相手によって伝えるべき情報は違う
花粉と格闘する日々が続いています。仕事にもだいぶ影響している感じが、、、
おはようございます☀️
全国の飲食店に夢チケットの仕組みを普及するプロジェクト『夢食堂』の事務局をしている者です。
最近はいろいろな人とお話をする中で「相手によって伝えるべき内容を選ぶ」ということを学んできたので、今日はそれをアウトプットしたいなと思います。
学びと発見の宝庫
相変わらず地域の子ども食堂には参加し続けています。これまでどのくらい参加してきたでしょうか。少なくとも回数で言えば、そろそろ20回が見えてきてる頃じゃないかなと思っています。
県内外問わず、さまざまな子ども食堂やフードパントリーを見させていただく中で、学びや気づきは毎回溢れています。
良くも悪くも、まだ全然慣れません。いく前は緊張で震えます。その緊張は会場に着いてから発する第一声の「こんにちは!よろしくおねがいします!」への返答で、解かれる場合もあるしむしろ高まる場合もあります。
大体の場合は、暖かく歓迎してくださりますので、ありがたくお手伝いさせていただきながら、楽しい時間を過ごすことができます。一方で、とてもぶっきらぼう?(親しみを込めて)な方が主催していることも結構あるので、その時は一歩間違って逆鱗に触れないようにと、汗ダラダラ流しながらコミュニケーションを取ったりします。
でも、終わってみればそういう方ほど温かい思いを持っていたりします。ちゃんと話してみると柔軟に理解を示してくださったり、言葉や態度は荒々しくても考えていることや行動には配慮や想いが表れていたり、するものです。
たくさんの方々と出会い、コミュニケーションを取らせていただく中で、たくさんのことを実践の場で学ぶことができています。
ある方との会話で
先日も埼玉県内で開催されている子ども食堂に伺ってきました。お手伝いもさせていただき、また夢食堂にも関心と共感を示してくださり、大変嬉しかったです。
そこでも夢食堂のお話をさせて頂く機会を設けてくださりました。飲食店さんとのつながりを持たれている方々がそこに参加していたこともあり、主催者の方が取り計らってくださりました。そこまでしてくださる方は珍しいので、この時は感謝と驚きで感無量でした。
夢食堂のお話をさせて頂くときには、できるだけ簡潔に説明するようにしています。プレゼンは短く、要点をまとめられるように心がけています。
このときお伝えしたのは、
「子どもに日常の食事の機会を提供できるよう、既存の飲食店さんにそ呼び掛けている」ということと、
「そのための仕組み(スキーム)として夢チケットというものを導入していただいている」という事の2つでした。
大体このくらいの説明をすると、なんとなく分かった感じになります。一方で疑問だったり、「それで大丈夫なの?」という懸念点などもたくさん頂くことが多いです。
この時の場合には、「もう少し飲食店さん側にもメリットがある活動じゃないと、やってくれないと思うよ」という、直球フィードバックをいただきました(これはこれで珍しいです)。
なるほど、今までの説明だけだと、なかなか飲食店さんの視点で「参加する理由」が見えずらかったのか、、、
これは大きな学びでした。
子ども集めの活動ではない
そんな気づきを得ながらも、結果的にはすごく応援してもらえることになりました。
「飲食店さんに取ってのメリットが感じられない」というフィードバックに対して、僕は「夢食堂に参加するメリット」ではなく、「夢食堂のイメージ」をお伝えすることで返答しました。
というのもその方は、夢食堂に参加するメリットが知りたいというよりも、夢食堂に参加することで飲食店さんが疲弊してしまわないか、とご心配なされていたからです。。
その視点はまさしく合っていて、この取り組みによって直接の利益は生まれづらいですし、子どもが来れば来るほどお店は大変になってしまいます。
そこで、夢食堂は毎日子どもに「食事」を届けるのが目的ではなく、毎日子どもに食事の「機会」を提供する取り組みだとお伝えしました。
イメージは子ども110番の家。子どもに活動を知ってもらう事は重要。必要がある時には安心して夢食堂を利用してもらえるよう、信頼関係を築くことは重要。だけども、家庭で食事ができるのであればその方が良い。必要がないのであれば、夢チケットを利用せず家庭で食事してもらえれば良い。
そんな感じでお伝えしました。
すると、
「それはいい企画だね!!」
今度は非常に共感と賛同をして頂けました。子どもをたくさん集めて食事を届けることよりも、困った時には子どもが利用できる食事の機会として「存在する」ことが大事、という趣旨を分かっていただけたようです。
相手が知りたい情報は、言葉や表情などからその「意図」を汲み取りながら察知して、お伝えしていくことが大切だなぁと学べています。
これからも行動を繰り返しながら、生きた学びの中で成長してまいります😊
以上です!
それではまた〜!
【追伸】
■夢食堂寄付
夢食堂プロジェクトの運営費として使用させて頂きます。
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