、今日はここまで。

ありがとうございました。

では、また!


【追伸】

■絵本プロジェクト


■夢食堂寄付額
頂いたお金は夢食堂の運営費として使用させて頂きます。
たまにお金の使い道についても発信しています。


■飲食店向け夢食堂説明会日程:


夢食堂HP:


全国の夢食堂一覧:


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