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社会的需要と供給はある

初めてのラジオ出演は飛び入りでしたが、とても刺激的で楽しい時間でした!素晴らしいご縁にも恵まれて充実していました。

おはようございます☀️

全国の飲食店に夢チケットの仕組みを普及するプロジェクト『夢食堂』の事務局をしている者です。

先日、「子どもの未来アクションフォーラム」というオンラインイベントに参加してきました!全国の実績ある子ども食堂やフードパントリーなどから、さらに選りすぐりの主催者が集結して講演や対談が行われるイベントでした。

基調講演には『むすびえ』から湯浅誠先生(おそらく子ども食堂界で最も権威のある方)が登壇して、約1時間のお話がありました。僕としても湯浅先生の講演は初めてだったこともあり、とても刺激を受けました。

今回はこのイベントに登壇された、茨城県でフードパントリーや学習支援など多岐にわたって子ども支援の活動をされている『amiseed』さんの代表である清水直美さんにこのイベントを教えてもらいました。正直、「直美さんを応援しよ〜」みたいなスタンスで申し込み参加したのですが、実際には学びに溢れまくっていたため、ずーっとメモしながらのめり込んでいました。

今日はその学びの一つをシェアしたいなと思います。


助けてほしい子ども、助けたい大人


全国から精力的に活動されている方々が集まり、現場での経験やそこから感じ取れること、それぞれの姿勢や考え方を共有してくださりました。すごくためになる話ばかりだったので、また機会があれば参加したいなと思っています。

その中で、多くの方が共通してお話ししていたことがありました。助けを必要としている子どもがたくさんいて、何かしたいと思っている大人もたくさんいる、ということです。

しかしその一方で「助けて」を言えない子どもがほとんどで、「何をしていいのか分からない」という大人がほとんどである、ということも同時にお話しされていました。

これは僕たちの中でも度々話題に上がって来たことでしたが、改めて全国で活動されている方々からの共有を聴いて、その確かさが伺えたように思います。

実際に現場で起きた出来事や、登壇された皆さんが関わってきた子ども達にまつわるお話を聞いていると、まだまだ自分は知らないことばかりだなと痛感させられます。

特に「助けを必要としている子どもはたくさんいます」という話はかなり印象に残りました。助けを必要としていても「助けて」というには相当な勇気がいるもので、声を挙げられない子がほとんどなのだと。だから問題の実態の見えづらくなっているようです。

子ども食堂やフードパントリー、学習支援などを通じて日頃から子どもとの関わりがあり、子どもとの信頼関係や安心を築けているからこそ、時折子どもが自発的に本音を漏らすのだといいます。

我慢して我慢して、どうにもならなくなって「助けて」と声を上げたときには大抵、取り返しがつかないところまでいっているとの話もありました。

子ども食堂は、子どもにとっての安心の居場所でもあり、「助けて」が言いやすい環境づくりでもあり、問題の「予防」にもなるというのは、改めて頷ける話だと感じました。


何をすればいいのか?


地域の大人の方々にも、「何かしてあげたい」と思っている人はたくさんいるといいます。これは僕たちも夢食堂を通じて目の当たりにしてきたことです。夢チケットを導入した店舗でお客様が支援する夢チケットの数を見れば、それは明らかだと思います。

そうなんですが、

「子どもが助けを求めている」

という情報だけでは、一体自分には何をすればいいのか分からない、という方がほとんどなのではないでしょうか?

僕自身、幸運なことにご縁あってノブさんと出会い、大嶋さんや大谷さんらとも繋がりを持てているために、今は活動できているだけです。

「子どもの貧困問題が深刻だ」と言われても、自分がそこに関わって力になれるとは、なかなか思えないと思います。

多くの方が「何かしたいけど何をすればいいのか分からない」という状態なのかと思いますが、「子ども食堂」はその一つの答えになっているようです。

子ども食堂は多くの方にとって、比較的参入しやすいですし、成果も出やすい(簡単とは言ってないですよ!)。単なる「支援」としてだけでなく、仲間が増えたりやりがいを感じられたり、その人自身の人生も豊かなものになっていく、という効果もあるとの話もありました。

ということで、もし「自分も役に立ちたい!」との衝動に駆られましたら、お近くの子ども食堂に足を運んでみるのもおすすめです。

(下心:なんなら夢食堂のことも広めてくれたら嬉しいですね)

今日は以上です。

ありがとうございました!



【追伸】


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