相手に喜んでもらいたい
「これを自分の人生を変えるきっかけにしたい」と思えるできごとが、ここ数ヶ月で立て続けに起きています。出会いと経験に感謝ですね。
おはようございます☀️
全国の飲食店に夢チケットの仕組みを普及するプロジェクト『夢食堂』の事務局をしている者です。
今日は「相手に喜んでもらいたい」という話を書きたいと思います。
思わぬ失言
数ヶ月前のことです。僕は地元の子ども食堂に参加しました。
その日は見学としての参加でした。夢食堂の事務局としてではなく、一人の社会人として、その子ども食堂の様子を見てたくさんのことを学ばせて頂きました。
その場で子ども食堂の運営方法や、子どもたちの反応などについて質問もさせて頂きながら、勉強していると、今度は僕が質問される側になりました。
「ところで、加藤さんはどんなお仕事をしているの?」
そこで夢食堂のお話をさせていただくのですが、そのとき僕は、予期せぬ形でその場にいたボランティアさんの一人を怒らせてしまいました。
「子どもが毎日でも来れる食事の場を作りたいと思っていて」
そう言ったときのことです。かなりキツめに、言葉の嵐を頂きました。
このときの経験は、今でも僕の中で大きな教訓になっています。自分の中に悪気はなかったとはいえ、ものすごく考えさせられました。その時に言われた言葉をよくよく振り返ってみると、「毎日できていない子ども食堂はダメだって言いたいのか?」というメッセージが込められていたように思います。
もちろんそれは、本意とは全く違うのですが、そう伝わってしまったことに深く反省しました。
子ども食堂は、子どものためだけにある活動ではないと思っています。そこにいるボランティアさんにとっても、地域と繋がる場になっていたり、子どもを育てるママさんの負担を軽減する機会になっていたり、関わる人がやりがいを見出せる場になっていたり、さまざまな「意味」がある活動だと思っています。
そんなわけで、子ども食堂を「生きがい」の一つに感じられている方もいらっしゃいます。そんなときに突然見学しにきた若造が「いつでも食べられる場所をつくりたい」などと発言したら、自分の存在を否定されたような気分になっても、おかしくないのよなと思いました。
そんな経験を通じながら、言葉の使い方には慎重になるよう、心がけています。
コミュニケーション
自己啓発のど真ん中なテーマですが、「言葉の力を活用する」という話を至る所で耳にします。メンタルトレーニングの世界でも、最大限のパフォーマンスを発揮するためのツールとして「言葉の力」はよく用いられているようです。
僕自身の経験からも、言葉の力はとても大きいように思います。ただそれだけに、扱いには慎重になるべきだと感じるときがあります。自分の場合、社会人としての未熟さゆえに、言葉の力に振り回されてしまうこともあるので、やはり修行が必要ですね。
そのため「言葉を慎む」というのが、ここのところ自分の中でテーマになっていました。
なんですけど、最近の自分は身長になりすぎて、縮こまっていたように感じます。
相手を怒らせないように、怒らせないように、傷つけないように、
という意識が働きすぎて、なんというか、ビクビクしながらコミュニケーションをとっていた気がします。
これはこれで、う〜ん。
もうちょっと魅力欲しいなぁ。
そこでふと思ったのが、
「失言しないことよりも、相手に喜んでもらうことを考えたい」
ということでした。
相手に嫌な思いをさせないように、言葉を慎重に選んだり、相手の気持ちを慮ったりする姿勢は、大切だと思います。ただいつの間にやら、自分が悪く見られないようにすることを考えるようになっていた気がします。
それよりも人と話すとき、人の話を聞くときには「相手に喜んでもらいたい」という積極的な姿勢を心がけていきたいものです。
まずは自分が相手の人脈になる
学生時代に学ばせていただいた中でも特に大きかったものとして、
「人と接するときは、先に自分が相手の人脈になる」
というのがありました。
それまでの自分は、いつも相手に何かやってほしい、協力してほしい、という姿勢しか持っていなかったのですが、この教えに出会ってから、大きく人生が変わっていくことになりました。
あらためて今、この原点に立ち返りたいなと思っています。
まずは自分が相手の人脈になる。相手に喜んでもらいたい。
とてもシンプルですが、これを生き様として実践しているような存在になりたいものです。
これから全国行脚が始まります。きっとたくさんの方々との出会いが待っています。そのときに、相手に喜んでもらえるような接し方を意識して、また大きく成長、バージョンアップしていきたいです。
今日は以上!
ありがとうございました〜!
【追伸】
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