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コワーキングスペース

この度、「事務局長」という肩書きを仰せつかりました。今までと組織図や業務内容に変動はありませんが、責任がまったく変わります。気を引き締め、責務を全うできるよう精進します。

おはようございます☀️

全国の飲食店に夢チケットの仕組みを普及するプロジェクト『夢食堂』の事務局長をしています。

夢食堂プロジェクトは「夢チケットを飲食店に普及する取り組み」で間違いありませんが、いろいろな活動にも目を向けています。その一つに「コワーキングスペースを立ち上げてはどうか?」というアイディアもあって、時間を見つけては視察に行ったり、利用している人の話を聞いたり、働いている人や経営者の方からヒアリングをさせて頂いたりしてきました。

今日は現時点で集めた情報をまとめてみようかと思います。


コワーキングスペースという着想


着想が生まれた一つのきっかけは、資金源を開拓したいという考えからでした。寄付や協賛、助成金などの資金源が非営利組織においては主流ですが、その他にも事業収入があれば更に良いなと考えています。

そこで、お金が生まれる仕組み(事業)を開拓しようと考えた結果、

本を出版しようとか、
研修プログラムを立ち上げようとか、
飲食店を立ち上げようとか、

いくつかの提案が持ち上がった中の、コワーキングスペースは一つでした。

読者の皆様には経営者として実績をあげられている方々もおられますし、この場でボクがいうのもおこがましいですが、コワーキングスペース構想がうまくいけば非常に魅力的な資金源になりそうです。

原価や人件費などが非常に少ない特徴を持っていたりするので、基本的なコストは家賃と水道光熱費、その他設備費、になります。立地によって家賃は大きく変動しますが(都心と地方ではケタが変わる)、一定の顧客を獲得することができれば安定的な収益源となります。

だいぶ現実的な話になってますが、この着想には「夢」や「理想」も出発点になっています。

コワーキングスペースがあれば「人が集まれる場所」になります。そこではボクたち本部の人間が働いていて、たまに大嶋さんや大谷さんも来たりしする。本部のミーティングがそこで行われていたりする。

キッチンスペースもあって、夢チケットで子どもがご飯を食べに来たりしながら、そこで働いている人の目に子どもの姿が映る。駄菓子コーナーが設置されていたりして、子どもが来やすい。夢食堂のサポーターさんやインターンの人たちもそこで働き、プロジェクトに関わりたいと思ってくれている方々が働く場になっている。。。

みたいなイメージから始まりました。


顧客は誰か?


今書いていても思ったし、実績のある方からもご意見をもらったのですが、この着想そのままでは無理がありそうですね。

コンセプトがバラバラなのと、そこを利用する人たち、そこに来る人たちがどうしてそこにいるのかがよく分かりません。人の目線に立つ必要がありそうです。

今日では巷にさまざまな理論が打ち出されていますが、「ビジネスは顧客からスタートする」というのが世界的にも通例になっています。およそ「顧客」という視点が抜けているビジネスで成功しているものは見当たりません。

コワーキングスペースの着想も、

・子ども
・利用者
・本部
・サポーターやインターン

などいくつかの登場人物が出てきましたが、彼らのことをもっと深く知る必要があるのは高校生でもわかる話。そして彼らにとっての価値を追求しないとですね。

現時点では「顧客は誰か?顧客の価値は何か?」というはじめの一歩を定める段階にいます。そのために情報を集めているという感じです。


立地と顧客


飲食店経営の場合は「原価・人件費・家賃で70%、利益率10%(←間違ってたらすみません修正します)」というおおよその目安というか、通説があるようです。

コワーキングスペースをやる上でも気になったのはその辺りの目安が業界的に存在しているのかどうか。

これについては、コワーキングスペースを経営されている方に何人かお会いして、直接聞いてきました。すると皆さん同じ返答で、「立地とターゲットによる」でした。

東京都世田谷でやるのか埼玉県桶川市でやるのか、50代の経営者を相手にするのか20代のリモートワーカーを相手にするのか、などでやるべきことや適切なサービスと価格は全く変わるようです。

こうして言われてみて自分でも発信してみると、「なんて分かりきったことからできていないんだ・・・」と思ったりもしますね。とはいっても、ターゲットや立地を決める応えは自分の中よりも外にあるのが普通です。今は「地熱を温める」のが重要で、そもそもコワーキングスペースという構想は吉か凶か、見分けねばなりません。

引き続きアイディアを練りながら、情報収集を進めます。

読者の皆様に「夢があるけど不安」「何をしていいか分からない」と思っておられる方もいるかもしれません。が、ボクたちもそんな段階から始めて、恥ずかしい思いをしたりクヨクヨしたりしながら地道に進んでる日々です!

SNSとかメディアとか見てると輝いてる人たちも、意外と裏では普通にクヨクヨしてたりするし、「みんな偉そうだけどそんなもんだぜ」と思って少しでも勇気を出してもらえたら嬉しいです。

今日は以上!ではまた!



【追伸】


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