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モノが売れるかより、良さを売るかどうか

志の高い人たちと一緒に過ごしていると、不思議なことに疲れないんですよね。遅い時間まで語らっていても眠くならなかったり、むしろエネルギーが充満していくような感覚になります。

志の熱い仲間たちがどんどん増えていくことほど、心躍ることってそう多くはないと思います。このつながりは宝物です。本当に本当に、大切にしていきたいなと思います。

さて今日は、「モノが売れるかより、良さを売るかどうか」というテーマで記事を書こうと思います。


大谷さんの仕入れにて


去年の末ごろに、大谷さんのお店の仕入れをお手伝いさせていただく機会がありました。大谷さんは毎日朝4時に起きて、市場に行っています。

そこで主に野菜や果物を仕入れて、経営する八百屋さんに卸しています。この八百屋さんがものすごい繁盛店でして、良いモノが安く買えて、さらに「接客」という八百屋さんとしては新しい特徴を持っています。

なぜ良いモノが安く買えるのかというと、大谷さんが市場との信頼関係を築き上げてきているからであり、たくさんの食材を大谷さんたちは販売することができるからだと言います。

生産者側の立場からしても、「あそこだったら多く仕入れてくれるし、人当たりもいいから信頼できる」というのは納得できるのですが、逆にどうして他のお店ではそれができないのでしょうか。

他のお店でもたくさん仕入れてたくさん販売していけば、同様に低コストで良いものを仕入れられるようになるんじゃないでしょうか。

どうやらこの「販売力」が、大谷さんのお店が他の追随を許さない特徴の一つのようです。

市場からお店に向かっている途中の車で、大谷さんに「どうしてそんなに売れるんですか?」と質問してみました。

すると、「うちは売れるかどうかよりも、売るかどうかしか考えていないんだよ」と教えてくれました。

モノを仕入れて、それが売れるのかどうかは運次第、という考え方ではなく、物を仕入れたら、「どうやったらそれが売れるのか」、をみんなで考えると言います。

究極は、その「考え方」の違いだけかなと大谷さんが教えてくれたのは、目から鱗の学びでした。


自分達の良さを売る


先日も大谷さんの講演を聞いていた中で、「モノが売れるかどうかより、良さを売るかどうか」というテーマのお話がありました。

売り上げに繋がるのは、商品だけに依存するものではなく、むしろ売り手である自分達が何を打ち出し、何を訴求するのかによって変わると言います。そこで重要になるのが、「良さ」を知るということだと話されていました。

良さを知るにあたっては、

・自分達の良さ
・自分達の積み上げてきたもの
・自分達のビジョン

と徹底的に向き合うことが大切だと言います。

そうして良さを明確にすることができたら、それを売っていくと。売るのは商品ではなく自分達の良さだと、そう学びました。

大谷さんの講演から学んできたことは非常に多いです。大谷さんだけでなく、フードリボンのオーナーさんが話す内容には、いつも学びで溢れています。

全国行脚では、第一部にオーナーさんによる講演があります。ぜひとも、たくさんの方々に聴いて頂きたいです!!

学びと気づきと発見と、、に溢れています!どうぞよろしくです!

今日は以上!ありがとうございました😊



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